ミヤイチnews
文部科学省GIGAStuDX推進チーム来校
令和4年5月25日(水),文部科学省初等中等教育GIGAStuDX推進チーム,デジタル化プロジェクトチームおよび高校教育課の先生方が来校されました。
宮城県立高では初のBYAD制タブレット導入の経緯や現状,機器やアプリといった ICTの活用,探究的な授業などについて,質問や授業の見学が行われました。ほぼ全教科の授業でICT機器を用いており,ある授業ではアプリを用いて双方向のやりとりが行われていました。
来校された先生方は,ICT活用状況や本校生徒の熱心な取り組みの様子に感心されていました。また,みやぎ県政だよりに一人1台端末に関する記事が掲載されるとのことです。
※GIGA StuDX:GIGA スクール構想の浸透による学びの DX(デジタルトランスフォーメーション) と学校の教育活動における ICT 利活用の促進のための Exchange(情報交換)を掛け合わせた造語。
※GIGAスクール構想:Global and Innovation Gateway for Allの略。小・中学校の児童生徒一人1台PCと,全国の学校に高速大容量の通信ネットワークを整備し,多様な子どもたちに最適化された創造性を育む教育を実現する構想。
※DX:デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること。既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすもの。
※BYAD:Bring Your Assigned Device。推奨機種を私費で一斉購入した端末を活用しています。
2年次理数科出前授業
令和4年5月23日(月)に理数科2年次において理数科出前授業が行われました。
生徒は生命科学,情報工学のうち1つを選択して聴講しました。
メダカの配偶者認識に神経分泌やホルモンが影響すること,AIによる言語理解にはまだまだ時間がかかることなど大変興味深い分野について,最新の研究を踏まえお話しいただきました。質疑応答ではGoogleFormを使ったオンラインも活用されるなど,積極的にやりとりが行われました。
来校いただいた講師の先生と演題は以下のとおりです。
生命科学分野
東北大学大学院生命科学研究科脳生命統御科学専攻 教授 竹内 秀明 先生
「メダカの三角関係を生み出すホルモンと脳の仕組み」
情報工学分野
東北大学大学院情報科学研究科教授 乾 健太郎 先生
東北大学データ駆動科学・AI教育研究センター助教 赤間 怜奈 先生
「AIはいつか言葉を理解するか?〜言語から見る人工知能の現在と未来〜」
2年次総合的な探究の時間「宮一 SDGs」
令和4年5月24日(火),2年次総合的な探究の時間の一環として,「宮一SDGs」の企画発表が行われました。SDGs(Sustainable Development Goals)のゴールに貢献できる内容で,宮一生が校内や地域で取り組めそうな活動を考え,即座に資料をまとめ,相互にプレゼンしました。省エネや環境に関することはもちろん,ジェンダーなど,様々な視点について良く考えた発表があり,互いに多くのことに気付かされました。
優しい心ときれいな花を育てよう
令和4年5月20日(金)放課後,園芸委員会による花苗植えが行われました。
園芸委員会の前期目標は「優しい心ときれいな花を育てよう」です。中庭のプランターの土をしっかりと耕してから肥料を入れ,花々を綺麗に植え替えました。たっぷりの優しい心と水を与えられた花のおかげで,中庭が一気に色鮮やかになりました。
宮城県高等学校家庭クラブ連盟総会およびリーダー研修会に参加
令和4年5月11日(水),名取高校において宮城県の家庭クラブ総会およびリーダー研修会が行われました。
県内から16校の家庭クラブ加盟校が参加しました。リーダー研修会では宮城第一高校1年家庭クラブ員14名がリーダーとなり,昨年度の「全国高等学校家庭クラブ連盟指導者養成講座」で学んだ「山根折形礼法」について伝達してきました。日本古来の紙で包む文化のもととなった「折形」は,儀式に使う装飾折り紙です。宮城県内の多くの高校生に伝えていきたいと願い,解説資料や動画を作成して研修会をおこないました。参加校の生徒さんだけでなく先生方にも参加していただき,大変有意義な一日となりました。
令和4年度 学校PR用媒体デザイン プレゼンテーション
令和4年5月19日(木)放課後,学校PR用学校パンフ,ポスター,クリアファイルのデザインを選考する,プレゼンテーション発表会が行われました。
3年次美術選択の生徒の6名が本校の個性について考察し,見事にデザイン化して発表しました。どれも完成度が高く選ぶのは困難ですが,それぞれ1つのデザインのみ,今年度のPR用として選ばれます。なお,パンフレットは本ホームページにPDF化して掲載の予定です。
学友会総会・壮行式
令和4年5月19日(木)6~7校時,学友会総会および壮行式が行われました。
学友会総会では,議事の進行が放送で行われました。執行部以外の生徒は教室で資料を確認し,放送で確認しながら,採決や協議が行われました。
