ミヤイチnews
「伊勢物語新聞コンテスト」実施中!
1年次国語「言語文化」で学んだ『伊勢物語』には、教科書掲載以外にもたくさんの素晴らしい文章があります。夏季休業中に、自分の興味・関心のある段を読み、それぞれグループで共有しました。その情報交換を材料として、新聞を創ってみました。実際の一面記事を参考に、トップ記事・社説・コラム・新刊紹介・その他、記事の特徴を意識しながら、グループ以外のみなさんに発信するものです。正確な読解による情報や、深められた学びによる発見など、どれも興味深いものとなりました。また、ミヤイチ生のセンスや、気の利いた、いたずら心なども光ります。ミヤイチの先生方による、コンテストも実施中です。
後期学校公開は10月7日(金)~12日(水)まで行われておりますが、1階1年次廊下で掲示されている「伊勢物語新聞」も是非ご覧下さい。
探究科説明会を開催
令和4年10月1日(土),探究科説明会が実施され,243名の生徒保護者の方に参加いただきました。
校長先生の挨拶から始まり,教職員による探究科説明,探究科生徒による学校紹介があり,個別の質問コーナーなども設けられました。さらに今年度は,探究科1年次の生徒がファシリテーターとなって,中学生を生徒役に探究的な授業の一例も行われました。「みんながHappyになる校則とは?」をテーマに,アイスブレイク,ブレスト,KJ法,プレゼン発表とORID法による振り返りを体験してもらいました。単に「自由」な校則ではなく,本校のスクールミッションである『積極的な姿勢で自らを成長させる「自主自律」』について考えていただきました。初の試みの多い説明会でしたが,探究科1年次生は運営やファシリテートについて振り返り,次年度に活かせるよう反省会も行われました。
中学生にとってはミヤイチ探究科を知るとともに,探究科生徒と交流を深め,ミヤイチ探究科の雰囲気を分かっていただければ幸いです。
研究所・学術機関研修(国際)を実施しました
令和4年9月9日(金)の5校時から7校時にかけて,探究科1年次生徒全員が,東北大学 東北アジア研究センターを訪問させていただきました。内容は,東北アジア研究センターの紹介,生徒による「東北アジア」に関するプレゼンセッション,各研究室での先生方の学生時代のお話や研究内容等,非常に貴重な時間を過ごすことができました。特に,小グループでの研究室訪問では,様々な研究分野があること,文系・理系の学問分野を横断した学際的研究があること,またそれぞれの研究の魅力を大いに感じることができました。高校に入学して半年経った探究科生徒にとって,今後の進路や大学での学びを考えるための非常に貴重な訪問となりました。
研究等でお忙しい中,本校生徒のためにお時間をとっていただき沢山のお話や生徒たちの質問に丁寧に答えてくださった東北アジア研究センターの先生方,そして準備してくださった職員の皆様,ありがとうございました。
後期学校公開について
宮城第一高等学校では,10 月 7 日(金)~12日(水)に『後期学校公開』を行います。
平日は授業見学,10 月8日(土)は7月に行われた学校説明会の動画上映や部活動見学,個別相談です。
詳しくはこちらのPDFをご覧下さい。
令和4年度 コスモス理科実験講座 エネルギーについて学ぶ(つくば宿泊研修) ~県立学校における原子力・エネルギー教育支援事業~
令和4年8月1日~3日の二泊三日の日程で茨城県つくば市,那珂市へ研修に行きました。
参加者は生徒20名,引率教員3名です。
内容
①那珂研究所(8/1)
②筑波大学准教授 前田義昌 先生による講義(8/1)
③農研機構・食と農の科学館(8/2)
④産業技術総合研究所・地質標本館(8/2)
⑤物質・材料研究機構(8/2)
⑥高エネルギー加速器研究機構(8/3)
参加生徒の声
エネルギーについて学ぶ,という題目の通り,様々な研究所でエネルギーについての関心を深めることが出来たと思います。科学技術は常に進化し続けているため,今最前線で研究している人達の次の世代が積極的に学び,未来へ繋げていく必要があるなと感じました。百聞は一見にしかずです。
核融合発電や,バイオマス発電(海藻類)について,もっと多くの若い人が理解していけば,エネルギー発電の未来は明るくなると思いました。今回の研修で最先端な学びが出来ましたし,未来へ向かって研究を進める研究者の方々の姿を見て感銘を受けました。ありがとうございました。
