お知らせ

カテゴリ:課外活動

学友会総会

令和5年10月13日(木)学友会総会が行われ、新執行部の紹介のあと、デジタル総会資料に基づいて速やかな議事進行が行われました。新学友会長からは、誠実味溢れる抱負が語られ、温かい雰囲気で新体制学友会がスタートです。

1、2年次の希望生徒向け進路講演会

令和5年10月5日(木)放課後に、日本進路指導推進協議会会長(兼 群馬医療福祉大学入試広報センター入試担当特任教授)の山口和士先生にご来校いただき、東京大・京都大・東工大・一橋大・大阪大学などを目指す1、2年次の希望生徒向け進路講演会が開催されました。参加した生徒達からは、

「今まで聞いてきた進路講話の中で一番“聞いて良かった”と思える講話でした。」

「無理にやりたいことを決めるのではなく、今この世界で“何が必要とされているのか”を考え、志望学部や志望学科を決めることが自分には必要であると感じた。」

「ただ難関大へ行け、と言うのではなく、根拠と熱意を持って“超難関大へ行け!”と言って下さる先生に出会えたことに感謝して東大合格を目指したい」

「今日は手を上げる勇気、行動を起こす勇気という話もしていただきました。それは、わたしが今、もっとも自分に足りないと思っていることです。何が発言することから自分を遠ざけているのか、よく考えてみるつもりです。」

などの感想が寄せられました。

進路座談会

 9月28日(木)放課後に弘前大学の女川茉菜さん(本校OG)をお招きして、進路座談会を行いました。お話は、弘前大学のことに限らず、進路選択や受験勉強、大学生活など多岐にわたって、有意義かつ楽しい会になりました。出席生徒からは「青森県の魅力や情報を教えていただき、面接に活かすことができると感じた。また、下北半島の佐井村では内科医一人しか医師がおらず、その方が全ての医療を担っていると知り、そういう場所で自分が役に立ちたいと考えた」などの感想が寄せられました。

令和5年度 コスモス理科実験講座 エネルギーについて学ぶ(つくば宿泊研修)

令和5年度 コスモス理科実験講座 エネルギーについて学ぶ(つくば宿泊研修)

~県立学校における原子力・エネルギー教育支援事業~

 

令和5年8月1日~3日の二泊三日の日程で茨城県つくば市、那珂市へ研修に行きました。

参加者は生徒20名、引率教員3名です。

 

【内容】

①那珂研究所(8/1)

②筑波大学准教授 前田義昌 先生による講義(8/1)

③農研機構・食と農の科学館(8/2)

④産業技術総合研究所 つくばサイエンススクエア、地質標本館(8/2)

⑤つくばエキスポセンター(8/2)

⑥高エネルギー加速器研究機構(8/3)

 

【参加生徒の声】

 難しい言葉や新しいことがたくさんあり、面白かった。話を聞くだけでなく、実際に自分の目で見たり、体験したりすることで、考えながら行動することができた。その分野の専門家からの専門の話は、普段はふれることのできない話題なので参加して良かった。

 

 エネルギーに対する引き出しが増えたとともに自分の興味関心の幅も広がった。教科書やネットでみた事があった内容も今回の研修中に触れることがあったが、体験しながら知ることで理解度が全く異なることがわかった。これから授業で習うこともなるべく文章だけで理解するのではなく、画像や動画、先生の話からなど色々な知識を結びつけるようにしたい。

 

 私はエネルギーについてほとんど知らなかったのですが、この機会を機にたくさんのことを知ることが出来ました。これからも次世代に繋がる素晴らしいエネルギーを探究し続けたいです。

 

①    那珂研究所

② 筑波大学 准教授 前田義昌 先生による講義

③ 農研機構・食と農の科学館

④ 産業技術総合研究所 つくばサイエンススクエア、地質標本館

⑤ つくばエキスポセンター

⑥ 高エネルギー加速器研究機構

 

東北大学による模擬講義(文学部)

令和5年7月24日月曜日、放課後に東北大学大学院文学研究科 文学部日本学専攻 鹿又喜隆 教授に来校していただき、「学際研究と国際研究~考古学の事例~」というテーマで模擬講義を行っていただきました。

