ミヤイチnews
2年次研修旅行
普通科は関西方面と台湾方面に分かれ12月4日~7日に、国際探究科・理数探究科は12月1日~6日にオーストラリア方面へ研修旅行に行ってきました。
関西方面は、1日目に東大寺や薬師寺などの奈良の寺社を見学し、2日目は京都大学で模擬講義を受けた後、京都芸術大学、立命館大学、川村義肢株式会社の3コースに分かれ、コース別研修を行いました。3日目は京都市内自主研修を行い、4日目は清水寺や三十三間堂を見学し帰路につきました。
台湾方面は、1日目高雄空港から台南市に移動し見学。2日目は国立台南第一高級中学を訪問し、校舎見学や体験授業を通し交流を深めました。その後、安平地区を散策後、台湾新幹線で台北に移動。3日目は故宮博物院を見学後、現地大学生と市内自主研修を行い、夕方には九份を散策しました。
オーストラリア方面は、仁川空港を経由し2日目にシドニーに着きました。オペラハウスやシドニー大学など市内各所を見学し、3日目は10月に本校に来校したEpping Boys High Schoolを訪問しました。2ヶ月振りの再会で大いに盛り上がりました。夜にはオーストラリア三菱商事の方から海外で働くことについての講話を聞き、4日目はブルーマウンテンズ観光や現地大学生と市内自主研修を行いました。5日目にシドニー空港を経ち韓国で1泊し、6日目仙台空港へ着きました。
1学年探究科 English Campus
12月13日(金)の午後に、東北大学Global Learning Centerの協力のもと、東北大学マルチメディア教育研究棟の教室をお借りして、1学年探究科の行事English Campusを実施しました。2クラス81名の生徒が、本校生5人、東北大学の留学生1人のグループを作り、自己紹介や発表活動を英語で行いました。自己紹介では、留学生が自分の国や文化についてスライドを使って紹介し、本校生からは多くの質問が出て、和やかな雰囲気の中、活発な交流ができました。その後、各班が事前に選んだ地球規模の問題(Global Warming / Food Waste / Plastic Waste / Water Problem / Clothing Waste)について、留学生に質問をしたり、発表の準備をしたりしました。グループごとに、問題を分析、解決案を考え、最後は全体に対してスライドを用いながら発表しました。発表や聴衆からの質問への応答を通し、自分たちの考えをさらに深めていくことができました。留学生からは、英語上達のためには自信を持って英語を話してほしいということと、失敗を恐れず英語でコミュニケーションをとって欲しいという、アドバイスが寄せられました。
~参加生徒の感想~
Through English Campus, I learned the importance of thinking and speaking English quickly. Since I could not speak English very well, I want to be able to listen to native speakers and understand what they are saying. If I can do that, I will be able to speak English actively. When a foreign student came to my group, I could ask him a question with courage, but I could not answer him about our presentation. So I would like to improve not only my listening skills but also my vocabulary.
I learned about China's environmental efforts. China is using corn bags to reduce plastic waste. Corn bags can be decomposed by microorganisms. This was the first time I heard about it, so I was surprised. After learning about these things, I think Japan should also take action like China. Now, the Japanese government encourages people to bring their own bags. But some people use plastic bags. So I think plastic bags should be replaced with natural decomposable bags. Through this project, I learned about reduction efforts around the world.
令和6年度「みやぎ高校生フォーラム -私たちの志と地域貢献- 」開催
令和6年12月15日(日)、宮城県庁にて、みやぎの高校生が日々の学習や経験等を通じ、醸成してきた志や将来への思いを共有するとともに、自らが社会で果たすべき役割を考える機会として、標記フォーラムが開催されました。
本校からは、美術部による『八幡町ファンコミュニティとの協働企画』についてのポスター発表と、探究科2年生男子R.Y君が全体ディスカッションにてコーディネーターを務めました。
高校生のユーモアとパワーあるふれる発表には、宮城のみならず日本の未来も明るいと感じさせられる1日となりました。
3学年国際探究科 国際科目で東北大学の留学生と授業
11月、12月に3学年探究科の国際科目において、東北大学の留学生と一緒に授業を行いました。
『国際倫理』と『国際政治経済』の合同授業では、様々な「思考実験」をグループごとに説明し、倫理や政治経済の授業で学んだことと関連付け、自分たちの意見を述べました。留学生からは、「難しい内容を英語でうまくまとめて発表している」、「導入部分で聴衆を引き込むような工夫をしているグループがあった」、「思考実験の内容を実生活の例を挙げて説明するグループが複数あり、わかりやすかった」等の講評をいただきました。発表については、できるだけ原稿を見ずに発表することが大切との助言をいただきました。
『国際地理探究』の授業では、和辻哲郎の『風土』を題材に地理、気候、考え方の関係を考えました。『風土』ではアジア地域は「モンスーン型」で、忍従的性格となるとされ、その中でも日本人は「しめやかな激情、戦闘的な恬淡」な性格であるとしています。これを同じモンスーン型とされる中国やインドと比較しつつ、『風土』に関する討議をしました。2グループに分かれ、地図を使ったり、具体例を挙げたりしながら、それぞれが考えを述べ、最後にクラス全体にグループ内での結論を発表しました。留学生からは、「気温が大きく影響するという考えに共感できる」、「どの国も地理的、気候的に多様であり、厳密な分類は難しいという考えは納得できる」等の講評をいただきました。さらに、「できるだけ英語で考えるようにすると意見も英語で話しやすい」、「間違いを恐れないで、英語を積極的に話してほしい」といった助言をいただきました。
令和6年度 司法講話
令和6年12月6日(金)13時30分より大講義室を会場に1年次の司法講話が行われました。今回は本校卒業生の庄子茉希弁護士をお招きし、ご自身の経験をもとに宮一生に大切にしてほしいことや法律家の魅力についてお話をしていただきました。参加した生徒はメモをとりながら先輩の話を真剣な眼差しで聞いていました。また、講話の後には10名を超える生徒が庄司先生のもとへ質問に行き、熱心に学んでいました。