2024年9月の記事一覧
東北大学大学院教育学研究科主催『アジア教育リーダーコース』の留学生の皆さんと交流してきました
令和6年8月19日(金)の午後に、東北大学主催の『アジア教育リーダーコース』に参加の留学生や東北大学の学生の皆さんと本校生が、”Discussion on Teachers for Futures of Education”と題する討論会に参加し、学校教育の課題や未来について話し合いました。留学生は中国、台湾、韓国、フィリピン、グアテマラなどから参加しており、本校からは1年生7名、2年生4名、3年生7名、計18名が参加しました。各国の教育の課題の類似点や相違点を知るとともに、苦労しつつも英語でのコミュニケーションを楽しむことができ、充実した時間となりました。グループの討論の内容を全体に報告する際には、宮一生も積極的に発表に参加しました。
【参加生徒の感想】
・中国や台湾でも教員の負担が大きいことが問題になっていることを知りました。私のグループでは交流会の中で、生徒と教員両方の心理的な支援により力を入れる必要があるという考えにまとまりましたが、他のグループの発表を聞くと、AIやロボットの使用などがあがり、多面的な視点から教員の役目について考えることができたと思います。(3年)
・初めはとても緊張していたのですが、留学生の皆さんが優しく迎えてくださり、緊張がすぐほどけました。ディスカッションの際にも積極的に話を振ってくださって、自分の考えを英語で表現することができました。中国、台湾、韓国という日本に近い国の間でも類似点・相違点があり、とても面白かったです。
・I learned that the job of a teacher is very hard and there are many challenges in many countries.
Especially, teachers who work in Japan work overtime a lot and have a low salary. I thought we need to solve teachers’ challenges to make education in Japan better in the future. I also learned that I could communicate even if I couldn't speak English well. Motivation is more important than speaking perfect English. I would like to connect today's experience to the future. (2年)
・英語を使う良い機会になったし、色々な国の教育の課題を知ることができた。I thought learning English is also learning about other countries. By taking part in this kind of opportunity, we can understand and recognize current conditions in other countries through English. (1年)
卒業生を囲む会(東北大学経済学部)
9月6日(金)放課後、東北大学経済学部に進学した本校卒業生を囲んで、座談会を開催しました。経済学や経営学に興味がある生徒が参加し、楽しく有意義なひとときを過ごせました。3年生からは受験勉強に関する具体的な質問が出され、卒業生が質問の一つ一つに丁寧に回答してくれました。「経済学部では数学を使うので、頑張った方が良い」と語っていた一方で、「一般選抜の数学の問題はそれほど取れなくても合格しているので、心配しすぎないで」とも語っていた点が印象的でした。
令和6年度「秋桜祭」開催
令和6年8月30日(金)、31日(土)に本校の文化祭「秋桜祭」を『新秋桜祭 ~変わるBody 変わらぬSoul~』をテーマとして開催されました。
文化部や同好会を中心に、運動部や学友会などの有志も加わり、48団体の工夫された展示や発表、販売、クイズやゲームで大いに盛り上がりました。ステージでの発表では演奏、ダンス、歌唱など様々な才能を発揮する本校生徒に盛大な拍手が送られました。食品販売も完全個包装や感染症予防に留意し、それぞれの団体が売り切れとなっていたようです。
台風接近の不安定な天候でしたが、中庭でのプログラムを一部変更するなど工夫しながら、全ての演目等が実施されました。新校舎では初めての秋桜祭開催であり、一般公開もコロナ禍以前の来校者に制限のない公開となり、たくさんのお客様を迎えて大成功に終わった秋桜祭でした。
医学部医学科生を囲む会
本校の医学部医学科に進学した卒業生を囲んで座談会を8月26日(月)に実施しました。その一部を紹介します。
在校生 :2年次(1年次)の今の段階でやっておくべきことは?
卒業生A:医療(医学)に関わる様々なトピックスに関心を持って情報を得て、その内容に対する自分なりの意見や考えを持っておくと良い。
卒業生B:定期考査を蔑ろにしない。定期考査やそれに向けての学習は基礎基本の定着の近道。その場しのぎで臨まず、その都度丁寧な準備(学習)をすることが3年次になってから役に立つ。
卒業生A:どんなに部活で疲れていようとも、毎日必ず机に向かった。無理矢理にでも。最初はその場で居眠りをしてしまうこともあったが、欠かさず続けることでそれが当たり前のルーティーンになり、「毎日学習することが当たり前の日常」を確立できた。これができたから共通テストで8割得点を実現できたと思う。でなければ無理だったと思う。1年次こそ習慣づけを頑張って欲しい。最初は苦しいかもしれないが、最後に自分が笑える。
卒業生AB:「1年次からコツコツ」に勝るものは無いと思う。