お知らせ

ミヤイチnews

探究科スピーチコンテストを行いました。

令和5年3月20日(月)に探究科1年次による「スピーチコンテスト」を行いました。

参加する生徒たちは,1年間の様々な取り組みを振り返りながら内容をまとめ,スピーチの準備を行ってきました。2月には学内の教職員による予選審査が行われ,上位10名が決定されました。コンテスト当日の発表では,内容,発音はもちろんのこと,思いを伝えるために必要な様々な要素に工夫を凝らして,感動を覚えるスピーチをたくさん見ることができました。困難を極める審査でしたが,上位3名に表彰状と賞品が贈呈されました。

なお,国際教養大学 専門職大学院 グローバル・コミュニケーション実践研究科 英語教育実践領域 研究科長・専攻長・領域代表 教授 内田浩樹 先生をお招きし,審査のほか「クリティカル・シンキングについて」と題して御講演もいただきました。

 

合格発表を行いました。

令和5年3月16日(木)15時,令和5年度入学者選抜の合格発表を行い,普通科200名・国際探究科・理数探究科80名の合格者の受験番号を掲示しました。

「合格者説明会」は3月24日(金)13時より,「入学式」は4月10日(月)13時より実施の予定です。なお,変更のある場合は本校のホームページにてお知らせします。

第75回 卒業式

令和5年3月1日(水),穏やかな晴天のもと,第75回卒業式が挙行されました。普通科193名,理数科78名が巣立ち,卒業生の累計は33,518名となります。次年度は現在建築中の新校舎となるため,現体育館では最後の式でした。

歴史と伝統ある厳かな式のなか,華やかな晴れ着姿の卒業生でした。文科省・県教委の方針により,生徒のマスク着用は生徒の判断となり,3年振りにマスクを外した笑顔が溢れる式でした。国歌,校歌もマスク着用のもとではありますが,斉唱も行われました。

式後には卒業委員有志による動画も上映され,先生方の見事なダンスに熱いメッセージ,懐かしい写真のスライド,笑いも工夫された見事な出来映えでした。その後,各クラス最後のHRが行われ,級友や恩師との別れを惜しみました。

 

なお,コロナウィルス感染拡大防止のため在校生は参加せず,卒業生の保護者も各家庭2名として実施されました。なお,在校生と卒業生保護者向けにはYouTube Live配信を行いました。

令和4年度「1年次 総合的な探究の時間・探究基礎発表会」を行いました。

令和5年2月9日(木)に「1年次 総合的な探究の時間・探究基礎発表会」を行いました。

普通科は9月より,自己の興味・関心から地域課題を解決するためのプロジェクトを9分野50班に分かれて探究してきました。11月の中間発表で助言を得て,さらに練り上げた成果をiPadでのピッチ形式で発表しました。

探究科は「ミニ探究」や「Miyagi探究」といった地域課題についての探究を踏まえ,12月から行ってきた,次年度の国際と理数での探究に接続させる「グローバル探究」について,わずか2ヶ月で深め,まとめた成果28題をポスターで発表しました。

大学教授や民間企業,NPO法人,大学生や宮城県教育委員会の先生など,外部より様々な知見を持つ方々をお招きし,指導・助言をいただきました。来年2年次でも継続,または新たな課題を設定し,年度末に最終発表会を行う予定です。1年次の探究での学びと経験を活かし,さらに高度な内容を期待します。

 

この発表会は三菱みらい育成財団の助成を活用しています。

令和4年度理数科2年次課題研究発表会

令和5年2月10日(金)に理数科2年次課題研究発表会を行いました。今年度の発表は数学3題,生物8題,化学6題,物理3題,地学1題の合計21題でした。

様々な課題に対し,仮説を設定し,検証方法を考え,実際に実験し,結果をまとめ,考察する。そして更に仮説を立て・・・という1年間の研究活動の成果を発表しました。おもしろい発想,独創的な手法など,工夫を凝らした研究でした。

今後は成果を論文にまとめ,さらに3月実施の県内4校合同理数科課題研究発表会や本校開催の総探成果発表会におけるポスター発表などが続きます。論文の執筆や発表といったアウトプットにより,興味関心を高めるとともに論理的思考力,プレゼン力などを成長させて欲しいと思います。

<研究発表テーマ>

・α^n+β^nはどう変形できる?〜基本対称式によって導かれる性質〜(数学)

・黄金比とそれに関わる公式(数学)

・当たりを引く確率 〜自然対数の定理を用いて〜(数学)

・溶存CO₂濃度の変化によるプラナリアの再生速度と生存率への影響に関する研究(生物)

・ヤドカリの体内にはマイクロプラスチックが含まれているのかを調べる(生物)

・炊いた米の放置による菌の増殖について(生物)

・ホタテ以外の貝殻でのチョークの作成について(生物)

・アサリの浄化作用と伊豆沼(生物)

・節足動物における嗅覚(生物)

・バラとパンジーの花びらの保水作用 〜ペタル効果について〜(生物)

・竹粉を用いて土壌劣化を防ぐ(生物)

・環境に優しい桜染め 〜葉を用いた染色とその条件の検討〜(化学)

・変色しないポスターにするための試み ~日光による色落ちを防ぐ~(化学)

・気体、温度、厚さ、時間によるビスマス鉱石の酸化被膜の色の固定(化学)

・銅樹の反応の際での黒色物質の析出(化学)

・光触媒の消臭効果を知る〜酸化チタンを用いてエステル消臭を試みる〜(化学)

・調味料が与えるビタミンCへの影響〜定量実験を用いて〜(化学)

・水柱のこぶ発生について(物理)

・物体を水に落とした時のはね方を最小限にするには(物理)

・車の荷重が与える坂道を走る車の運動への影響(物理)

・液状化現象における斜面の傾きの影響(地学)