➀那珂研究所
②筑波大学 准教授 前田義昌 先生による講義
③農研機構・食と農の科学館
④産業技術総合研究所・地質標本館
⑤物質・材料研究機構
⑥高エネルギー加速器研究機構
2年次理数科・課題研究中間発表会
令和4年9月6日(火)4校時に,各班の研究の状況について発表しあう「中間発表会」を開催しました。
4月の班・テーマ決定から現在までどのような研究を進めてきたか,現状での課題は何か,などについて互いに発表しました。講師として各分野において専門的な研究をしている大学の先生方に来校またはオンラインでつなぎ,発表や研究に対する貴重な指導・助言もいただきました。
2年次生は,2月の論文作成・全体発表会までに,さらにしっかりとした研究を重ねていきます。
講師
数学:宮城教育大学数学教育講座 准教授 佐藤 得志 先生
物理:早稲田大学理工学術院総合研究所 准教授 田中 香津生 先生
化学:宮城教育大学理科教育講座 教授 笠井 香代子 先生
生物:宮城教育大学理科教育講座 教授 出口 竜作 先生
地学:宮城教育大学理科教育講座 教授 菅原 敏 先生
2年次 保健講話を実施しました。
令和4年9月1日(木)7校時に2年次対象の保健講話を実施しました。
「青年期の発達課題と親子関係」と題し,村山宙子先生(本校スクールカウンセラー)を講師に迎え,自分を深く理解する方法や,発達段階によって変化する心身の変容について,親身な優しい語り口で分かりやすく御講話いただきました。最後に,様々悩みを抱える年頃である生徒たちへ「自分ひとりで考えすぎず,信頼できる人と話してみましょう」と声掛けくださいました。
外務省「高校講座」を行いました。
令和4年8月31日(水)7校時,1年次を対象に「外交官としての仕事 ~今の世代,次の世代のために~」として外務省気候変動課,神谷政廣さんにご講演をいただきました。外交とは何か,相手国について考えるときに注意すべきこと,担当されている気候変動外交など,国際問題に対する関心や理解が高まる内容でした。
ご講演後には,1~3年次で外交や海外支援などに興味関心のある生徒約30名が集まり,ワークショップを設けていただきました。実際に気候変動外交について考えあい,それを外交政策にするための思考法などについてご教授いただきました。
その後,さらに神谷さんを囲んで座談会も行っていただきました。外交官や海外協力隊など国際関係の職業を希望する生徒からは,海外赴任や外務省勤務の苦労話,勉強方法,大学で学ぶべきことなど,次々と質問が出されました。神谷さんは最後まで丁寧に回答していただきました。
国際探究科を擁する本校にとって,外交や国際問題について深く学ぶことができました。
生徒にとっても一事象に対し多面的多角的な視点の必要性を学ぶ重要な機会となりました。
競技かるた部の情報を更新しました。
令和4年度「秋桜祭」を実施しました
令和4年8月26日(金),27日(土)に本校の文化祭『秋桜祭』を「ミヤイチセカイイチ~今しかできない青春を~」をテーマとして実施しました。
新型コロナウイルス感染症対策として,公開は3年次生徒の保護者各家庭1名のみとし,実施内容や方法等の工夫をしながらの開催となりました。26日の校内発表は,2・3年次生徒のみが直接観覧し,1年次生徒は各教室でYouTubeLiveの配信を視聴しました。
文化部や同好会を中心に運動部などの有志も加わり,45団体の工夫された展示や発表,販売で大いに盛り上がりました。食品販売も完全個包装や感染症予防に留意し,2年ぶりに実施され,あっという間に売り切れとなっていたようです。恒例の中庭パフォーマンスも,各種団体の見事な発表に盛大な拍手が送られました。
コロナ禍にあっても,実行委員や担当の先生方を中心に,ミヤイチ生がポジティブに考えて見事に計画,実行してくれました。雨天予報をも覆し,恵まれた天候のなか大成功に終わった秋桜祭でした。
生徒・保護者の方を対象とした国際探究科・理数探究科の説明会を開催
生徒・保護者の方を対象とした国際探究科・理数探究科の説明会を以下の通り行います。コロナウイルス感染拡大防止の観点から,対象を中学3年生の生徒とその同伴する保護者の方1名までとし,あわせて280名までの募集とさせていただきます。
日時:令和4年10月1日(土) 9:00~12:00
会場:宮城第一高等学校
