お知らせ

ミヤイチnews

令和5年7月8日(土)、宮城第一高校最大の行事のひとつ、歌合戦が行われました。

令和5年7月8日(土)、宮城第一高校最大の行事のひとつ、歌合戦が行われました。

クラスごとにテーマや楽曲を選定し、作詞、振り付け、背景画などの大道具や小道具に衣装の製作と、担任の指示無く全て生徒主体で準備され、級友と協力して計画的に製作・練習・実行と、意見の集約や葛藤が生じる大変な準備になります。また、進行も実行委員を中心とした、演劇部や放送部などによって行われます。本校における自主自律とSTEAM教育を体現する行事といえます。

初めて挑む1年次、成長を見せる2年次、流石と言わせる3年次と、観衆を魅せる一日となりました。

 

1位 3年2組「アルゴス~暗闇に光るメデューサの星~」

1位 3年4組「楊貴妃~美と憂いの運命~」

3位 3年1組「アメリア・イアハート~空に憧れつかんだ景色~」 

2年次特別賞 2年1組「アンネ・フランク~日記に想いを~」

1年次特別賞 1年5組「切花の女王~Blue Rose~」

国際探究「探究講義」実施しました

7月4日(火)3,4校時東北大学の東北アジア研究センター准教授 デレーニ アリーン先生をお招きして、国際探究「探究講義」を実施しました。アリーン先生は文化人類学が専門で、当日は日本の漁業文化やグリーンランドの漁業文化、災害や温暖化によってどのような影響が出ているか、さらにフィールドワークの進め方についてお話をして下さいました。

国際探究科の生徒にとって初めての英語による講義でしたが、少しでも内容を理解しようと集中して聞く姿勢が見られました。

令和5年度宮城県SSH指定校及び理数科設置校合同発表会に参加しました

令和5年7月2日(日)、仙台市科学館を会場として、宮城県教育委員会の主催のSSH指定校及び理数科設置校合同発表会に参加しました。この発表会にはSSHに指定されている仙台第一高校、仙台第三高校、多賀城高校、古川黎明高校のほか、本校と仙台向山高校の6校が参加し、計24題のポスター発表が行われました。また、高校生による科学実験教室も行われ、科学館に訪れた多くの方々で賑わいました。

本校からは、理数科の課題研究から2題、理数探究科の探究から2題、生物部と地学部より2題の計6題、18名の生徒が発表しました。聴衆は小さなお子様から高校生、さらには大学教授や医師であるという大人まで、様々な方々へ分かりやすく説明するとともに、様々なレベルの質問にも言葉を選んで丁寧に答えていました。

科学館のご厚意により、発表の合間には館内を自由に見学することができたほか、参加した生徒全員に教育委員会から優秀賞の賞状をいただくことができました。

 

以下は、参加した生徒の感想です。

・質問をたくさん受けたことで、新たな発見をすることができた。また、他の学校の発表も聞いて、自分の探究をもっと深めることができると感じた。

・他の学校の生徒さんの研究に対する意見を聞くことができたので、いい発表会にできたなと感じました。

・昨年はあまり伝わらなかった研究への思いや努力を、科学館の方やアシスタントティーチャーの方に伝えることができ、自信ととともに今後の研究に向けての意欲に繋げることができた。

・他校の生徒や来場者さんと交流することができてよかったと思います。また、中にはお医者さんや薬学部の方もいたので、自分の知識も深めることが出来ました。

・他校の生徒と関われたこと、色んな人に自分たちの成果を聞いていただけたことが嬉しかった。

・自分たちの研究に対して他校の生徒や先生から様々なアドバイスをもらい、これからの研究を進めるうえで非常に参考になった。

・他校の発表を聞き、自分たちとは違った視点や、疑問を持つ人がいて、新たな学びができました。

・人を惹きつける話し方を学びました。

・初めて会う相手にも緊張せず自分の研究を発表する事ができるようになった。一般の方(らしき方)と東北大の方などその人に合わせた言葉を使って難しい言葉を補足したり、より専門的な言葉を使ったり考えて話すことが出来た。

・久しぶりの科学館を十二分に堪能しました。

令和5年度 学校説明会の御案内

宮城第一高等学校の説明会を下記のとおり実施します。

1 日時

    第1回(午前の部)7月29日(土) 9:00~11:45

    第2回(午後の部)7月29日(土)13:00~15:45

    第3回(午前の部)7月30日(日) 9:00~11:45

2 会場        宮城県宮城第一高等学校 体育館

3 対象        中学3年生およびその保護者(各家庭1名)

