お知らせ

ミヤイチnews

DXハイスクール事業_総探キャリア講義が行われました

令和7年7月15日(火)、本校の2年次生(普通科・国際探究科・理数探究科)を対象に、キャリア講義「探究とキャリアの接続」が実施されました。講師には、教育支援事業を展開する株式会社トモノカイより講師の方と大学生4名をお迎えし、大講義室にて講義と対話を交えたプログラムが行われました。

講義では「探究活動がどのように大学入試や将来のキャリアに結びついていくのか」をテーマに、大学入試における志望理由と探究テーマの関連性や、社会に出てからも求められる探究的な姿勢について、具体例を交えながら丁寧にお話しいただきました。大学生との対話の時間では、実際に探究活動を経験し、進路選択に活かした事例や、大学での学びの実態などを直接聞くことができ、生徒たちは積極的に質問を投げかけ、関心の高さがうかがえました。

講義後には、ORID法(客観・感情・解釈・決定)に基づいた振り返りアンケートを実施し、自分自身の探究テーマや学びの深め方、進路選択との関わりについて改めて考える機会となりました。

今回のキャリア講義を通して、生徒たちは「探究」と「自分のこれから」がどのようにつながっているのかを考え、今後の学びや進路設計に対する意識を高めることができました。今後はオンラインメンタリング等を活用し、探究活動のさらなる深化、そしてキャリア形成への第一歩となるよう実践を進めてまいります。

     

    

 

献血セミナーを開催しました(1・2年 保健委員)

令和7年7月18日(金)に献血セミナーを実施しました。

日本赤十字社 宮城県赤十字血液センターの佐々木さんをお招きし、1・2年次の保健委員を対象として献血に関するお話しをいただきました。

献血の種類や流れ、採血の基準等をご説明いただき、献血の現状として「輸血に必要な血液は人工的に造れないため、宮城県では毎日250人の献血協力が必要であること」、また「若年層の献血者が減少していること」などを学び、高校生を含む10代20代の若者の献血参加への強い期待が寄せられていることを知りました。セミナー終了後には献血に関する質問も出て、短い時間でしたが、新たな知識に触れる貴重な時間となりました。

 

公開授業研究会を開催しました

 令和7年7月22日(火)、本校において「主体的・対話的で深い学びを実践しながら、生徒の学力向上を実現する授業実践」をテーマに、公開授業研修会を実施しました。当日は、以下の6科目において公開授業を実施し、授業検討会および情報交換会を行いました。また、授業実践に関する事例発表も併せて実施しました。

  公開授業では、生徒の興味・関心を引き出す実験や問いの設定、ICTを活用した授業展開、受験を見据えた課題提示や単元テストの工夫など、各教員による多様な実践を見ることができました。授業後の検討会・情報交換会では、多くの外部参加者にもご意見をいただき、当日の授業のみならず、日頃の授業づくりにおける課題についても意見交換が行われました。同一教科の教員同士で授業構成について深く検討する貴重な機会となりました。

 また、事例発表では、受験学力の向上に実績のある本校教員より、学習指導要領を踏まえた授業づくりについて、生徒の主体的・対話的で深い学びをどのように形成しているか、問いの設定や思考の促し方、評価の方法など、具体的な実践を交えて紹介がありました。

 今後の授業改善に向けて大いに参考となる有意義な機会となりました。

 

・公開授業

 国 語(論理国語)

 数 学(数学A)

 地 歴(日本史探究)

 英 語(Advanced English ExpressionⅠ)

 理 科(理数化学)

 保 体(保健)

 

・事例発表

 理 科(物 理)

 地 歴(日本史)

海洋アウトリーチプログラム開催

 令和7年7月17日(木)、本校の秋桜Labにて「海洋アウトリーチプログラム」が開催されました。

 今回のプログラムでは、「Sea Turtles: Genetic Research, Hidden Ecology, and Conservation」と題し、東北大学大学院生命科学研究科およびWPI-AIMEC(変動海洋エコシステム高等研究所)の浜端朋子准教授をお招きし、ウミガメをテーマに、生態の解明と保全の重要性について貴重なお話しをいただきました。

 当日は、ウミガメの生態を明らかにするための多様な研究手法、とりわけ外見からは分かりにくい行動や生息地の特定に活用されている遺伝学的アプローチについて、丁寧かつ分かりやすい説明がなされ、生徒たちは研究最前線の知見に触れる貴重な機会となりました。

 講義の合間には、英語によるクイズも実施され、楽しみながら専門的な内容への理解を深める工夫がなされていました。後半のワークショップでは、グループに分かれて英語を交えながら、ウミガメ保全のために自分たちに何ができるかを話し合い、科学と社会のつながりについて考える有意義な時間となりました。

東北大学_学部学科出前講義

令和7年7月16日(水)16:00から、東北大学農学部の片山知史教授をお招きして、「海を守り、海から恵みを得るとはどういうことか」というテーマで、講義していただきました。1・2年次の生徒7名が参加して熱心に学ぶ姿がみられました。

講義では、東北大学農学部の入試形態や大学の施設・設備、オープンキャンパスについての説明の後で、片山先生がご専門にされている水産資源生態学についてお話をしていただきました。生徒たちは、農学部が「私達、人類が生きていくための食料と健康と環境を課題に取り組む生物の産業科学を学ぶ」学部であるということや学問領域が人文社会の領域である農業経済学から魚類生態学や漁業学、土壌学まで及んでいること、漁業の特徴は復元性にあり、それを回復しないくらいまで乱獲してはいけないことなどを学ぶことができました。講義後は参加した生徒達から大学の夏季休業中の課題や、農学部卒業生の進路など、多方面に関する質問がたくさん上がりました。

   

 

「歌合戦」開催

令和7年7月11日(金)、宮城第一高校の三大行事のひとつである「歌合戦」が、今年も大きな盛り上がりの中、開催されました。

この行事は、各クラスが自分たちでテーマや楽曲を選び、作詞、振り付け、背景画や小道具・大道具、衣装に至るまで、すべてを生徒主体でつくり上げる、まさに“自律”と“協働”の集大成です。担任や教員の指示を待つのではなく、級友同士でアイデアを出し合い、ときに意見がぶつかりながらも、目標に向かって一丸となって取り組む姿は、見ている人の心を打ちます。

