ミヤイチnews
早稲田大学説明会が開催されました
7月3日(木)に、早稲田大学から教務部入学センターの久我奈津子氏が来校して、「早稲田大学説明会」が大講義室で開催されました。生徒、保護者併せて80名以上が参加しました。
早稲田大学の歴史から始まり、早稲田大学の理念、4つのキャンパス、13の学部での特色ある講義や研究施設、留学など世界に広がるグルーバルな学び、サークル活動などの学生生活、奨学金制度や入試制度について、非常に分かりやすく説明していただきました。特に、早稲田大学の同じ人文系の学部である文学部と文化構想学部との違いや、3つの理工学部の学部選択に関する考え方などを詳細にお話していただき、とても有意義な時間となりました。また、久我さん自身が早稲田大学商学部ご出身で早稲田愛にあふれており、ご自身の学生時代の経験を踏まえた熱い話しぶりでした。説明会終了後、久我さんには時間の許す限り個別に生徒の質問にも答えていだだきました。
保健講話(1年次)を開催しました
7月3日(木)に令和7年度1年次保健講話を実施しました。
坂総合病院で産婦人科小児科診療部長をされている舩山由有子先生をお招きし、「私たちの生と性~医療現場から~」というテーマで御講話いただきました。
生命誕生から形態機能、性感染症、性の多様性等に関して幅広く、生徒の事前アンケート等も踏まえてお話しくださいました。医療者の専門知識と普段の授業やSNS等からは知ることのできない内容に触れ、生徒たちにとって「生と性」に関して改めて自分の課題と捉える良い機会となりました。
<生徒の感想(一部抜粋)>
- 自分の人生に大きく関わる性(生)の話を聞き理解することができてよかった。今まで勘違いしていたこともあったので、正しく理解できてよかった。
- 学校の授業では教えてくれないことを学ぶことができてよかったです。ネットの情報だけだと信憑性に欠けるので、信頼できる情報を得ることができてよかったです。
- 薬に頼るのは良くないと思っていたけど、このような複数のメリットがあることを知って、他の人にも知ってほしいと思った。
- 悩みを親や産婦人科の先生に相談しようと思いました。
- 後ろ向きなイメージが少しは良い方向に改善されました。
東北大学学部学科出前講義 ③
6月26日(木)16:00から、東北大学工学部化学・バイオ工学科の梅津光央先生をお迎えして、「命・世界を救いたい!で、タンパク質を研究する」と題した出前講義が開催されました。
まずはバイオ医薬品の話からで、天然にない形の抗体の分子を設計したり、がん細胞に高い傷害性をもつBiBian構造でリンパ球を寄せ集めてがん細胞を撲滅させたりといった内容でした。もうひとつがバイオ技術で地球環境に貢献するという話で、大腸菌を利用してポリマーを合成させることで石油依存から脱する技術や、酵母の表面にセルロース分解酵素であるセルラーゼをはやして効率的にセルロースを分解させてバイオエタノールの製造を行うといった話でした。いずれも「タンパク質の理解なくして生物の理解なし」という先生の考えが貫かれ、受講した生徒たちも薬とバイオ燃料という関係なさそうな分野がタンパク質でつながるということを十分に理解していました。
講義後のアンケートでも、大変面白く有意義な時間だったという感想が非常に多かったです。実り多い出張講義でした。
「教育実習生を囲む座談会」を開催しました
7月1日(火)に教育実習生4名と生徒6名で「教育実習生を囲む座談会」を実施しました。
実習生の高校時代の生活や進路選択に向けての話、大学での学びや生活の話、大学の枠を越えた活躍の話など、たいへん具体的な話を聞くことができました。生徒たちは、将来の進路選択や志望大学を考える上で参考になったようです。
また、生徒から教育実習生へは、大学生活におけるアルバイトや趣味、娯楽の話題から、留学や進路選択に関わる話題まで幅広い分野にわたる質問がでました。特に、志望大学に進学するに当たり、一人暮らしをする必要があるが、どのように保護者と話し合ったのかという質問では、一人ひとりの経験をそれぞれ詳しく語っていただきました。
参加した生徒のこれからの人生の助けになる、有意義な会になりました。教育実習生のみなさんにはたいへん感謝いたします。
東北大学学部学科出前講義②
令和7年6月27日(金)16:00~17:00に秋桜LABで東北大学工学部材料科学総合学科の教授貝沼亮介氏をお招きし、「東北大学出張講義」を開催しました。形を覚える金属として知られている「形状記憶合金」は感温センサーや医療用器具の分野で広く利用されています。講義では、形状記憶合金の原理についてや実用化された新型銅系形状記憶合金の材料開発について詳しく解説していただきました。
また、講義後は、材料科学総合学科在籍の本校卒業生が大学生活と材料科学総合学科について話をしてくれました。生徒たちは、大学生活に期待しながら、最先端の研究にも興味をもったようでした。