内容:探究科の概要説明 授業の様子の紹介 体験授業 等
募集:8月22日(月)10:00~ 9月9日(金)人数に達し次第終了
こちらのリンクから申込みフォームを表示していただき,必要事項を登録下さい。
Education and SDGs in East Asiaに参加しました
令和4年8月16日(火),東北大学大学院教育学研究科・教育学部を会場に,東北大学大学院生や学部4年生の留学生とは対面で,さらに台湾政治大学,南京師範大学,台湾師範大学の大学院生や学生とオンラインで交流しました。
今回は東北大学大学院教育学研究科先端教育研究実践センターの 劉 靖 准教授よりお誘いをいただき,Asia Education Leader(AEL) course「アジアにおける教育の未来像を語る」と題した講義の一部に参加する機会をいただきました。校内に募ったところ,20名近い本校生が応募し参加してくれました。事前学習として,英語での自己紹介動画を作成したり,アジアの学校教育について勉強したりしたうえで臨みました。
当日は5グループに分かれ,「コロナ時代にどんな教育が必要か?」,「今受けている教育に満足しているか?それはなぜか?」「みんなの未来のためにどんな教育が必要か?」といったテーマで意見交換を行いました。海外の大学院生・大学生の考えを聴き,英語で触れあう貴重な時間となりました。初めは緊張していた本校生でしたが,最後は別れを惜しむほど深く交流をすることができました。
学校説明会が開催されました。
令和4年7月30日(土),8月6日(土)の2日間の3回に分け,「学校説明会」を開催いたしました。
コロナ感染症対策および熱暑を避けるため,エアコンの効いた各教室に分散し,動画配信による形態としました。
学校概要や入試,今年度開科した探究科についての説明のほか,管弦楽部演奏,代表生徒による学校紹介,放送部製作の紹介動画の上映,体験授業,校舎および部活動見学,個別相談なども行われました。
のべ1800人近い中学生と保護者の皆様にご来場いただきました。
しかし,回線状況により動画配信が滞り,お見苦しくご迷惑をおかけした教室もあったようです。
大変申し訳ありませんでした。
なお,10月1日(土)には,体験授業を含めた探究科説明会を開催します。
8月22日(月)より申し込み開始予定ですが,先着順で人数制限もございます。
本ホームページにて御案内いたしますので,ご確認をお願い致します。
高校総体,各種コンクールでの生徒の活躍
高校総体,各種コンクールでの生徒の活躍です。
令和4年度は,感染対策を徹底して運動部および文化部の大会及び各種コンクールが開催されました。
7月25日現在の本校生徒の活躍をお知らせします。
祝 全国大会出場
・インターハイ出場
<陸上競技部> 男子 走高跳,女子 走高跳 計2名
<山岳部> 男子団体
・全国高等学校総合文化祭
<放送部> 放送部門 朗読 1名
<文学部> 文芸 短歌部門 1名
<競技かるた部> 小倉百人一首かるた部門 4名
<軽音楽部> 軽音楽部門 1団体
・上記以外の全国大会
<放送部> NHK杯全国高校放送コンテスト 朗読部門 1名
<ジャズダンス部> 第34回全日本高校大学ダンスフェスティバル(神戸)
<かるた部> 小倉百人一首競技かるた全国高等学校選手権大会 団体
令和4年度 東北大会
<陸上競技> 男子走高跳 第1位,女子走高跳 第3位
<水泳> 女子100m自由形 第6位
令和4年度宮城県高校総体
<陸上競技>
男子 走高跳 第1位(東北大会出場)
女子 走高跳 第3位(東北大会出場)
女子 400m 第4位(東北大会出場)
女子 400mH 第5位(東北大会出場)
女子 200m 第5位(東北大会出場)
女子 やり投 第5位(東北大会出場)
<テニス部>
男子 団体の部 県ベスト8
女子 団体の部 県ベスト8
<水泳>
女子 50m自由形 1位 東北大会出場
女子100m自由形 2位 東北大会出場
<山岳部>
男子 第1位 (東北大会・インターハイ出場)
女子 第2位 (東北大会出場)
<弓道>
男子 団体戦 県ベスト8
女子 団体戦 県ベスト8
<ソフトボール>
県ベスト8
<ハンドボール>
県ベスト8
その他の大会等成績
<ソフトボール部>
宮城県総合選手権大会 高校の部 ベスト8
令和4年度 文化部
<放送部>
NHK 杯全国高校放送コンテスト宮城県大会