壮行式はYouYube Live配信で行われました。各種大会に参加する選手からは,これまでお世話になった方への感謝の気持ちと,学校の代表として戦う決意が表明されました。
1年次国際探究科・理数探究科「出前講義(理数)」
令和4年5月18日(水)の6,7時間目。探究科1年次生が出前講義(理数)を受講しました。
今回の講座内容は,「海と地球温暖化 ~気候と海の関係から異常気象・災害まで~」として,東北大学大学院理学研究科 地球物理学専攻 教授 須賀利雄 先生に来校いただきました。
地球温暖化の原因,その現状や今後の予想など,海との関係から興味深いお話をたくさんいただきました。質疑応答でも,データを観測するポイント,地球を冷却する方法についてなど,活発なやりとりがなされました。
情報モラル研修
令和4年5月13日(金),LHRの時間を利用し,全校生徒を対象に情報モラル研修が行われました。
本校ではBYAD(Bring Your Assigned Device)制を導入し,1・2年次生全員がタブレットを購入して利用しています。これまでの情報モラルといえばSNS等でのトラブル防止や危険性の啓発が主でしたが,GIGAスクール時代の情報モラルは多様化し,学習アプリやクラウドサービス,著作権の問題など,ICTを活用するために必要なスキル(活用能力)となっています。
それらを学ぶため,宮城県総合教育センターの動画教材「#60秒情報モラル」や文部科学省作成の教材を視聴し内容について話し合いながら,自分たちで行動指針を作成しました。
1年次進路講話
令和4年5月12日(木),1年次進路講話が行われました。
進路部長より「未来をデザインしよう,10年後の自分をイメージできますか?」との声がけからはじまり,「高校生活で身に付けて欲しいこと」や,「欲張りな高校生活を」,「大きく真っ直ぐに!」などと激励がありました。
また,年次進路担当の先生より,大まかな進路のシステムについての説明と,先輩の話を例に生活で心掛けることなどが話されました。
進路状況を更新しました。
・指定校推薦枠の状況
【2022年度入試で指定校推薦依頼のあった主な大学】
慶應義塾大,早稲田大,東京理科大,青山学院大,中央大,立教大,学習院大, 国際基督教大,同志社大,立命館大,関西学院大,東京女子大,津田塾大, 東京薬科大,岩手医科大,東北学院大,宮城学院女子大,東北医科薬科大 等
1年次 探究科 理数生物 地域フィールドワーク
令和4年5月10日(火)の午後,1年次探究科の理数生物の授業で,地域フィールドワークが行われました。地域の自然や文化を通して探究課題を探すとともに,教科横断的な見方・考え方を養うことをねらいとしています。
広瀬川の水質調査のために,水生昆虫の採集,水質調査パックテスト試薬を用い化学的酸素要求量(COD:Chemical Oxygen Demand)の値を計測しました。また,広瀬川流域の植物生態系の観察から,植物の性質,遷移や階層構造について学びました。
以下は生徒の感想です。
「たくさん歩いて疲れましたが,皆で協力し,地域のこと,自然のことなどたくさんのことを楽しく学べました。」
「いろんな虫がいて,生命力の宝庫でした。可愛い,良い香りの植物をたくさん知りました。そして先生方が熱く語る広瀬川の歴史や生き物に関する話も興味深かったです。」
1年次国際探究科・理数探究科「出前講義(国際)」
令和4年5月6日(金)の6,7時間目。探究科80名が出前講義(国際)を受講しました。
今回の講座内容は,「国際探究科で何を学ぶか」として,東北大学大学院経済学研究科研究科長 小田中 直樹 先生に来校いただきました。先生は本校探究科のアドバイザーも務めていただいております。
アルフォンス・ドーデによる小説「最後の授業」を題材に,深く考えさせられる時間となりました。
生徒の感想の一部を下記に示します。
「国や文化って一体何だろう・・・?」とアイデンティティについて考える良い機会となりました。ドイツ語やドイツの歴史が好きなので,当時のドイツの人々についても考えながら学べて楽しかったです。
同じ文章でも歴史的背景を聞く前と後では全く印象が異なることに驚きました。各国の歴史に興味を持つきっかけになりました。
小説での作者の意図が人によって全然違う内容の考察で自分が思ったり考えたりすることは当然他人とは異なることを実感した。「なぜか?ホントか?自分はどう考えるか?」をしっかり考えて生活したい。
東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座
令和4年5月6日(金)の放課後,67名が東京大学による金曜特別講座に参加しました。
今回の講座内容は,「不思議の国ロシアを考える」として,東京大学 先端科学技術研究センター・専任講師の小泉 悠先生がオンラインで行って下さいました。
次回は5月13日(金),東京大学 教養学部 教養学科・准教授の逆井 聡人先生による「焼跡と闇市の時代――石川淳「焼跡のイエス」を読む」が予定されています。
春季体育大会開催
令和4年4月28日(木),宮城野原運動公園を会場に,コロナ対策を徹底し,春季体育大会が開催されました。