当日の進行は、実行委員会を中心に、演劇部や放送部などの生徒たちが担い、裏方でも本校生徒の力が存分に発揮されました。STEAM教育と自主自律を重んじる本校ならではの行事です。

初参加となる1年次生はフレッシュな感性で挑戦し、2年次生は一回り成長したチームワークを披露、3年次生は圧巻の完成度で会場を魅了しました。

2-5 王昭君 ~決意を貫いた悲劇の美女~3-1マタ・ハリ ~儚き誇りの舞姫~3-2 乙女座伝説 ~想いは銀河を超えて~3-3 楠木正成3-4 がネーシャ ~復活の時~3-5 木蘭 ~戦場に咲く一輪の花~3-6 細川ガラシャ ~散らぬ思い~3-7 静御前 ~舞に咲いた恋物語~3-2 1位表彰

 1位 3年2組「乙女座伝説 ~想いは銀河を超えて」

 2位 3年1組「マタ・ハリ ~儚き誇りの舞姫~」

 3位 3年6組「細川ガラシャ ~散らぬ思い~」

 

 2年次特別賞 2年5組「王昭君 ~決意を貫いた悲劇の美女~」

 1年次特別賞 1年1組「マリー・アントワネット」

東京大学宇野ゼミ出前講義開催

6月26日(木)5~7校時で、東京大学の宇野健司先生による進路講演会が、1年次生全員を対象に行われました。

まずは交換留学とはどういうものでどういうメリットがあるのか、という点についてのお話があり、若いうちに海外に積極的に飛び出して行くことの意義について強調されていました。次に架空のコンビニエンスストアの店長をモデルとした問題点の抽出とそれについての解決策をグループワークを通して生徒が考え、そして意見を発表しました。日頃は大人しい生徒がしっかりと自分の意見を発表することができるようになり、わずか3時間弱で生徒が大きく変わったのを見て大変に驚きました。結論から述べるPREP法という文章構成法や、ディスカッションにおいては理論と感情のバランスが大切であることを学び、早速自分の発表に生徒が生かしていました。生徒たちの振り返りには「今日学んだことを実践していきたい」「これから積極性を身に付けていきたい」といった内容が多く、大きな刺激を受けた3時間弱でした。

  

東北大学工学部 志田原美保准教授による出前講義を開催しました

令和7年6月27日(金)、本校では放課後に特別講義として、東北大学工学部・機械知能工学科の志田原美保准教授をお招きし、出前講義を開催しました。

〇 東北大学工学部の紹介

 講義の前半では、東北大学工学部の概要についてご説明いただきました。各学科の特色に加え、入学後に女性学生を 対象とした新入生歓迎イベントが行われていること、そして近年、工学部における女性教授の数が増加していることなど、大学の取り組みについても詳しくお話しいただきました。

〇 模擬講義:「放射線医用工学」

 続いて行われた模擬講義では、「放射線医用工学」をテーマに、X線の発見から医療現場での診断・治療への応用について、クイズを交えながら分かりやすく解説していただきました。生徒たちは積極的に参加し、放射線技術の仕組みや可能性について理解を深めました。

〇 志田原先生の研究紹介:「放射線医薬品の創薬支援技術」

 講義の最後には、志田原先生が取り組まれている研究分野「放射線医薬品の創薬支援技術」についてもご紹介いただきました。薬剤が体内でどのように伝搬するかを可視化する技術に関する内容に、生徒たちは大きな関心を寄せ、熱心に耳を傾けていました。

このような貴重な機会を通じて、生徒たちは最先端の工学研究に触れ、将来の進路について考えるきっかけを得ることができました。志田原先生、誠にありがとうございました。

 

 

早稲田大学説明会が開催されました

7月3日(木)に、早稲田大学から教務部入学センターの久我奈津子氏が来校して、「早稲田大学説明会」が大講義室で開催されました。生徒、保護者併せて80名以上が参加しました。

 早稲田大学の歴史から始まり、早稲田大学の理念、4つのキャンパス、13の学部での特色ある講義や研究施設、留学など世界に広がるグルーバルな学び、サークル活動などの学生生活、奨学金制度や入試制度について、非常に分かりやすく説明していただきました。特に、早稲田大学の同じ人文系の学部である文学部と文化構想学部との違いや、3つの理工学部の学部選択に関する考え方などを詳細にお話していただき、とても有意義な時間となりました。また、久我さん自身が早稲田大学商学部ご出身で早稲田愛にあふれており、ご自身の学生時代の経験を踏まえた熱い話しぶりでした。説明会終了後、久我さんには時間の許す限り個別に生徒の質問にも答えていだだきました。

   

 

保健講話(1年次)を開催しました

7月3日(木)に令和7年度1年次保健講話を実施しました。

坂総合病院で産婦人科小児科診療部長をされている舩山由有子先生をお招きし、「私たちの生と性~医療現場から~」というテーマで御講話いただきました。

生命誕生から形態機能、性感染症、性の多様性等に関して幅広く、生徒の事前アンケート等も踏まえてお話しくださいました。医療者の専門知識と普段の授業やSNS等からは知ることのできない内容に触れ、生徒たちにとって「生と性」に関して改めて自分の課題と捉える良い機会となりました。

 

<生徒の感想(一部抜粋)>

  • 自分の人生に大きく関わる性(生)の話を聞き理解することができてよかった。今まで勘違いしていたこともあったので、正しく理解できてよかった。
  • 学校の授業では教えてくれないことを学ぶことができてよかったです。ネットの情報だけだと信憑性に欠けるので、信頼できる情報を得ることができてよかったです。
  • 薬に頼るのは良くないと思っていたけど、このような複数のメリットがあることを知って、他の人にも知ってほしいと思った。
  • 悩みを親や産婦人科の先生に相談しようと思いました。
  • 後ろ向きなイメージが少しは良い方向に改善されました。

 

 

東北大学学部学科出前講義 ③

6月26日(木)16:00から、東北大学工学部化学・バイオ工学科の梅津光央先生をお迎えして、「命・世界を救いたい!で、タンパク質を研究する」と題した出前講義が開催されました。

