お知らせ

ミヤイチnews

1年次 保健講話

令和4年7月14日(木)5・6校時に1年次対象保健講話を実施しました。

「わたしたちの生と性~医療現場から~」と題し,坂総合病院の舩山由有子医師(産婦人科小児科診療部長)を講師にお迎えし,生命誕生から形態機能,性感染症,性の多様性に至るまで,セクシュアリティに関する幅広い内容を御講話いただきました。受講した生徒は,現場の視点で語られる医療従事者の専門知識に触れ,改めて自分自身の課題として「生と性」を捉えることができたのではないでしょうか。

歌合戦が行われました

宮城第一高校最大の行事,歌合戦が7月9日(土)に行われました。

マスク着用の合唱,体育館での鑑賞人数を制限,大型扇風機を利用した頻繁な換気,教室で鑑賞する生徒と保護者にのみ動画配信するなど,可能な限りのコロナ対策を行って実施されました。

クラスごとにテーマや楽曲を選定し,作詞,振り付け,背景画などの大道具や小道具に衣装の制作と,全て生徒主体で準備されます。知識の全てを活用して企画,クラスメイトと協力して計画的に練習・実行ととても大変な準備になります。どのクラスもこれまでの思いが凝縮された,心に迫る発表でした。また,行事そのものも実行委員を中心に演劇部や放送部など生徒によって行われ,宮一生の自主自律を感じさせる素晴らしいものでした。ミヤイチSTEAM教育とも呼べるような本校自慢の行事です。

感想を問えば,どの生徒からも「楽しかった!」と元気な返事が返ってくる一日となりました。

1位 3年2組「ラクシュミー・バーイ」

2位 3年3組「エリザベス・ブラックウェル」

3位 3年5組「木蘭~孝の心の娘~」

 

2年次特別賞 2年4組「八百屋お七~燃え盛る愛の炎~」

1年次特別賞 1年6組「モンクスフッドの名誉革命」

ミヤイチ教師力向上研修会Ⅰ

佐藤浩章先生による基調講演本校探究アドバイザー藤岡慎二先生佐藤浩章先生

モデル授業延沢 恵理子 先生田畑 洋行  先生

北村 武寛  先生多々良 穣  先生氷見 栄成  先生

令和4年7月12日(火),ミヤイチ教師力向上研修Ⅰを行いました。

 県立唯一の探究科,国際探究科・理数探究科を擁する本校は,120年余の歴史を持ち,地域から進学校として地域的リーダーの養成が期待されております。今年度の本校の学校経営重点目標は,①より探究的な活動を取り入れるなど一層の充実を図ること,②新学習指導要領に則り,生徒の学力向上に向けて,授業改善,教材研究等を積極的に推進することです。生徒の学力向上を第一の目標とした上で,①・②について先進的な研究,指導されている先生方をお招きし,講話や具体的な授業実践を研修させていただきました。当日は講師を含めて県内外から約80名の教育関係者が参集し,本校教職員と合わせ150名で新たな知見を得る良い機会となりました。

 

・大阪大学全学教育推進機構准教授 佐藤浩章先生による基調講演

 「 探究学習と教科学習の関係を紡ぎ直す〜コンセプト・ベースド・カリキュラムの観点より〜 」

 

・佐藤浩章先生と本校探究アドバイザー藤岡慎二先生との対談

 「 探究学習の行き先は? 」

 

・モデル授業

  国 語  延沢 恵理子 先生 (山形県立東桜学館高等学校)

  数 学  田畑 洋行  先生 (宮城県白石高等学校)

  社 会  多々良 穣  先生 (東北学院榴ケ岡高等学校・世界史)

  英 語  北村 武寛  先生 (宮城県仙台第三高等学校)

  理 科  氷見 栄成  先生 (富山第一高等学校・生物)

研究室訪問に行ってきました

本校では,秋桜探究学の一環として「研究室訪問」を行っています。今回は1年次生を対象に,

① 東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」

② 東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室

③ 東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室

のいずれかを希望者計35名で訪問してきました。

 

①東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」は12名が訪問。残念ながら稼働中のためサイクロトロンは拝見できませんでしたが,PET診断装置を見学,装置の概要やメカニズム,放射線などを説明いただきました。放射線が及ぼす影響などについて,活発な質疑応答がありました。4名の大学院生から,生活や研究,高校時代などを聞き,勉強の仕方や大学との接続,進路選択のヒントをいただきました。本校の卒業生や留学生にも様々なお話をいただき,大変有意義な時間を過ごしました。

【生徒の感想】

研究内容についてや,学校生活の過ごし方など,実際に通われている方のお話が聞けてとても興味深かったです。特に放射線によるがん治療についての話があり,放射線技師を目指すべきかどうか悩んでいたので,工学系の院でその研究をしているということが知り,新たな選択肢を考えることができました。ありがとうございました。

 当日の模様について、サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターのHPにも掲載されました。こちらからご覧いただけます。

②東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室には6名の生徒が訪問。理学部4年生と大学院生から大学生活や研究について交流,物理学研究棟を見学し,留学生がたくさん来日している大学の雰囲気を実感することができました。その後,東北大学災害科学国際研究所に移動し,震災関連の映像を見て,防災・減災に対する意識を高めました。また,災害科学国際研究所の見学スペースを見学し,医学部や歴史学も含めた文理融合の研究が進められていることを実感しました。

【生徒の感想】

先生方や学生方の話を聞いて自分の興味のあることに対してどんどん追究していく楽しさが今回の体験を通して感じました。科目選択にも参考にもなりました。ありがとうございました。

 

③東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室には17名の生徒が訪問。「経済学はどのように役に立つのだろう?」と題した日引聡教授による模擬講義を聴講。3名の学生(うち2名はベトナムとパナマからの留学生)による研究発表が日本語と英語で行われました。本校生より「活用するデータの集め方のコツは何か?」や「どのようにパナマの気候問題解決を考えているか?」など活発に質疑応答。最後は研究室を訪問し,大学での研究活動を肌で感じることができる貴重な体験となりました。

【生徒の感想】

現在の問題から改善策,解決策を見つけ世の役に立てるのはいいなと思った。また留学生がいることで世界の問題についても考えられて視野が広がるなと思った。“その解決策による副作用”を考えるということがとても印象に残った。数学は文系の経済学でも使うため,やっておいた方がいいよと言われたので頑張りたいと思う。

 

教育相談研修会

令和4年6月17日(金)放課後,本校教職員を対象に教育相談研修会が行われました。

 本校カウンセラーである臨床心理士・公認心理師 村山 宙子 先生をお招きし,カウンセリング講話「人と人とのよい関係」と題して講演をいただきました。

 ワークショップ形式で先生方が話し役、聞き役となり,普段のコミュニケートのあり方や大切な要素などを確認しました。