アナウンス部門 優良賞
朗読部門 優秀賞(全国大会出場)
優良賞 2名
テレビドキュメント部門 優良賞 4名
<文学部>
杉原千畝記念短歌大会学校奨励賞
第25回ことばの祭典 入賞
<美術部>
第85回河北美術展 絵画の部 入選
第72回仙台市内高校美術展 美研会長賞(1位相当),優秀賞
<囲碁部>
文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会宮城県大会
男子 団体 第2位
女子 団体 第3位
東北大会宮城県代表チーム選手 1名
<競技かるた部>
全国総文小倉百人一首部門宮城県県予選会 3位,4位,7位,8位(以上4名総文祭宮城県代表)
小倉百人一首競技かるた全国高等学校選手権大会宮城県大会団体 第1位(全国大会出場)
1年次 探究科 理数生物 地域フィールドワーク夏
令和4年7月21日(火)の午後,1年次探究科の理数生物の授業で,地域フィールドワークが行われました。地域の自然や文化を通して探究課題を探すとともに,教科横断的な見方・考え方を養うことをねらいとしています。
今回も広瀬川の水質調査のために,水生昆虫の採集,水質調査パックテスト試薬を用い化学的酸素要求量(COD:Chemical Oxygen Demand)の値を計測しました。また,水力発電発祥の地である三居沢発電所,三居澤大聖不動堂の滝なども見学しました。
救命法(AED)講習会
令和4年7月20日(水),救命法(AED)講習会を行いました。運動部の生徒を中心に,17名の希望者が参加しました。講師の相澤勉所長(仙台市青葉区消防署)から,心肺蘇生法やAEDの活用方法などについて,具体的な救命救急の事案を基に丁寧なご指導をいただきました。生徒たちは,講師の話をしっかりと聴き,実技にも熱心に取り組んでいました。参加者の多くは救命救急に関する講習を受けるのが初めてでしたが,正しい知識と技能を身に付けることができました。
1年次 保健講話
令和4年7月14日(木)5・6校時に1年次対象保健講話を実施しました。
「わたしたちの生と性~医療現場から~」と題し,坂総合病院の舩山由有子医師(産婦人科小児科診療部長)を講師にお迎えし,生命誕生から形態機能,性感染症,性の多様性に至るまで,セクシュアリティに関する幅広い内容を御講話いただきました。受講した生徒は,現場の視点で語られる医療従事者の専門知識に触れ,改めて自分自身の課題として「生と性」を捉えることができたのではないでしょうか。
歌合戦が行われました
宮城第一高校最大の行事,歌合戦が7月9日(土)に行われました。
マスク着用の合唱,体育館での鑑賞人数を制限,大型扇風機を利用した頻繁な換気,教室で鑑賞する生徒と保護者にのみ動画配信するなど,可能な限りのコロナ対策を行って実施されました。
クラスごとにテーマや楽曲を選定し,作詞,振り付け,背景画などの大道具や小道具に衣装の制作と,全て生徒主体で準備されます。知識の全てを活用して企画,クラスメイトと協力して計画的に練習・実行ととても大変な準備になります。どのクラスもこれまでの思いが凝縮された,心に迫る発表でした。また,行事そのものも実行委員を中心に演劇部や放送部など生徒によって行われ,宮一生の自主自律を感じさせる素晴らしいものでした。ミヤイチSTEAM教育とも呼べるような本校自慢の行事です。
感想を問えば,どの生徒からも「楽しかった!」と元気な返事が返ってくる一日となりました。
1位 3年2組「ラクシュミー・バーイ」
2位 3年3組「エリザベス・ブラックウェル」
3位 3年5組「木蘭~孝の心の娘~」
2年次特別賞 2年4組「八百屋お七~燃え盛る愛の炎~」
1年次特別賞 1年6組「モンクスフッドの名誉革命」
ミヤイチ教師力向上研修会Ⅰ
令和4年7月12日(火),ミヤイチ教師力向上研修Ⅰを行いました。
県立唯一の探究科,国際探究科・理数探究科を擁する本校は,120年余の歴史を持ち,地域から進学校として地域的リーダーの養成が期待されております。今年度の本校の学校経営重点目標は,①より探究的な活動を取り入れるなど一層の充実を図ること,②新学習指導要領に則り,生徒の学力向上に向けて,授業改善,教材研究等を積極的に推進することです。生徒の学力向上を第一の目標とした上で,①・②について先進的な研究,指導されている先生方をお招きし,講話や具体的な授業実践を研修させていただきました。当日は講師を含めて県内外から約80名の教育関係者が参集し,本校教職員と合わせ150名で新たな知見を得る良い機会となりました。