まずはバイオ医薬品の話からで、天然にない形の抗体の分子を設計したり、がん細胞に高い傷害性をもつBiBian構造でリンパ球を寄せ集めてがん細胞を撲滅させたりといった内容でした。もうひとつがバイオ技術で地球環境に貢献するという話で、大腸菌を利用してポリマーを合成させることで石油依存から脱する技術や、酵母の表面にセルロース分解酵素であるセルラーゼをはやして効率的にセルロースを分解させてバイオエタノールの製造を行うといった話でした。いずれも「タンパク質の理解なくして生物の理解なし」という先生の考えが貫かれ、受講した生徒たちも薬とバイオ燃料という関係なさそうな分野がタンパク質でつながるということを十分に理解していました。

講義後のアンケートでも、大変面白く有意義な時間だったという感想が非常に多かったです。実り多い出張講義でした。

 

 

「教育実習生を囲む座談会」を開催しました

7月1日(火)に教育実習生4名と生徒6名で「教育実習生を囲む座談会」を実施しました。

実習生の高校時代の生活や進路選択に向けての話、大学での学びや生活の話、大学の枠を越えた活躍の話など、たいへん具体的な話を聞くことができました。生徒たちは、将来の進路選択や志望大学を考える上で参考になったようです。

また、生徒から教育実習生へは、大学生活におけるアルバイトや趣味、娯楽の話題から、留学や進路選択に関わる話題まで幅広い分野にわたる質問がでました。特に、志望大学に進学するに当たり、一人暮らしをする必要があるが、どのように保護者と話し合ったのかという質問では、一人ひとりの経験をそれぞれ詳しく語っていただきました。

参加した生徒のこれからの人生の助けになる、有意義な会になりました。教育実習生のみなさんにはたいへん感謝いたします。

  

東北大学学部学科出前講義②

令和7年6月27日(金)16:00~17:00に秋桜LABで東北大学工学部材料科学総合学科の教授貝沼亮介氏をお招きし、「東北大学出張講義」を開催しました。形を覚える金属として知られている「形状記憶合金」は感温センサーや医療用器具の分野で広く利用されています。講義では、形状記憶合金の原理についてや実用化された新型銅系形状記憶合金の材料開発について詳しく解説していただきました。

また、講義後は、材料科学総合学科在籍の本校卒業生が大学生活と材料科学総合学科について話をしてくれました。生徒たちは、大学生活に期待しながら、最先端の研究にも興味をもったようでした。

 

東北大学学部学科出前講義 ①

令和7年6月25日(水)、東北大学から2名の先生方をお招きし、「東北大学出前講義」を開催しました。法学部の鹿子生浩輝教授による講義では、まず東北大学法学部の概要についてお話をいただきました。その後、「法と政治を原理的に考える」というテーマで、生徒たちとの対話を交えながら、J.ベンサムやJ.S.ミルが唱えた功利主義の見解の違いや功利主義からの問いについてお話をいただきました。生徒たちは鹿子生先生からの問いかけについて、いつもはあまり使わないであろう頭の領域を一生懸命働かせて、返答している様子を見ることができました。また、工学部都市・建築学専攻の佃悠准教授から「建築でこらからの社会をつくる-東北大学で学ぶ都市・建築学-」というテーマで講義を行っていただきました。

どの講座も20名ほどの生徒が参加しました。熱心に学ぶ姿が見られ、大変充実した時間となりました。

 

第1回過卒受験生激励会

6月20日(金)16:30から、河合塾仙台校でこの春に卒業した77回生対象の第1回過卒受験生激励会が開催されました。30名程の過卒受験生と77回生が3年生の時に学年主任・担任だった先生方6人が参加しました。

担任だった先生を中心に生徒が輪になって談笑したり、担任の先生と個別に面談したりと、18:30までの約2時間が足りなく感じられるほどでした。生徒たちの感想としては、

・お世話になった先生方に会えて嬉しかった。

・家での受験勉強なので、久し振りに友だちと会ってたくさん話したことでいい気分転換になったし、情報交換もできて有意義だった。

といったものが多かったです。

みんな3月に味わった悔しさをばねにして再度の受験勉強に現役の時以上に一生懸命取り組んでおり、来年の3月にはいい報告が聞けることを確信した2時間でした。

 

1年次へiPadを配付しました

令和7年5月29日(木)の7校時、1年次にiPadが配付されました。

 

本年度からは宮城県による貸与ではなく、BYAD(Buy Your Assigned Device)方式により、各自が購入した端末を使用します。これにより、卒業後も引き続き活用できることになります。

 

配付当日、生徒たちは新品の箱を開ける瞬間に目を輝かせ、嬉しそうな表情を浮かべていました。担任の先生や担当業者の方々も、生徒とともに設定作業を丁寧に進めながら、スムーズなスタートとなるよう支援していました。

 

今後はこの1人1台端末を活用し、授業や探究活動をはじめ、さまざまな取り組みを進めていきます。

高校総体 山岳部男子・女子が第2位入賞

6月7日(土)から9日(月)にかけて泉ヶ岳・北泉ヶ岳で開催された「第74回宮城県高等学校総合体育大会登山大会」において、本校の山岳部男子チーム・女子チームがともに第2位に入賞しました。 

登山競技は、ただ山を登るだけでなく、テント設営の審査や気象、医療、自然観察、天気図作成などの筆記試験も含まれています。中でも、男子チームが作成した天気図は「優秀作品」に選ばれました。 

両チームは、6月下旬に秋田県・鳥海山で開催される東北大会への出場が決まっています。

  

  

国際科目での国際交流

本校では、「教科国際」の授業を通じて、海外の高校生や東北大学の留学生とやり取りをしながら、学びを深める取り組みを行っています。

6月5日(木)と6日(金)には、2年次の国際探究科・理数探究科の生徒が「English Academics I」の授業中に、オーストラリアの交流校である Epping Boys High School の生徒たちと第1回オンライン交流を実施しました。生徒たちは2人ずつブレイクアウトルームに分かれ、自己紹介やお互いの日課について英語で話し合いました。国際探究科・理数探究科の2年生は、12月に研修旅行で Epping Boys High School を訪問し、現地で直接交流を行う予定です。それに先立ち、今後も複数回にわたって、さまざまなテーマでオンラインディスカッションを行っていきます。