 

詳しくはこちらをご覧ください。中学校あてに配布した要項を見ることができます。

参加申込みは7月7日(金)に締切りました。

公開授業研修会および講演会【御案内】

公開授業研修会および講演会の御案内

 

本校では、探究的な授業、ICTを利活用した授業の構築、3観点による評価の実施について、研修を重ねて参りました。今回は、探究力を育てながら、確かな学力を身につけさせる授業実践の具体を公開いたします。 

また、探究的な学びを、授業の中で生徒の学力向上にいかに結び付けるかをご教授いただくべく、文部科学省 高等学校教育改革の関するアドバイザーもお務めである、大正大学 教授 浦崎太郎 氏 による講演会を開催いたします。

 

1 日 時 令和5年7月18日(火)

2 日 程 12:00~12:30 来校者受付

      12:30~12:45 開会行事・趣旨説明(本校視聴覚室)

                      13:00~13:45  公開授業

      13:45~14:25(40分) 授業検討会(各教室)

      14:30~16:00(90分) 講演

       演題「探究的な授業 もう一歩先へ ~その意義と授業手法改善の具体例について~(仮)」

       大正大学 地域創生学部 教授 浦崎 太郎 氏 

                             (秋桜館アリーナ)

      16:00~16:30  質疑応答 

      16:30~16:40 閉会行事(秋桜館アリーナ)            

3 会 場 宮城県宮城第一高等学校 視聴覚室・各教室・秋桜館アリーナ

4 申 込 別紙要項のとおり、下記URLまたはQRコードで7月4日(火)までにお申し込みください。

      https://forms.office.com/r/7bi1JMKa62      

5 その他 本校は駐車場が手狭になっております。やむを得ない場合を除いては、公共交通機関の御利用をお願い

      いたします。また、自家用車御利用の場合でも、できる限りお乗り合わせいただきますよう、

      御協力お願い申し上げます。

      詳細については,こちらの案内文書・別紙要項(PDF)をご覧下さい。

研究室訪問に行ってきました

本校では、秋桜探究学の一環として「研究室訪問」を行っています。今回は1年次生を対象に、

① 東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」

② 東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室 と 災害科学国際研究所

③ 東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室

のいずれかを希望者計60名で訪問してきました。

 

①東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」には25名が訪問。サイクロトロンは稼働中のためサイクロトロンは見学できませんでしたが、動物用のPET診断装置について概要やメカニズムを聞き、放射線に関することも説明いただきました。その後は3名の大学院生から、学生生活や研究内容、高校時代の取り組みなどを聞き、勉強の仕方や大学との接続、進路選択のヒントをいただきました。さらに3名の留学生にも出身国の文化や日本との違いなど様々なお話をいただき、大変有意義な時間を過ごしました。

 

【生徒の感想】

元々放射線技師に興味があり、見学させていただいたのはありがたかったです。インターネットだけでは知らないことを聞いて、実際に見て知ることができて楽しかったです。放射線で病気を治すだけでなく病気を見つけることができると知ったことでこのことに興味が出てきました。

②東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室には15名の生徒が訪問。理学部4年生と大学院生から大学生活や研究について交流、物理学研究棟を見学し、留学生が多く在籍している大学の雰囲気を実感することができました。その後、東北大学災害科学国際研究所に移動し、震災関連の映像を見て、防災・減災に対する意識を高めました。また、災害科学国際研究所の見学スペースを見学し、医学部や歴史学も含めた文理融合の研究が進められていることを実感しました。

 

【生徒の感想】

理学研究科で理系と言っても、計算ばかりではなく、海洋についての探究では実際に船に乗ったりして、調査を行うなど、中学や高校とは違って自主的に探究活動をしていました。大学にいた学生の皆さんは、自分の探究活動について楽しそうに話をしてくださったりしているのを見て、憧れを持ちました。自分も目標や目的を持ちながら大学について調べていきたいなと思いました。

③東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室には20名の生徒が訪問。「経済学はどのように役に立つのだろう?」と題した日引聡教授による模擬講義を聴講。その中で様々な問いを出していただき、本校生の思考を深めながら講義を進めていただきました。その後の質疑応答も活発に行われました。また、中国からの留学生が研究発表を英語で行いました。日本人の学生も含めて日本語・英語でディスカッションをする機会をいただき、大きな刺激になりました。最後は研究室を訪問し、大学での研究活動を肌で感じることができる貴重な体験となりました。

 

