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東北大学の留学生が国際探究科の授業に参加
国際探究科では、授業に留学生を招いて英語でやり取りをする機会があります。今年度は東北大学高度教養教育・学生支援機構グローバルラーニングセンターの支援を受け、これまでに2回授業に東北大学の留学生が来校しました。
6月21日(金)には3年生の学校設定科目『国際倫理探究』に3名の東北大学の留学生が参加しました。本校生がパワーポイントを使いながら発表した内容に対し、留学生が質問をし、意見交換を通して理解を深めました。
【国際倫理探究の授業の様子】
7月17日(水)には、2年生の学校設定科目『国際言語探究』に約25名の東北大学の留学生が来てくれました。本校生は班ごとに日本原作の本の内容と自分達でデザインした本の表紙を紹介する発表活動を行い、留学生はその聴衆として参加し、活発な意見交換が行われました。本校生は発表を通じて、日本人の思考の特徴を自覚するとともに、他国の人々との差異を認識することができました。参加した留学生からは、以下のような感想が寄せられました。
“The students were very involved. I think this type of class is best suited for international exchange and English learning because the students have a set topic to talk about and it's something where they can talk about their own interests.”
“Really nice content and great design.”
“The students were well-prepared and the presentations well-organized.”
“It was nice hearing the ideas from everyone. They should also not use direct translation of Japanese.
【国際言語探究の授業の様子】
令和6年度 保健講話(一年次対象)
7月11日に令和6年度 保健講話(一年次対象)を行いました。
「私たちの生と性~医療現場から~」と題し、坂総合病院で産婦人科小児科診療部長をされている舩山由有子先生に御講話いただきました。
生命誕生から形態機能、性感染症、性の多様性等に関して幅広く、本校生の実態に合わせお話しくださいました。医療者の専門知識と普段の授業やSNS等からは知ることのできない内容に触れ、生徒たちにとって、「生と性」を改めて自分の課題として捉える良い機会となったのではないかと思います。
教育実習生を囲む座談会
6月26(水)に1年次生対象の「教育実習生を囲む座談会」を実施しました。
先輩方の高校時代の話、大学での学び・生活の話、専門的な研究の話、サークルの話など具体的な話をすることで、参加生徒たちは、将来の進路選択や志望大学を考える上で参考になったようです。
参加した生徒の感想をいくつか掲載します。
・質問に答えてくださる大学生の方達が、普段から授業やクラスで話したことのある人だったおかげで、東北大学の研究室訪問のときよりも気になることや疑問を多く質問できて、楽しかったです。
・大学生活だけでなく、高校のうちにしておいた方がいいことや、進路についてなどを詳しく聞けたので、これからに役立つと思いました。
・大学に関しては、どんなことでも早めに考えて行動すると選択肢が広がるので、夏休みなどに積極的にオープンキャンパスに行ったり、大学のホームページを見てみたりしようと思いました。
・様々な大学の方のお話を聞くことができてとてもためになりました。今まで興味がなかった大学の生活や学問について知れて大学について新たな視点で見れるようになれたと思います。今回学んだことを活かして大学選びや勉強を頑張っていきたいです。
・高校での勉強の仕方のコツやテストでの点数のとり方、時間の使い方など高校生の私たちに役立つアドバイスを沢山もらえました。また、大学での生活や学んでいる内容、時間割なども話してもらい、大学へのイメージが広がりました。
宮一生のための「東北大出前講座」
農学部片山先生
工学部電気情報物理工学科北村先生
法学部鹿子生先生
令和6年6月19日(水)20日(木)の両日、東北大学から3名の先生方をお招きし「東北大学出前講座」が実施されました。19日(水)の放課後には工学部電気情報物理工学科の北村恭子教授から「17歳の夢」というテーマで、20日(木)の放課後には農学部の片山知史教授から「海洋温暖化と農学」というテーマで、また法学部の鹿子生浩輝教授からは「法と政治を原理的に考えよう」というテーマで講義を行っていただきました。
各講座とも1・2年次の生徒20名~40名の生徒が参加して熱心に学ぶ姿がみられました。農学部の片山先生の講座では、入試についての説明の後で片山先生がご専門にされている水産資源生態学について最新の研究成果を交えながらお話をいただきました。生徒たちは、農学部で学べる学問領域が農業経済学から魚類生態学や漁業学まで及んでいること、約1,000年前からレージームシフト(魚種交替)があったことが研究でわかり、現在鮭やサンマの漁獲量が減っていることもその一環であることなどを知り驚いているようでした。講義後は参加した生徒から質問の手が多く上がり、大変充した時間となりました。
教育相談に関する校内職員研修を行いました
6月26日(水)16:00より、大講義室において教育相談・生徒理解に関する職員研修を行いました。本校スクールカウンセラーで公認心理士の村山宙子先生を講師に「個性と特性」と題して、本校における事例も踏まえながら、発達障害や支援についての講話がありました。教育実習生も参加し、他者を受け入れる環境作りのために教員ができることについて、質疑を交わしました。