また、6月6日(金)の「国際地理探究」では、「川と人々の暮らし」というテーマのもと、東北大学の留学生を講師に迎え、英語による授業を実施しました。生徒は、インドのガンジス川とインダス川について調べたことを英語で発表し、インド出身の留学生から助言をもらうとともに、インドと日本における川の役割の違いについて意見交換を行いました。さらに、インドの他の川についても教えてもらい、教科書の内容を超えた深い学びを得ることができました。

 

 

 

3年次保健講話

6月5日(木)7校時に3年次保健講話を実施しました。講師は本校卒業生の鬼怒川産婦人科女性診療医院院長の鬼怒川知香先生でした。「プレコンセプションケア ~健康に生きるために~」のタイトルで、今後の自分とその子どもたちが健康に過ごしていくために心がけるべきことを、性自認や食事とダイエット、喫煙とアルコールのリスク、睡眠、感染症、サプリメントなど、具体的で身近な例を挙げて講演いただきました。

生徒は「自分の健康だけでなく、他人のためにも健康には気をつけるべきなのだとわかり、家族や周りの人のことも考えて行動していくようにしていきたいです。」「規則正しい生活をすることが大切であることは習っていましたが、具体的に食事や睡眠をどのように気をつけていくべきかを知れたのでこれから意識していきたいです。」「エナジードリンクの過剰摂取とは具体的にはどれくらいの量・頻度からなのかを知ることができた。」などと感想を述べていました。

第1回海外大学進学説明会

 

5月28日(水)、全年次の生徒および保護者対象に、「第1回海外大学進学説明会」を実施しました。

第1回目の今回は、トフルゼミナール留学センター様より、4つの留学パターン(高校留学・大学交換留学・海外大学進学・3年次編入)を紹介いただくとともに、留学準備のタイムライン、費用面、留学後の進路についてご説明いただきました。今回の海外大学進学説明会を経て、具体的に必要な資格や準備を始める時期を教えてくださったのでイメージしやすかった、という感想がありました。

第2回目は7月23日(水)に実施予定です。

令和7年度 避難訓練

5月28日(水)に全校生徒・教職員対象の地震を想定した避難訓練が実施されました。

訓練後の講評では、災害時には一人一人が自分の命を守るために行動することの大切さについて話があり、生徒たちはその話を真剣に聞いていました。今回の訓練を通して、防災意識を高めることができましたが今後も定期的に訓練を実施し、いざという時に落ち着いて行動できるよう備えていってほしいものです。

ご家庭でも、もしもの時の避難場所や連絡方法について話し合っていただきたいと思います。

 

米国の大学生と本校生が国際交流!~日本語と英語で笑顔あふれる時間~

米国テキサス州のベイラー大学から東北大学の短期日本語プログラムに参加するために来日中の大学生5名と引率の先生が、5月27日(火)の放課後本校を訪問しました。本校からは希望者40名が参加し、交流会を行いました。

グループに分かれて、まずは自己紹介とクイズ形式の学校紹介を行い、その後は趣味や将来の夢、学校生活や好きな食べ物など、互いの文化や日常について英語と日本語で自由に会話を楽しみました。交流の最後には、大学生の皆さんに校内を案内し、施設や部活動の様子を紹介しました。実際の学校生活を身近に感じていただくことができました。

 

【参加生徒の感想(一部抜粋)】

「アメリカの様子や将来の夢、日本で体験したことなど、さまざまなことを聞いて、わからない単語があっても予測してすぐに返答する実践的な英語の学習ができたと感じる。新しい表現や知識を得られて、楽しかった。」

「外国人の人と話す機会が全然ないので、今日の体験はとても楽しかった。英語が流暢に話せる同級生がいてとても驚いた。また、生徒同士の会話でも英語を使って話したことが新鮮だった。」

「大学生の方がゆっくり話してくださったおかげで、聴き取りやすく、スムーズに会話することができました。また、わからないことがあると先輩や英語が得意な人が教えてくれたので、誰もわからなくて交流できないということがなく、とても有意義な楽しい時間になりました。」

「英語と日本語をまぜながら質問し合い、自分の英語がきちんと伝わっていることを実感でき楽しかったです。また留学生の日本に対する熱意を聞きとても誇らしく思う反面、海外の方が憧れるような日本に住む1人として恥ずかしくないように過ごしたいと思うきっかけとなりました。」

   

  

    

3年次PTA研修会・3年次進路講演会

令和7年5月22日(木)に3年次PTA研修会と3年次進路講演会を行いました。

講師に日本進路指導推進協議会 会長の山口和士先生をお招きし、「子供の未来を拓く親としての基本-◇親として子供を成長させる10の条件◇子の巣立ちを助けるために◇」と題して、3年次生の保護者約100名に対し、講演していただきました。その後、3年次生に対して、「-これからの世界を拓く年若き同志達へ-◇夢を現実にするために◇自らを高める学習戦略・志望校突破戦略◇」と題して、講演をしていただきました。いずれの講演も、のべ4万人以上の生徒と面談を重ね、毎年難関大学に多くの合格者を出している経験から裏打ちされたノウハウがつまったもので、生徒・保護者ともに新たな気づきを得ていました。講演会終了後、希望した14名の生徒が、山口先生と面談を行いました。

1年次 探究科 理数生物 地域フィールドワーク

令和7年5月21日(水)の3~5校時に、1年次探究科「理数生物」の授業の一環として、地域フィールドワークが実施されました。本活動は、地域の自然や文化に触れることで探究課題の発見につなげるとともに、教科横断的な視点からも知識を結びつけ、思考力を養うことを目的としています。

フィールドワークでは、広瀬川の水質を調査するため、水生昆虫の採集や水質調査用パックテスト試薬を用いた化学的酸素要求量(COD: Chemical Oxygen Demand)の測定を行いました。加えて、広瀬川流域の植物群落を観察し、植物の名前や特徴について理解を深めました。