【生徒の感想】

研究室訪問に行く前は経済学についてよく分からなかったが、今回の訪問を通して経済学は社会問題という病気を治す医学、人々や消費者のインセンティブ(どのように行動するか)や社会のメカニズムを明らかにする学問だ、ということが分かった。日引先生の説明はすごく分かりやすく、経済学についての知識が0の人でも理解しやすい説明だった。

日引先生や留学生の方が言っていたように、たくさんのことを経験して新しい学びを得て、自分の学びや探究活動に繋げていきたい。

教育実習生を囲む会

令和5年6月28日(水)放課後に教育実習生を囲む会を行いました。

現在9名の教育実習生が3週間の実習を行っています。その実習生より、自分の高校時代や大学での学びなどについて座談会形式でお話いただきました。参加した有志の生徒から積極的な質問がなされ、勉強法や自分の進路選択に大いに参考になったようです。

 

1年次 総合的な探究の時間・探究基礎講義「アイディア出し」

令和5年6月28日(水)6~7校時に1年次普通科総合的な探究の時間、探究科探究基礎において「アイディア出し」に関する講義をワークショップ形式で聴講しました。

講師にアイデアプラント 代表 石井 力重 氏(https://ideaplant.jp/)をお招きし、探究のテーマなどを考える発想法や良いテーマについて学ぶとともに、学年全員でアイディアを出しながら互いに意見を交わしました。話したことの無い同級生や年次の先生方とのコミュニケーションでしたが、とても充実した時間になったようです。講義終了後も先生の講演に感銘を受けた生徒たちが、熱心に質問をしていました。これから本格的に始まる探究を前に大いに参考になりました。

教育相談研修会

令和5年6月27日(木)放課後、本校教職員を対象に教育相談研修会が行われました。

本校カウンセラーである臨床心理士・公認心理師 村山 宙子 先生をお招きし、本校生徒が抱える今日的な問題の対応についてお話しをいただき、その理解を深め、個に応じた支援や校内体制の充実について確認しました。

 

SDGsマルシェに参加しました

令和5年6月25日(日)、尚絅学院大学主催の「SDGsマルシェ」が開催されました。今年のテーマは「身近な課題を見つけてみよう」であり、サンモール一番町商店街を会場に、たくさんの企業・活動団体・行政、高校生・大学生がSDGsに関する自分たちの取組み紹介や研究発表を行われました。

今回、本校1年次・2年次の探究科の生徒8名が初めて参加しました。「価格と価値は違う~商店街の新たな魅力~」をコンセプトに、八幡町商店街とコラボした動画の紹介を行いました。

また、SDGsに対応した理想とする商店街をテーマに、ブースに集まった方とともに模索しました。最初は戸惑っていた生徒たちでしたが、徐々に声がけやワークショップのファシリテートを行っている姿が見られ、とても良い経験となりました。

PTA「登校時一声運動」

令和5年6月21日(水)、本校PTAによる「登校時一声運動」が行われました。

本校では平成20年度より実施している活動です。本校教員と各年次から御協力いただいた保護者の方が、緑色のPTAベストを着用し、登校する生徒へ朝の挨拶を行いました。

気持ちよい晴天のなか、いつもより多くの「おはようございます」の声で始まる一日となりました。

年次PTA開催

令和5年6月15日(木)に2、3年次、16日(金)に1年次と年次PTAが開催され、生憎の大雨にもかかわらず、多くの保護者の皆様に来校いただきました。年次ごとに会場を分け、はじめに校長先生と年次主任のあいさつが行われました。

1・2年次PTAは科目選択(探究科は学科選択)、3年次PTAは進路関係を中心に話があり、保護者の皆さんは真剣な表情でメモを取りながら、お聞きいただいたようです。

2年次では本年度の研修旅行(普通科は関西方面または台湾、探究科はオーストラリア)についての説明会も開催されました。

管弦楽部 第15回定期演奏会

令和5年6月10日(土)、東北大学百周年記念館(川内萩ホール)にて、宮城第一高等学校管弦楽部第15回定期演奏会を行われました。当日は卒業生も演奏に友情参加しており、聴衆には家族や友人、先生方など多くの方が集まりました。演奏は1stステージからアンコールまで下記の7曲でした。

1stステージ  狂詩曲「スペイン」「アルルの女」

2ndステージ 「ハリーポッターのテーマ」「Official髭男dismメドレー」「水平線」

3rdステージ 「ベートーヴェン交響曲第5番 運命」

アンコール 「僕のこと」

どの楽曲も練度の高い素晴らしいハーモニーであり、来場者は深く聴き入っていました。

3年生は引退となる演奏会のため、その思いが籠もり、思わず涙が溢れるほど感動的な音色でした。

HPの更新について

以下3つの項目について掲載したことをお知らせいたします。

 