・大阪大学全学教育推進機構准教授 佐藤浩章先生による基調講演
「 探究学習と教科学習の関係を紡ぎ直す〜コンセプト・ベースド・カリキュラムの観点より〜 」
・佐藤浩章先生と本校探究アドバイザー藤岡慎二先生との対談
「 探究学習の行き先は? 」
・モデル授業
国 語 延沢 恵理子 先生 (山形県立東桜学館高等学校)
数 学 田畑 洋行 先生 (宮城県白石高等学校)
社 会 多々良 穣 先生 (東北学院榴ケ岡高等学校・世界史)
英 語 北村 武寛 先生 (宮城県仙台第三高等学校)
理 科 氷見 栄成 先生 (富山第一高等学校・生物)
研究室訪問に行ってきました
本校では,秋桜探究学の一環として「研究室訪問」を行っています。今回は1年次生を対象に,
① 東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」
② 東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室
③ 東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室
のいずれかを希望者計35名で訪問してきました。
①東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」は12名が訪問。残念ながら稼働中のためサイクロトロンは拝見できませんでしたが,PET診断装置を見学,装置の概要やメカニズム,放射線などを説明いただきました。放射線が及ぼす影響などについて,活発な質疑応答がありました。4名の大学院生から,生活や研究,高校時代などを聞き,勉強の仕方や大学との接続,進路選択のヒントをいただきました。本校の卒業生や留学生にも様々なお話をいただき,大変有意義な時間を過ごしました。
【生徒の感想】
研究内容についてや,学校生活の過ごし方など,実際に通われている方のお話が聞けてとても興味深かったです。特に放射線によるがん治療についての話があり,放射線技師を目指すべきかどうか悩んでいたので,工学系の院でその研究をしているということが知り,新たな選択肢を考えることができました。ありがとうございました。
当日の模様について、サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターのHPにも掲載されました。こちらからご覧いただけます。
②東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室には6名の生徒が訪問。理学部4年生と大学院生から大学生活や研究について交流,物理学研究棟を見学し,留学生がたくさん来日している大学の雰囲気を実感することができました。その後,東北大学災害科学国際研究所に移動し,震災関連の映像を見て,防災・減災に対する意識を高めました。また,災害科学国際研究所の見学スペースを見学し,医学部や歴史学も含めた文理融合の研究が進められていることを実感しました。
【生徒の感想】
先生方や学生方の話を聞いて自分の興味のあることに対してどんどん追究していく楽しさが今回の体験を通して感じました。科目選択にも参考にもなりました。ありがとうございました。
③東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室には17名の生徒が訪問。「経済学はどのように役に立つのだろう?」と題した日引聡教授による模擬講義を聴講。3名の学生(うち2名はベトナムとパナマからの留学生)による研究発表が日本語と英語で行われました。本校生より「活用するデータの集め方のコツは何か?」や「どのようにパナマの気候問題解決を考えているか?」など活発に質疑応答。最後は研究室を訪問し,大学での研究活動を肌で感じることができる貴重な体験となりました。
【生徒の感想】
現在の問題から改善策,解決策を見つけ世の役に立てるのはいいなと思った。また留学生がいることで世界の問題についても考えられて視野が広がるなと思った。“その解決策による副作用”を考えるということがとても印象に残った。数学は文系の経済学でも使うため,やっておいた方がいいよと言われたので頑張りたいと思う。