また、伊達政宗公の時代に整備された「四ツ谷用水」を実際に歩きながら、本校地理教員の説明を受け、広瀬川の河岸段丘がどのように活用されてきたかについても学び、自然地形と人々の暮らしの関係を体感しました。

令和7年度 2年次進路講演会

令和7年5月8日(木)、6校時・7校時に大講義室で2年次進路講演会が行われました。
講演者は、教育系YouTuberとしても活躍されている宇佐美天彗(うさみ すばる)先生で、「志望校を高く持つ・モチベーションを保つコツ」と題して講演していただきました。

ご自身の経験をもとに、自分の強みを生かして戦略を立て、東京大学に合格されたエピソードをお話しいただきました。
また、「狂気(やりたい理由)は論理(やらなくていい理由)に勝る」、「勉強=ゲーム」、「人と違うというコンプレックスこそが才能を見つける鍵になる」など、生徒の心に響くメッセージを数多く残してくださいました。

最後には、宮城第一高校の皆さんへ向けて「優れるな、異なれ」という力強い言葉を贈ってくださいました。

生徒たちは、講演を通じて“最後まで諦めずに目標に向かって努力しよう”という前向きな気持ちを抱いたようです。

令和7年度授業参観・PTA等総会

 

 

令和7年4月26日(土)に、授業参観(1・2校時)、クラス懇談会、年次委員会、PTA等総会(PTA、教育振興会、クラブ活動後援会を含む)が行われました。

授業参観では、学校での生徒の姿をご覧いただく機会として、525名もの保護者の方々が来校し、教室や廊下から熱心に参観されていらっしゃいました。深く感謝いたします。

その後のPTA等の各行事も無事に終了しました。特に、PTA総会にも多くの保護者の方にご参加いただき、各議事について慎重な審議をしていただきました。また、新PTA役員が選出され、新旧役員が交代になりました。

今後ともPTA活動等に関しまして、ご理解やご参加のほどよろしくお願いいたします。

春季体育大会開催

令和7年4月24日(木)、宮城野原運動公園を会場に春季体育大会が開催されました。

体育委員をはじめ、陸上部や放送部の生徒の皆さんがそれぞれの役割をしっかりと果たし、行事の進行を大きく支えてくれました。また、体育科を中心とした教職員の支援のもと、多くの生徒が協力し、円滑で安全な大会運営がなされ、晴天に恵まれながら、クラスメートとの交流で大いに盛り上がりました。

さらに、この日のために各クラスがオリジナルTシャツを作成し、背中にはそれぞれの団や個人を象徴する個性的なメッセージがデザインされていました。Tシャツは大会の一体感を高めるとともに、生徒たちの思いが込められた、特別なアイテムとなっていました。

なお、春季体育大会は優勝3年2組、二位は3年4組、三位2年7組となりました。

高校生と大学生のための東京大学金曜特別講座

4月18日(金)の放課後、1年次生36名が東京大学による金曜特別講座に参加しました。

今回の講座内容は、「宇宙空間でおこる化学反応:星間分子の世界」として、東京大学 教養学部 統合自然科学科・准教授の羽馬 哲也先生がオンラインで行って下さいました。

次回は4月25日(金)、東京大学 教養学部 統合自然科学科・准教授の末次 憲之先生による「植物が光に反応して「動く」メカニズム」が予定されています。

探究科1年生対象 English Seminar を開催しました

4月17日(木)・18日(金)の2日間にわたり、探究科1年生を対象とした English Seminar を実施しました。両日とも午後の3時間を使って、2名のALT(外国語指導助手)と、東北大学から参加した10名の留学生とともに、英語による多彩な活動に取り組みました。

初めに、生徒たちは自己紹介を行い、ALTや留学生の出身国についての紹介を英語で聞きました。その後、各班に割り当てられたテーマに沿って、宮城(日本)と留学生の母国とを比較し、調査をしたり、留学生に質問したりして、考察を進めました。その結果をポスターにまとめ、最終日にはクラス内での発表と質疑応答を行い、活発な意見交換が見られました。

留学生の出身国は、ミャンマー、中国、カザフスタン、ウクライナ、イラン、ベネズエラ、コスタリカ、ナイジェリア、ナミビア、スペインと実に多様で、生徒たちは各国の文化や価値観の違いについて貴重な学びを得ることができました。

Seminarの最後には、留学生たちから「自分の英語力にもっと自信を持ってほしい」「わずか2日間でも成長を実感した」「英語力を高めるには、何よりも使うことが大切」といった励ましとアドバイスをいただきました。

  

  

  

  

山岳部 春の里山ハイキングを実施中!

山岳部では、週末ごとに里山ハイキングを行い、春の自然を満喫しています。4月は毎週土曜日に、仙台市内の山々を巡るハイキングに出かけています。4月5日(土)には権現森・西風蕃山・蕃山の縦走、4月12日(土)には青葉山を歩きました。さわやかな春の陽気の中、部員たちは自然とのふれあいや、仲間との交流を楽しみながら、着実に体力を鍛えています。これらの活動は、6月に開催される県高校総体に向けたトレーニングも兼ねており、チーム全体の士気も高まっています。今年の県高校総体でも、上位入賞を目指して頑張ります!応援よろしくお願いします! 

   

1年次探究科オリエンテーションを実施しました

4月11日(金)4校時、本校大講義室にて1年次の探究科の生徒を対象に「探究科オリエンテーション」を行いました。生徒たちは、担当の先生から探究科の目標や3年間の学びの流れ、学校設定科目である「探究基礎」の内容について説明を受け、理解を深めていました。また、先輩による校内外での探究活動についての発表を拝聴することで、今後の学びへの期待と意欲を高める貴重な機会となりました。 

  

1年次 総合的な探究の時間・探究基礎講義を実施しました

4月10日(木)の3・4校時、本校大講義室にて、普通科・探究科の1年生を対象に「総合的な探究の時間・探究基礎講義」を行いました。まずは国際理数部長より、変化の激しい現代社会において求められる力や、探究活動における課題設定の重要性についての講義がありました。続いて、上級生が昨年度に取り組んだ探究活動の成果を、スライドを使ってわかりやすく発表しました。1年生は、これから始まる探究活動に向けて、課題解決能力の大切さや取組みのイメージをしっかりと持つことができた様子でした。 

