令和8年度入学者選抜について

令和8年度宮城県公立高等学校入学者選抜に係わる本校の求める生徒像、および共通選抜と特色選抜については以下のPDFファイルのとおりです。

 

令和8年度 入学者選抜 「求める生徒像・選抜方法」(宮城第一 普通科・国際探究科・理数探究科)PDF 

中学生の皆様へ(ご案内)
 〇タブレット端末の入学時の購入について  

 

 本校では、学校活動全般でのタブレット端末の積極的な活用を進めています。普段の授業や探究活動のほかに、課外学習や家庭学習でも文房具としての扱いを行っています。ノートやメモツールとしての記録利用、プリント類や補助教材のデジタル化によるペーパレス化活用、プレゼンテーションや資料作成をするクリエイティブツールとして、宮城第一高校の学校生活にはなくてはならない存在になっています。部活動や行事等でも活用されており、連絡ツールやアンケートの利用、各種申込機能など毎日活用されています。         

 令和3年度入学生から、各ご家庭で生徒一人1台のタブレット端末を購入していただいております。

 つきましては、本校受験を考えている中学生及び保護者の皆様にお知らせしますと共に、ご理解をお願い申し上げます。

  (令和7年度購入予定)  iPad Wi-Fi 64GBモデル

 市販品とは異なる学校管理設定などのため、保守プランやオプションを入れると¥60,000~99,000程度の予定です。

※ このタブレット端末は、県の教育系ネットワークに接続して使用するためのもので、県教育委員会の規定により学校を通しての一括購入のものが必要となります。また、全端末共通のソフトウエアでの管理となりますが、ご家庭での利用も可能です。

※ 令和5、6年入学生は県から貸与されているiPadを貸与していますが、この2年間の特例であり、次年度すべての入学生に貸与できるiPadはございません。この状況は各学校により異なります。 

 詳細については、令和7年3月下旬の本校合格者説明会に於いてご説明いたしますが、事前に質問等ございましたら、本校までお問い合わせください。

 

    問い合わせ:宮城県宮城第一高等学校
    教頭または情報化推進リーダー
    電話 022-227-3211

 【この内容のPDF】タブレット端末の入学時の購入について.pdf

 

 

特色ある取り組み
  コスモス理科実験講座

 

 

宮城第一高校では、全校生徒を対象に希望者を募り、東北大学をはじめとする理系学部の研究室や、県内外の研究所を訪問し、講義・実験・見学を行う実験講座を行っています。また、夏季休業期間には「つくば宿泊研修(エネルギーについて学ぶ)」を実施し、科学の街・つくばの様々な研究施設を見学したり、講義を受けたりして見聞を深めます。参加した生徒は、自然科学や専門的な研究に対する興味・関心が大いに高まっているようです。

 

 

 

 ICT(Information and Communication Technology)の利活用

 

宮城第一高校には、全教室にプロジェクタとスクリーンが配置されております。一人1台のタブレット端末を活用し、動画やアニメーションなどをピンポイントに提示したり、生徒の学習成果などをプレゼンテーションしたりする際に、いつ、どこでも投影できる設備が整っております。また、タブレット端末の活用としては、協働的な学びが効果的に進められるようなアプリの共有、各種レポートの提出、学習時間の管理や学習活動の蓄積(eポートフォリオ)、国内外のオンライン交流やテレビ会議システムを用いての講演会参加など、様々な場面で活用しており、これからのDX(デジタルトランスフォーメーション)時代を意識した先進的な取り組みにも目を向けております。

  

 

 

国際交流

 

宮城第一高校では、多様な文化理解を深めるために「国際交流事業」を積み重ねてきました。2016年には英国シティ・オブ・ロンドン・フリーメンズ・スクールと姉妹校締結を行い、2018年3月に第1回イギリス短期研修を行いました。その後も、手紙やクリスマスカード、年賀状交換など、アナログのもつ良さも大切にしながら心温まる交流を続けています。2018年からは、研修旅行に台湾コースを設け、台南第一高級中学校と交流を始め、相互訪問が続いております。2023年からは、探究科の研修旅行にオーストラリアコースを設定し、ニューサウスウェールズ州のエッピング・ボーイズ・ハイスクールとの相互交流が続いております。

台湾やオーストラリアとの交流には、対面交流に加え、定期的なオンライン交流で、お互いの研究成果を伝え合ったり、近況を報告し合ったりしながら、建設的な交流事業を展開しています。

また、COSMO Academyと称して、東北大学の留学生をお招きしながら、探究学習や課題研究の発表などに対する、意見交換やアドバイスをいただく機会を定期的に設けており、国際的な視野の育成に努めています。

  

 

 

  

  体験型研修旅行

 

  

宮城第一高校では、2年次で研修旅行を実施しています。現地では、観光名所を巡るだけではなく、探究活動等で設定した課題や仮説を確かめるための調査や、研究発表も行います。現在は3つのコースを設定しています。関西コースは、京都や奈良の文化施設見学に加え、京都大学や神戸大学等の研究室の訪問や企業見学などをとおして、最新の研究や社会情勢を学び、探究活動に活かします。台湾コースでは、台南の高校生との交流や文化施設の見学から文化風習の違いや共通性を学び、さらに台北でフィールドワークを行います。探究科の生徒はオーストラリアへ向かいます。現地の学校や文化施設を訪問し、大学生や高校生とお互いの研究発表や交流をとおして文化理解を深めます。また、現地で働く日本の方を講師とした講演会を実施し、経験談や高校生に伝えたいことについてお話しいただき、国際感覚とは何かを考え、身に付ける有益な機会となっています。