お知らせ

ミヤイチnews

1年次 探究科 理数生物 地域フィールドワーク秋

令和4年10月27日(木)の午後,本年度3回目となる1年次探究科の理数生物フィールドワークが行われました。地域の自然や文化を通して探究課題を探すとともに,教科横断的な見方・考え方を養うことをねらいとしています。

生物分野では,今回も広瀬川の水質調査のために,水生昆虫の採集,水質調査パックテスト試薬を用い化学的酸素要求量(COD:Chemical Oxygen Demand)の値を計測しました。晴天の暖かい気候もあってか,思った以上に水生昆虫が多く,生徒の歓声があがりました。また,草木の様子に季節の移り変わりを感じながら,動物散布型の種子でダーツ遊びもしました。

さらに今回,地学分野として広瀬川の岩石を観察しました。1つ1つの見え方の違いから,その成り立ちについて考え,地球の営みを肌で感じることができました。

コロナ禍でも笑顔で明るくなれるような花を育てよう

令和4年10月25日(火)放課後,園芸委員会による花苗植えが行われました。

園芸委員会の後期目標は「コロナ禍でも笑顔で明るくなれるような花を育てよう」です。

中庭のプランターの土をしっかりと耕してから肥料を入れ,花々を綺麗に植え替えました。

後期学校公開が行われました。

 

令和4年10月7日~12日,後期学校公開が行われ,およそ200名の中学生や保護者の方が来校されました。8日の土曜日には,先日行われた学校説明会の動画上映会も行われました。

アンケートの回答では,「プレハブなのに校舎がキレイ」「先生方が優しく,雰囲気がとても良い」「協働授業で活発に意見交換されている」「休み時間の移動中,とても丁寧に挨拶いただいた」「教室に入るたび,何の授業なのか,どんな授業のやり方なのかを説明して下さって有り難かった」「楽しそう,生き生きしている」「タブレットの活用度が高い」「美術部の展示が素晴らしい」などいただきました。ありがとうございました。

公開研修会 ミヤイチ教師力向上研修Ⅱ の御案内

宮城県立高校初の国際探究科・理数探究科を開科した本校では,生徒の学力向上と新学習指導要領の確実な実施に向けて,教材研究・授業改善の推進と,授業研究について研修を重ねております。探究力を育てる授業づくりとICT教育の推進及び授業改善の取組の成果を取り入れた,公開授業研修会を実施いたします。

また今回は,『深い学び』や『高校生のための「探究」学習図鑑』の著者であり,探究学習に取り組む指導者へのセミナー等で御活躍の,國學院大學教授 田村 学 氏による講演会を開催いたします。

つきましては,貴下教職員の皆様へ周知いただきますとともに,御参加につきまして御配慮賜りますようお願い申し上げます。学外の教職員関係者の方も参加可能ですので,下記アドレスまたはQRコードから申し込み下さい。

 

1 研修名 宮城県宮城第一高等学校 「ミヤイチ教師力向上研修Ⅱ」

 講 演  講師 國學院大學 人間開発学部 教授 田村 学 氏

 演 題 「主体的・対話的で深い学びと探究~資質・能力の育成とカリキュラム・マネジメント~」

2 授業者

 国 語 都築 みと (言語文化) 

 数 学 髙橋 就  (数学Ⅰ)

 地 公 三浦 学  (地理総合)

 英 語 田代 勇輝 (英語コミュニケーションⅠ)

 理 科 二瓶 貴之 (生物基礎)

 探 究 今泉 晃広 (探究基礎)

3 日 時    令和4年11月4日(金) 

 13時00分~14時05分(開会行事・授業公開)

 14時30分~16時40分(講演・振り返り・閉会行事)

4 場 所  宮城県宮城第一高等学校 秋桜館・各教室

5 申 込  別紙要項のとおり,URL,QRコードから10月27日(木)までに申し込み下さい。

  https://forms.office.com/r/5sF2i3iV94

6 その他

・新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況により,変更となる場合があります。

・本校駐車場は手狭のため,公共交通機関で御来校ください。お車でお越しの際は,近隣の有料駐車場の御利用をお願い致します。

・詳細については,こちらの案内文書・別紙要項(PDF)をご覧下さい。

 

2年次理数科 施設見学会

実施日:令和4年10月19日(水)スーパーコンピューター「MASAMUNE-IMR」

見学先:①東北大学金属材料研究所 

    ②東北大学多元物質科学研究所 

    ③東北大学電子光理学研究センター

 

 

【金属材料研究所】

【多元物質科学研究所】

【電子光理学研究センター】

~参加生徒の感想~

『今回,東北大学を見学した事で身近なところで最先端な技術開発や研究が行われていること知った。物理分野や化学分野への興味が広がったため良かったと思う。』

『講師の方が,「この難しい話をどれだけ理解するかではなく,どれだけ面白いと思えるかが大切です」と言っていたのがすごく印象に残った。』 

『東北大学の施設を見学するという貴重な体験が出来て良かったと思った。普段私たちが気にすることはないであろう小さなことも東北大学の方々はしっかり細かい所まで調べて研究していることを知り,科学の世界は無限大だなと思った。今回の施設見学を通して,さらに大学に対する興味が高まった。』

『今まで施設見学は,なんとなくすごいとか,ただ見て写真を撮るだけとかだったのですが,今回多元物質科学研究所で初めて本当に興味が湧きました。実際に新しい材料を発明していたのがすごいと思ったのですが,最初これとこれを混ぜたらこうなるんじゃないかとういう想像から新しいのを作り始めるとおっしゃっていて,そうゆう風に予測できる知識があると研究するのが楽しいだろうなと思いました。今まで研究者に全く魅力を感じたことがなかったのですが,とても面白い職業だなと思いました。』

『普段生活している中では見ることが出来ない大学に入ってから出来ることや様々な機械などを見ることが出来て貴重な経験になったと思いました。私は工学や物理学にはあまり興味が無いのですが,今日のお話を聞いて,分析することや新しいものを生み出すこともとても楽しそうだなと思いました。自分の進路決定に活かしたいと思います。』

『スパコンや金属の3Dプリンターによる作品など普段ならお目にかかれないような興味深い様々なものを見ることが出来てとても面白ったです。午後は加速器を見学しましたが去年つくばで見学したものと重なり,より深く学ぶことが出来たんじゃないかなと思います。気になっていたこともその場で質問できたので良かったです。』

『金研に行き,大学で材料系を学ぶという選択肢が増えました。身近な物も様々な工夫が凝らされて出来ているのだなと感じた。』

『工学部,理学部という学部としてなんとなく知っていましたが,さらに細かく金属材料研究所などがあると知って非常に興味を持ちました。どの研究所も製品のもととなる材料や再生可能エネルギーをさらに進化させるための研究など,私たちの生活に密接に関わっていると分かりました。』

『今日の施設見学を終えて電子光理学研究センターにすごく興味を持った。他にいろんな学部の施設を見てみたかった。』