  

 

対面式・学友会入会式

入学したばかりの1年生が、4月10日(木)に2・3年生との対面式に臨みました。入学から3日目ということもあり、新しい環境に戸惑いや緊張を感じながらも、代表生徒が堂々と挨拶をし、これからの高校生活への意気込みを語りました。

続いて行われた学友会入会式では、応援団が「入学おめでとう」という言葉とともに心のこもったエールを送りました。

入学式

  

  

4月8日午後に、第80回宮城第一高等学校の入学式が行われました。

普通科200名、国際探究科・理数探究科80名の計280名の入学が許可されました。

新入生宣誓では、宮城第一高校での抱負が代表生徒よりありました。

式典の会場では、書道部が書いた式場看板や式次第、入退場曲を演奏した管弦楽部、校歌披露した合唱部、演劇部による会場照明の操作や放送部による音響設備操作など、2・3年生も様々な面から新入生を歓迎しました。

新任式・始業式を行いました

 

4月8日に新任式・始業式が行われました。

新任式では、本年度より第35代校長として着任された中山治彦校長先生のご紹介があり、校長先生よりにご挨拶をいただきました。その後、新たにお迎えした先生方の紹介と先生方を代表して穂積暁教頭先生よりご挨拶がありました。

引き続き行われた始業式では、中山校長先生から今年度が始まるにあたってのお言葉をいただき、生徒みなが、それぞれの目標を再確認したようでした。また、本校の校務分掌等の発表などもありました。

令和6年度 離任式が行われました

令和7年3月28日(金)、春の柔らかな陽光が差し込むなか、令和6年度離任式が執り行われました。会場には在校生はもとより、同窓会の皆さまをはじめ、かつてお世話になった卒業生や保護者の方々など、多くの方々がご参列くださり、体育館に入りきれないほどの盛会となりました。

離任・退職される先生方からのご挨拶には、旧校舎からプレハブ校舎、そして新校舎への移転、コロナ禍での学び、理数科から探究科への学科改編、そして令和の新たな学びのかたちなど、本校の歩みとともに刻まれた数々の思い出が語られました。生徒・職員一同、感謝と激励に満ちたそのお言葉に、思わず涙をこらえきれない場面も見られました。

また、退任される佐藤浩之校長先生の「ミヤイチ大好き!」という熱いメッセージには、ミヤイチに関わるすべての人への深い愛情が込められており、会場全体が心温まる雰囲気に包まれました。

先生方のこれまでのご尽力に心より感謝申し上げるとともに、新たな門出に、教職員・生徒一同、心からのエールを送ります。

English Debate Contest

 令和7年3月17日(月)に国際探究科2年生が校内English Debate Contestに参加しました。1チーム3人の9チーム(A~Iチーム)で、その場で出された論題に対して、午前予選3試合、午後決勝3試合ディベート行いました。各試合後にジャッジの東北大学の留学生6名から勝敗の発表とともにフィードバックや助言をもらい、各チームとも回を重ねるごとに論の展開の仕方や英語の表現を工夫しながら試合に臨みました。

 以下のような論題6題について討論しました。

 “High school students in Japan should learn a second foreign language.”

 “The central government of Japan should be relocated from Tokyo.”

 “Salary is more important than free time in choosing a job.”

 結果は、第1位 チームI(Y.Y.さん、S.A.さん、K.M.さん)、第2位 チームB (M.Rさん、A.H.さん、T.Rさん)でした。また、チームに最も貢献したスピーカーとして、S.R.さん、K.W.さんが選ばれました。ジャッジの留学生からは、「ディベートを通して、一日でdebateのスキルや英語が非常に向上した」、「練習を続けさらに上達するよう努力してほしい」と励ましの言葉をいただきました。

   

   

 

English Speech Contest

 令和7年3月14日(金)に国際探究科・理数探究科の1年生のEnglish Speech Contestを開催しました。校内予選を勝ち抜いた10名が本校大講義室で探究科生徒の前で発表しました。探究基礎で行ったグローカル探究で学んだことやこの1年間の学び、自分の挑戦や成長などについて約3分間英語で発表しました。発表者は聴衆を見ながら堂々と考えや思いを伝え、聴衆は感想やアドバイスをシートに記入しながら発表を真剣に聞いていました。

【入賞者】

 第1位 O.R.さん 演題 ”Fear Stops Us from Growing”

 第2位 M.S.さん 演題 “My Personal Growth in Terms of Mindset”

 第3位 S.A.さん 演題 “My Growth from April”

    

合格発表を行いました

  

 令和7年3月13日(木)15時、令和7年度入学者選抜の合格発表を行い、普通科200名・国際探究科・理数探究科80名の合格者の受験番号を掲示しました。

 「合格者説明会」は3月24日(月)13時より、「入学式」は4月8日(火)13時より実施の予定です。

 なお、変更のある場合は本校のホームページにてお知らせします。

第77回 卒業式

  

  

  

  

  

  

  

令和7年3月1日(土)、第77回卒業式が挙行されました。
普通科195名、国際探究科・理数探究科78名が巣立ち、卒業生の累計は34,059名となります。
国際探究科・理数探究科は第1期生の卒業式となりました。

歴史と伝統ある厳かな式が執り行われ、華やかな晴れ着姿の卒業生でした。
恒例の第2部は卒業委員有志による動画も上映され、工夫を凝らした先生方からお祝いメッセージ、ラストに思い溢れる学年主任メッセージに思い出の写真スライドーショーとなり、笑いと涙が止まらない時間となりました。
その後、各クラス最後のHRや部活動ごとのお別れ会が行われ、級友や恩師、後輩との別れを惜しみました。
抜けるような青空に3月とは思えない陽気に包まれ、門出を祝う良き日となりました。

バスケットボール部が令和6年度宮城県高等学校新人バスケットボール大会で第3位に入賞しました!!