・令和5年度 公立高校ガイドブックを掲載しました。

 ※上部のタブ、「学校紹介」または右側の「公立高校ガイドブック」バナーより閲覧できます。

・学校公開の情報を更新しました。

 ※上部のタブ、「入試・入学」のタブから閲覧できます。

・令和6年度入学生 入試選抜について

 求める生徒像(普通科、国際探究科・理数探究科)についてPDFを更新しました。

 ※上部のタブ、「入試・入学」、「中学生の皆様」へから閲覧できます。 

地震想定防災避難訓練

令和5年6月8日(木)に地震想定防災避難訓練が行われました。

震度6弱の地震を想定し、その対応と避難経路などを確認しました。

放送による教頭先生の講評では、静かで速やかな避難との評価をいただきました。

また、夜間時に大きな地震が多いことなどが伝えられ、訓練の大切さについてのお話をいただきました。

県総体報告会・東北総体壮行式

令和5年6月7日(水)に県高校総体報告会ならびに東北大会壮行式がありました。

昨年まではオンラインによる報告会でしたが、今年からは例年通り、体育館で全校生徒が集まっての開催となりました。

先に校長先生による賞状の伝達が行われました。次いで報告会となり、各部代表生徒は戦績だけでなく、これまで応援してくださった方々への感謝も述べていました。また東北大会壮行式では、校長先生をはじめ、学友会会長や応援団による激励が行われました。東北大会出場を決めた各部の選手は、「宮一世界一」を合い言葉に頑張って下さい。

 

なお、6月7日現在において東北大会以上の出場を決めた部と種目は下記の通りです。

陸上競技部  女子砲丸投げ 第1位(東北大会出場)

       女子走高跳  第2位(東北大会出場)

       女子やり投げ 第5位(東北大会出場)

山岳部    男子団体   第2位(東北大会出場)

       女子団体   第2位(東北大会出場)

弓道部    女子個人   第3位(東北大会出場)

1年次国際探究科・理数探究科「出前講義(理数)」

令和5年5月26日(金)の7時間目、探究科1年次生が出前講義(理数)を受講しました。

今回は、「理数探究を行うにあたって」として、東北大学学際科学フロンティア研究所 先端学際基幹研究部(物質材料・エネルギー領域)教授 増本博先生を講師にお招きしました。

 「理数探究の目的」、「理数探究とは」、「理数探究(研究)の倫理」、「理数探究の進め方」と4つに項目を分け、『探究(研究)は興味関心から始まる』ことを、先生御自身の研究例を示しながら、とても分かりやすく御講義いただきました。

 大学が世界的視野を持って変わろうとしている今、高校で取り組まれる探究は、大学での学びや研究に繋がると激励もいただきました。

受験準備中の卒業生へ

受験準備中の卒業生へ

 

令和6年度の日本学生支援機構の予約奨学生を募集中です。(2浪まで申込み可)。

必要な方は本校事務室窓口で直接、手続きに必要書類を受け取ってください。

6月末日までに書類を受け取り、7月中旬までインターネットでの申込みを済ませて下さい。

教育課程説明会

令和5年5月25日(木)7校時、1・2年次の教育課程説明会が行われました。

 年次ごと、さらに普通科または国際探究・理数探究科と分かれ、年次主任や学科長の挨拶ののち、教育課程の違いや科目内容、科目選択の手続きについて、詳しい説明がありました。

 本校は単位制のため様々な選択ができます。そして1年次探究科では国際探究と理数探究の学科選択という大きな決断となります。生徒の皆さんは、説明内容をもとに担任や教科担当の先生、家族とよく相談しながら、自身の適性や夢を見据えて決定しましょう。

 

1年次 探究科 理数生物 地域フィールドワーク

令和5年5月24日(水)3~5校時、1年次探究科の理数生物の授業で、地域フィールドワークが行われました。地域の自然や文化を通して探究課題を探すとともに、教科横断的な見方・考え方を養うことをねらいとしています。

広瀬川の水質調査のために、水生昆虫の採集、水質調査パックテスト試薬を用い、化学的酸素要求量(COD:Chemical Oxygen Demand)の値を計測しました。また、広瀬川流域の植物生態系の観察から、植物の名前や性質、階層構造について学びました。さらに伊達政宗公の時代に作られた用水路、四ツ谷用水を実際に歩きながら、広瀬川の河岸段丘が上手く利用されていることを体験しました。