ミヤイチnews
令和6年度「みやぎ高校生フォーラム -私たちの志と地域貢献- 」開催
令和6年12月15日(日)、宮城県庁にて、みやぎの高校生が日々の学習や経験等を通じ、醸成してきた志や将来への思いを共有するとともに、自らが社会で果たすべき役割を考える機会として、標記フォーラムが開催されました。
本校からは、美術部による『八幡町ファンコミュニティとの協働企画』についてのポスター発表と、探究科2年生男子R.Y君が全体ディスカッションにてコーディネーターを務めました。
高校生のユーモアとパワーあるふれる発表には、宮城のみならず日本の未来も明るいと感じさせられる1日となりました。
3学年国際探究科 国際科目で東北大学の留学生と授業
11月、12月に3学年探究科の国際科目において、東北大学の留学生と一緒に授業を行いました。
『国際倫理』と『国際政治経済』の合同授業では、様々な「思考実験」をグループごとに説明し、倫理や政治経済の授業で学んだことと関連付け、自分たちの意見を述べました。留学生からは、「難しい内容を英語でうまくまとめて発表している」、「導入部分で聴衆を引き込むような工夫をしているグループがあった」、「思考実験の内容を実生活の例を挙げて説明するグループが複数あり、わかりやすかった」等の講評をいただきました。発表については、できるだけ原稿を見ずに発表することが大切との助言をいただきました。
『国際地理探究』の授業では、和辻哲郎の『風土』を題材に地理、気候、考え方の関係を考えました。『風土』ではアジア地域は「モンスーン型」で、忍従的性格となるとされ、その中でも日本人は「しめやかな激情、戦闘的な恬淡」な性格であるとしています。これを同じモンスーン型とされる中国やインドと比較しつつ、『風土』に関する討議をしました。2グループに分かれ、地図を使ったり、具体例を挙げたりしながら、それぞれが考えを述べ、最後にクラス全体にグループ内での結論を発表しました。留学生からは、「気温が大きく影響するという考えに共感できる」、「どの国も地理的、気候的に多様であり、厳密な分類は難しいという考えは納得できる」等の講評をいただきました。さらに、「できるだけ英語で考えるようにすると意見も英語で話しやすい」、「間違いを恐れないで、英語を積極的に話してほしい」といった助言をいただきました。
令和6年度 司法講話
令和6年12月6日(金)13時30分より大講義室を会場に1年次の司法講話が行われました。今回は本校卒業生の庄子茉希弁護士をお招きし、ご自身の経験をもとに宮一生に大切にしてほしいことや法律家の魅力についてお話をしていただきました。参加した生徒はメモをとりながら先輩の話を真剣な眼差しで聞いていました。また、講話の後には10名を超える生徒が庄司先生のもとへ質問に行き、熱心に学んでいました。
令和6年度 「医療職種講演会」
令和6年11月25日(月)13時30分から秋桜Labで1~3年次の医療系職種志望者を対象に医療職種講演会が行われました。今回は現役の看護師と薬剤師をお招きし、具体的な仕事内容や高校生のうちにしておくとよいことなど幅広い話をしていただきました。参加した生徒も真剣な眼差しで講演を聞いていました。
第68回宮城県社会科生徒研究発表会
令和6年11月5日(火)、本校2年次の6名が第68回宮城県社会科生徒研究発表会にて、「日本史探究」の授業で取り組んだ課題研究を発表してきました。いずれの発表についても審査員から「課題設定の切り口や研究手法(探究的手法)がすばらしい」との講評を頂戴しました。特に佐藤璃子さんは発表生徒間投票で第2位となりました。そして、嶋津文太さんは「磨崖仏に覆屋は必要か」の発表で見事、最高賞である会長賞を受賞しました。
嶋津 文太 「磨崖仏に覆屋は必要か」
佐藤 璃子 「ふるさとの魅力を再発見!~秋保電鉄から学ぶ秋保の魅力~」
佐藤 泰我 「戦時下がまたやってくる?」
髙橋 利奈 「おまつりの歴史から見る 松島町高城の夏祭り」
渡邉 小暖 「女性の旧姓利用が遅れているのは何故か?」
後藤 麻衣子「差別社会~差別の原因と成もの~」