 令和7年1月18日(土)~20日(月)に柴田町総合体育館、白石市文化体育活動センターで県新人大会が行われ、ベスト4となる第3位に入賞しました。本校としては11年振りとなります。

 準決勝では準優勝の仙台大学附属明成高校と対戦し、力及ばず敗れてしまいましたが、成長を感じさせる好ゲームを展開しました。3位決定戦では第3クォーターまでリードしていたものの、第4クォーターで逆転を許す悔しい結果となりました。この悔しさをバネに、日々の練習や練習試合で心身共に成長し、県総体決勝進出を目指していきたいと思います。

 保護者の皆様をはじめ、応援していただいた方々に感謝申し上げます。

 引き続き応援よろしくお願いします。

バスケットボール部が令和6年度仙台市民総合体育大会で準優勝しました。

令和6年12月14、15日に泉松陵高校で行われた予選を勝ち抜き、令和7年1月13日に仙台市体育館で決勝戦が行われました。

決勝では東北高校と対戦し、3点差に詰め寄る場面もありましたが、惜しくも敗れてしまい、準優勝となりました。Winter Cup予選3位に続き、2つ目の入賞です。

部員は少ないですが、最後まで諦めずにボールを追いかけ、ゴールを狙い続けることができました。

保護者をはじめ、応援していただいた方々に感謝申し上げます。

今後は、新人大会、総体に向けて県ベスト4を目指して練習に励みたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。

【開会式の様子】

【賞状と記念ボールと集合写真】

2年次研修旅行

 普通科は関西方面と台湾方面に分かれ12月4日~7日に、国際探究科・理数探究科は12月1日~6日にオーストラリア方面へ研修旅行に行ってきました。

 関西方面は、1日目に東大寺や薬師寺などの奈良の寺社を見学し、2日目は京都大学で模擬講義を受けた後、京都芸術大学、立命館大学、川村義肢株式会社の3コースに分かれ、コース別研修を行いました。3日目は京都市内自主研修を行い、4日目は清水寺や三十三間堂を見学し帰路につきました。

 台湾方面は、1日目高雄空港から台南市に移動し見学。2日目は国立台南第一高級中学を訪問し、校舎見学や体験授業を通し交流を深めました。その後、安平地区を散策後、台湾新幹線で台北に移動。3日目は故宮博物院を見学後、現地大学生と市内自主研修を行い、夕方には九份を散策しました。

 オーストラリア方面は、仁川空港を経由し2日目にシドニーに着きました。オペラハウスやシドニー大学など市内各所を見学し、3日目は10月に本校に来校したEpping Boys High Schoolを訪問しました。2ヶ月振りの再会で大いに盛り上がりました。夜にはオーストラリア三菱商事の方から海外で働くことについての講話を聞き、4日目はブルーマウンテンズ観光や現地大学生と市内自主研修を行いました。5日目にシドニー空港を経ち韓国で1泊し、6日目仙台空港へ着きました。

  

  

  

1学年探究科 English Campus

 12月13日(金)の午後に、東北大学Global Learning Centerの協力のもと、東北大学マルチメディア教育研究棟の教室をお借りして、1学年探究科の行事English Campusを実施しました。2クラス81名の生徒が、本校生5人、東北大学の留学生1人のグループを作り、自己紹介や発表活動を英語で行いました。自己紹介では、留学生が自分の国や文化についてスライドを使って紹介し、本校生からは多くの質問が出て、和やかな雰囲気の中、活発な交流ができました。その後、各班が事前に選んだ地球規模の問題(Global Warming / Food Waste / Plastic Waste / Water Problem / Clothing Waste)について、留学生に質問をしたり、発表の準備をしたりしました。グループごとに、問題を分析、解決案を考え、最後は全体に対してスライドを用いながら発表しました。発表や聴衆からの質問への応答を通し、自分たちの考えをさらに深めていくことができました。留学生からは、英語上達のためには自信を持って英語を話してほしいということと、失敗を恐れず英語でコミュニケーションをとって欲しいという、アドバイスが寄せられました。

 

~参加生徒の感想~

Through English Campus, I learned the importance of thinking and speaking English quickly.  Since I could not speak English very well, I want to be able to listen to native speakers and understand what they are saying.  If I can do that, I will be able to speak English actively.  When a foreign student came to my group, I could ask him a question with courage, but I could not answer him about our presentation.  So I would like to improve not only my listening skills but also my vocabulary.

 

I learned about China's environmental efforts.  China is using corn bags to reduce plastic waste.  Corn bags can be decomposed by microorganisms.  This was the first time I heard about it, so I was surprised.  After learning about these things, I think Japan should also take action like China.  Now, the Japanese government encourages people to bring their own bags.  But some people use plastic bags.  So I think plastic bags should be replaced with natural decomposable bags.  Through this project, I learned about reduction efforts around the world.

  

  

令和6年度「みやぎ高校生フォーラム -私たちの志と地域貢献- 」開催

 

 

 令和6年12月15日(日)、宮城県庁にて、みやぎの高校生が日々の学習や経験等を通じ、醸成してきた志や将来への思いを共有するとともに、自らが社会で果たすべき役割を考える機会として、標記フォーラムが開催されました。

 本校からは、美術部による『八幡町ファンコミュニティとの協働企画』についてのポスター発表と、探究科2年生男子R.Y君が全体ディスカッションにてコーディネーターを務めました。

 高校生のユーモアとパワーあるふれる発表には、宮城のみならず日本の未来も明るいと感じさせられる1日となりました。

3学年国際探究科 国際科目で東北大学の留学生と授業

 11月、12月に3学年探究科の国際科目において、東北大学の留学生と一緒に授業を行いました。

 『国際倫理』と『国際政治経済』の合同授業では、様々な「思考実験」をグループごとに説明し、倫理や政治経済の授業で学んだことと関連付け、自分たちの意見を述べました。留学生からは、「難しい内容を英語でうまくまとめて発表している」、「導入部分で聴衆を引き込むような工夫をしているグループがあった」、「思考実験の内容を実生活の例を挙げて説明するグループが複数あり、わかりやすかった」等の講評をいただきました。発表については、できるだけ原稿を見ずに発表することが大切との助言をいただきました。

