ミヤイチnews
2年次国際探究科 「問い」から探究を深める
令和8年5月12日(火)の6・7校時、2年次国際探究科を対象とした特別講義を開催しました。
今回は、JICA国際協力出前講座事業を活用し、株式会社イロリオチャレンジ代表取締役の永沢若菜氏を講師にお迎えし、「問いから始まる探究―世界とつながる学びのデザイン―」をテーマにご講義いただきました。
講義では、永沢氏のJICA海外協力隊員としてのセネガルでの経験談や「国際探究クイズ」を通して、世界を多角的に見る視点について学びました。また、セネガルの写真から日本との違いやその背景を考察したり、データをもとに未来の変化や課題を読み取ったりする活動にも取り組みました。
最後には、生徒一人ひとりが自身の探究テーマを国際的な視点から見つめ直し、新たな問いを考えました。今回の講義を通して、生徒たちは探究テーマへの多様なアプローチや、身近な疑問から問いを深める大切さを学ぶことができました。
生徒の感想(一部抜粋)
・日本が発展途上国の現状を十分に知らないように、他国も日本のことをよく知らないのだと思った。お互いを知り、寄り添うことが、グローバルな社会をつくるために大切だと感じた。
・消費者心理を国際的に比較するという視点は今まで考えたことがなく、とても新鮮で面白かった。新しい視点を得ることができた。
・自分の小さな経験から探究テーマを設定していくことの大切さを学んだ。「人生で探究をし続けている」という言葉が印象に残った。5年後、10年後という視点で物事を考えていきたい。
2年次理数探究科 ナノテラスについて学びました
令和8年5月12日(火)の6・7校時、2年次理数探究科を対象とした講演会を開催しました。
今回は、光科学イノベーションセンター副理事長の新堀雄一先生を講師にお迎えし、「NanoTerasuが仙台にあるということ:ナノの光で世界をデザイン」というテーマで御講演いただきました。
講演では、放射光に関する基礎知識やナノテラスの役割、さらには具体的な活用方法について深く理解することができました。7月の学術機関研修ではナノテラスを訪問する予定であることから、現地での見学に対する期待が一層高まるとともに、実際の活用も視野に入れながら、今後の探究活動に取り組む決意を新たにする機会となりました。
生徒の感想(一部抜粋)
・こんなにも高度な研究施設がこんなに近くにあるというのが驚きだったし、利用方法が本当に多岐にわたっていてとても興味深かったです。
・見えないものの見える化ができるというのがとても興味深いと思いました。職人技や努力でカバーしていたものが数値的な記録が出れば、案外簡単に課題を解決することができる可能性があるというのはとても夢があると思います。
・今までナノテラスの事についてほとんど知らなかったので、構造から利用法まで詳しく知る事が出来たのでとても有意義でした。高校生でも利用できるという事を知ったので、自分の興味のある事に使えるか考えてみたいと思いました。
令和8年度授業参観・PTA等総会
令和8年4月25日(土)に、授業参観(1・2校時)、クラス懇談会、年次委員会、PTA等総会が行われました。
授業参観では、学校での生徒の姿をご覧いただく機会として、550人を超える多数の保護者の方々が来校し、教室や廊下から熱心に参観されていました。深く感謝いたします。
その後のPTA等の各行事も無事に終了しました。特に、PTA総会には多くの保護者の方にご参加いただき、各議事について慎重な審議をしていただきました。また、新PTA役員が選出され、新旧役員が交代になりました。
今後とも本校のPTA活動等に関しまして、ご理解やご参加のほどよろしくお願いいたします。
1年次探究科 English Seminar 開催されました!
令和8年4月16日(木)・17日(金)の両日午後、1年次探究科の生徒を対象に English Seminar を開催しました。
生徒たちはグループに分かれ、ALTや東北大学の留学生とともに、英語を使用言語としてさまざまな活動に取り組みました。参加したALTおよび留学生の出身国は、フィリピン、英国、アゼルバイジャン、ベラルーシ、エチオピア、オランダ、ブータン、ブルキナファソ、フランス、中国、アルゼンチンの11か国にわたり、多様な文化、英語に触れる貴重な機会となりました。
生徒の自己紹介に続き、留学生による自国の文化紹介や、宮城県と留学生の出身国を比較する探究活動を行いました。活動の最後には、グループごとに作成したポスターを用いて探究の成果を英語で発表しました。各グループの発表後には多くの質問が出され、活発な質疑応答が行われました。
留学生からは、「日本人同士でも英語で話そうとするなど、活動に取り組む姿勢が前向きで、グループ内でよく協力できていた」、「私たち自身も宮城県について学ぶことができた」といった温かいコメントをいただきました。さらに、「将来、海外に出て日本の価値や良さをぜひ伝えてほしい」という励ましの言葉もあり、生徒にとって大きな刺激となりました。
【生徒の感想】
「みんなが積極的にポスター制作や交流に参加していて、その姿に影響を受けました。」
「最初は緊張していて自分から話しかけることができませんでしたが、留学生の方々がとても優しく、話しやすかったので、次第に自分から話しかけられるようになりました。」
「これまでは英語での表現方法が分からず悩むことが多かったですが、この経験を通して、分からない表現を今の自分に言える表現に置き換えられるようになりました。」
「留学生の方やグループの仲間と英語でコミュニケーションをとることで、『自分は英語を話せる』という自信につながりました。」
高校生と大学生のための東京大学金曜特別講座
令和8年4月17日(金)の放課後、1年次生50名が、東京大学教養学部による「高校生と大学生のための金曜特別講座」に参加しました。
この講座は、高校生が大学の講義や研究に触れ、教養としての知的刺激を受けるとともに、探究活動の種を得ることを目的としたオンライン講座です。本校では、高校での学びと大学教育、将来の進路をつなぐ機会として活用しています。
今年度の第1回は、東京大学 法学部・教授の境家史郎先生による「日本国憲法はなぜ改正されてこなかったのか」という講座でした。生徒たちは、日本国憲法をめぐる歴史的・政治的な背景について学び、大学の講義ならではの視点に触れることができました。
入学してまだ10日ほど、探究科の生徒にとってはEnglish Seminarで英語漬けの2日間を過ごした直後でしたが、多くの生徒が放課後の時間を使って意欲的に参加しました。
本講座は、探究科学校設定科目「秋桜アカデミー」の単位認定対象にもなっています。次回は4月24日(金)、東京大学 教養学部 学際科学科・教授の鈴木貴之先生による「AIはなぜ哲学の問題になるのか」が予定されています。