外部会場のため仮装行進はできませんでしたが,クラスで揃えたTシャツを着て自分のクラスを応援していました。天候にも恵まれ,クラスも学校も一体感を感じる一日となりました。
なお,春季体育大会は優勝3年3組,二位2年3組,三位3年4組,四位3年2組,五位2年5組となりました。優勝~三位は高級アイスクリームが,四~五位はお菓子詰め合わせが賞品でした。
東北大学『科学者の卵』養成講座 希望者向け全体ガイダンス
4月26日(火)の放課後,東北大学『科学者の卵』養成講座へ参加を考えている生徒への希望者向けガイダンスが行われました。この講座は,科学に興味がある高校生を東北大学理数系全学部の大学の先生方が直接指導下さり,体験や経験を通して世界で活躍できる科学者を育成するプログラムです。全国で80名限定,5月13日(金)が応募締め切りとなっています。校内で行われた説明会に約20名が集まり,担当の先生からの説明を受けました。
多くの宮一生が受講できることを期待したいと思います。
授業参観,PTA等総会が3年ぶりに開催
令和4年4月23日(土),授業参観が1・2時間目に行われ,続いてクラス懇談会,年次委員会,PTA等総会(PTA総会,教育振興会,クラブ活動後援会),さらに進路講話が行われました。これらはコロナ感染症によって,3年開催されていなかった行事です。長時間にわたる行事となりましたが,多くの保護者の皆さんに来校いただき,本当に有り難うございました。
なお,各年次PTAが6~7月に開催される予定です。今回参加できなかった保護者の皆様も,ぜひご参加下さい。
東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座
4月22日(金)の放課後,29名が東京大学による金曜特別講座に参加しました。
今回の講座内容は,「海と科学と三陸と─地方にある高等教育・研究機関の役割─」として,東京大学 大気海洋研究所・准教授の峰岸 有紀先生がオンラインで行って下さいました。
次回は5月6日(金),東京大学 先端科学技術研究センター・専任講師の小泉 悠先生による「不思議の国ロシアを考える」が予定されています。
国際探究科・理数探究科 1年次 English Seminar開催
令和4年4月20日(水)~22日(金),国際探究科・理数探究科の1年次においてEnglish Seminarを開催しました。
株式会社Interacの協力のもと,本校担当ALTのArlene Santos 先生のほか,David Michael Towery 先生(4/20),Sawyer Campbell 先生(4/21 ),Dennis Livingston 先生(4/22)がファシリテーターを務め,ティーチングアシスタントに東北大学大学院経済学研究科の留学生10名を招いて,英語のみの様々な活動を行いました。最終日には,本校の探究アドバイザーである,東北大学大学院経済学研究科研究科長 学部長 小田中 直樹 先生も活動に参加いただきました。
下に3日間の活動を終えた,生徒の感想の一部を掲載します。
I was honored to have the opportunity to experience various English. There were a lot of things we could learn from ALT and international students. Some of them are not from countries whose native language is English. So their starting point is the same as us. This seminar’s keyword is “Don’t be afraid of making mistakes”. I would never forget it.
国際探究科・理数探究科 開科記念講演会
令和4年4月15日(金)の午後,仙台国際センターを会場に,国際探究科・理数探究科開科記念講演会が開催されました。検温や手指消毒など,感染症予防対策を徹底し,全校生徒参加での実施です。
講師に東京工業大学大学院生命理工学研究科 教授 田中幹子先生をお招きし,「体の形づくりの設計図に迫る」の演題でご講演いただきました。先生は本校の第41回 卒業生であり,自然科学の分野において顕著な研究業績を収めた女性科学者として,第41回猿橋賞を受賞されるなど,第一線で活躍されている研究者です。
母校愛を感じるエピソードをはじめ,学ぶことについて,夢をもつこと,それを実現しようと努力すること,そして自己の在り方・生き方について,多大なるご教示をいただきました。また,ご専門である分野について,生物の体がどのようにして形作られていくのかを,最新の知見をもって,高校生に分かりやすく説明いただきました。また,研究することが面白いことと分かるように,楽しそうにお話しいただいたため,より興味関心が高まりました。生徒との質疑応答も活発に行われ,大変盛り上がりました。
国際探究科・理数探究科開科を祝うとともに,良い記念となる行事となりました。