 『国際地理探究』の授業では、和辻哲郎の『風土』を題材に地理、気候、考え方の関係を考えました。『風土』ではアジア地域は「モンスーン型」で、忍従的性格となるとされ、その中でも日本人は「しめやかな激情、戦闘的な恬淡」な性格であるとしています。これを同じモンスーン型とされる中国やインドと比較しつつ、『風土』に関する討議をしました。2グループに分かれ、地図を使ったり、具体例を挙げたりしながら、それぞれが考えを述べ、最後にクラス全体にグループ内での結論を発表しました。留学生からは、「気温が大きく影響するという考えに共感できる」、「どの国も地理的、気候的に多様であり、厳密な分類は難しいという考えは納得できる」等の講評をいただきました。さらに、「できるだけ英語で考えるようにすると意見も英語で話しやすい」、「間違いを恐れないで、英語を積極的に話してほしい」といった助言をいただきました。

  

  

令和6年度 司法講話

  

令和6年12月6日(金)13時30分より大講義室を会場に1年次の司法講話が行われました。今回は本校卒業生の庄子茉希弁護士をお招きし、ご自身の経験をもとに宮一生に大切にしてほしいことや法律家の魅力についてお話をしていただきました。参加した生徒はメモをとりながら先輩の話を真剣な眼差しで聞いていました。また、講話の後には10名を超える生徒が庄司先生のもとへ質問に行き、熱心に学んでいました。

令和6年度 「医療職種講演会」

 

令和6年11月25日(月)13時30分から秋桜Labで1~3年次の医療系職種志望者を対象に医療職種講演会が行われました。今回は現役の看護師と薬剤師をお招きし、具体的な仕事内容や高校生のうちにしておくとよいことなど幅広い話をしていただきました。参加した生徒も真剣な眼差しで講演を聞いていました。

第68回宮城県社会科生徒研究発表会

 令和6年11月5日(火)、本校2年次の6名が第68回宮城県社会科生徒研究発表会にて、「日本史探究」の授業で取り組んだ課題研究を発表してきました。いずれの発表についても審査員から「課題設定の切り口や研究手法(探究的手法)がすばらしい」との講評を頂戴しました。特に佐藤璃子さんは発表生徒間投票で第2位となりました。そして、嶋津文太さんは「磨崖仏に覆屋は必要か」の発表で見事、最高賞である会長賞を受賞しました。

嶋津 文太 「磨崖仏に覆屋は必要か」

佐藤 璃子 「ふるさとの魅力を再発見!~秋保電鉄から学ぶ秋保の魅力~」

佐藤 泰我 「戦時下がまたやってくる?」

髙橋 利奈 「おまつりの歴史から見る 松島町高城の夏祭り」

渡邉 小暖 「女性の旧姓利用が遅れているのは何故か?」

後藤 麻衣子「差別社会~差別の原因と成もの~」 

  

オーストラリアのEpping Boys High Schoolの生徒が本校を訪問しました

 令和6年10月3日(木)、4日(金)の2日間にわたり、オーストラリアのシドニー郊外にあるEpping Boys High School (EBHS)で日本語を学習している生徒45名と教員5名が本校を訪問しました。

 初日、歓迎式で全校生徒から盛大な歓迎を受けた後、EBHS生は本校探究科2年生のバディ生徒と対面。その後グループに分かれて、数学、英語、美術、体育など1~3年生の授業に参加しました。午後には、バディとともに本校が所在する八幡町の探究に出かけました。その後、探究科1年生のロングホームルームに参加し、自己紹介やゲームをして交流しました。放課後には、部活動見学をし、実際に活動に加わる生徒もいました。

   

     歓迎式          バディ生徒と対面式      授業(国際日本史探究)      授業(美術Ⅰ)

   

     八幡探究          LHR(1年生と)       部活動体験(書道部)     部活動体験(陸上競技部)

   

  部活動体験(管弦楽部)    部活動体験(ジャズダンス部)   部活動体験(サッカー部)

 2日目も、EBHS生は様々な授業に参加するとともに、飾り寿司作りにも挑戦しました。本校生と一緒に作り方をiPadで確認しながら、切り口が花の模様になる巻き寿司を上手に作っていました。送別式では、それぞれの学校の代表生徒がスピーチをしたり、お互いの校章の周りに名前やメッセージを書いた校旗を交換したり、記念撮影をしたりして、名残を惜しみつつ2日間の交流を終えました。

   

     授業(体育)         授業(理数化学)       飾り寿司つくり         飾り寿司完成!

   

   送別式(校章メッセージ交換)  送別式(EBHSスピーチ)     送別式(宮一スピーチ)    送別式(最後はみんなで!)

 12月には本校探究科の2年生がオーストラリア研修旅行でEpping Boys High Schoolを訪問することになっており、両校の生徒は再会を楽しみにしているところです。

【本校生・Epping Boys High School生の感想】

◆ EBHSの生徒たちが入場してきた時、みんなで大きな拍手と歓声で迎え入れていたのがとても良かったと思います。生徒たちが過ごしやすい雰囲気にできたと思います。

◆ 最初は緊張して上手く話せなかったのですが、向こうから色々話してくれて、共通の趣味を見つけることができて嬉しく思いました。アイスブレイクではバディ以外の同じグループの人とも話すことができました。

◆ 大崎八幡宮に行って、甘酒(ノンアルコール)を一緒に飲み、日本の文化を一緒に体験できました。

◆ 普段使わない単語を使わないと伝わらないと思うことが多かったのですが、同じグループの人が簡単な英語に言い換えることで話せていて,どうやったら簡単な英語にできるのか学ぶことができました。

◆ 送別式では、また会うことを楽しみにしていると伝えてくれたので嬉しく思いました。交流できる時間も多くあって良かったです。

◆ It was really fun experiencing Japanese school life and interacting with the Japanese students. There were many club activities that we can’t experience in Australia.

◆ Everyone was really nice and courteous. I had a really fun time.

◆ You are all so nice!!! and kind!!!  The school is so clean, it is very nice. Club activities were very high quality and entertaining. I learnt a lot during my stay.

◆ It was a very enjoyable experience. Seeing how classes operate in different countries was interesting.  However, I do wish we had longer than two days.

◆ The school is very nice and the students are really friendly and amiable. I really enjoyed visiting this school!