1~3年次の希望生徒50名以上が参加し、東北大学文学部の概要、入試についてお話をいただいた後、鹿又先生がご専門にされている考古学について、最新の研究成果を交えながらお話をいただきました。生徒たちは、文学部で学べる学問領域が心理学から美術史まで及んでいること、考古学の研究対象が人類の誕生から近現代までであることを知り驚いているようでした。講義の後も多くの生徒から質問の手が上がり、大変充実した時間となりました。

東北大学による模擬講義(工学部)

令和5年7月24日月曜日、放課後に東北大学工学部化学バイオ工学科 高橋征司 准教授に来校していただき、「バイオ工学によるカーボンニュートラルなものづくり~天然ゴム合成酵素の発見から新規ポリマー合成酵素の発見へ~」というテーマで模擬講義を行っていただきました。

1~3年次の希望生徒40名ほどが参加し、高校で扱う化学・生物から始まり高橋先生のご専門であるバイオ工学まで、幅広い内容をご講演いただきました。講義の最後には大学での研究の流れについてもお話ししていただき、生徒たちにとってこれからの学びをイメージするとても良い機会となったようでした。

東北大学による模擬講義(経済学部)

 令和5年7月21日金曜日、放課後に東北大学経済学部 金熙珍 准教授に来校していただき、「グローバル市場と日本企業:国際経営論の紹介」というテーマで模擬講義を行っていただきました。

1~3年次の希望生徒79名が参加し、経済と経営の違いの確認から始まり、日本企業がなぜ海外の消費者をターゲットにするのか、多国籍企業の事例を交えながら詳しく説明していただき、世界規模の視野を持つ必要性について理解を深めました。講師の先生からは、まずは日本を出て外国をみることから始めようとの助言があり、生徒は多くの刺激を受けていたようです。

宮城大学説明会

令和5年7月21日金曜日、宮城教育大学からキャリアサポートセンターから茂木好光先生をお迎えして説明会を行いました。約40名ほどの生徒が参加し、宮城教育大学の様子、総合型選抜や入学後に取得できる教員免許、留学制度についてお話を聞きました。みな熱心に説明に聞き入り、講演後には残って質問して帰る生徒もいました。

東北大学による模擬講義(法学部)

 令和5年6月22日(木)放課後に東北大学法学部 鹿子生浩輝 教授に来校していただき、

「法と政治を原理的に考えよう」というテーマで模擬講義を行っていただきました。

1~3年次の希望生徒87名が参加し、設定された場面に応じて人が選択する行動とその背景にある原理について考え、「功利主義」について理解を深めました。東北大学法学部での学び、卒業後の進路についても知ることができ、大学での学びへの興味・関心を高める一助となったようです。

令和5年度宮城県SSH指定校及び理数科設置校合同発表会に参加しました

令和5年7月2日(日)、仙台市科学館を会場として、宮城県教育委員会の主催のSSH指定校及び理数科設置校合同発表会に参加しました。この発表会にはSSHに指定されている仙台第一高校、仙台第三高校、多賀城高校、古川黎明高校のほか、本校と仙台向山高校の6校が参加し、計24題のポスター発表が行われました。また、高校生による科学実験教室も行われ、科学館に訪れた多くの方々で賑わいました。

本校からは、理数科の課題研究から2題、理数探究科の探究から2題、生物部と地学部より2題の計6題、18名の生徒が発表しました。聴衆は小さなお子様から高校生、さらには大学教授や医師であるという大人まで、様々な方々へ分かりやすく説明するとともに、様々なレベルの質問にも言葉を選んで丁寧に答えていました。

科学館のご厚意により、発表の合間には館内を自由に見学することができたほか、参加した生徒全員に教育委員会から優秀賞の賞状をいただくことができました。

 

以下は、参加した生徒の感想です。

・質問をたくさん受けたことで、新たな発見をすることができた。また、他の学校の発表も聞いて、自分の探究をもっと深めることができると感じた。

・他の学校の生徒さんの研究に対する意見を聞くことができたので、いい発表会にできたなと感じました。

・昨年はあまり伝わらなかった研究への思いや努力を、科学館の方やアシスタントティーチャーの方に伝えることができ、自信ととともに今後の研究に向けての意欲に繋げることができた。

・他校の生徒や来場者さんと交流することができてよかったと思います。また、中にはお医者さんや薬学部の方もいたので、自分の知識も深めることが出来ました。

・他校の生徒と関われたこと、色んな人に自分たちの成果を聞いていただけたことが嬉しかった。

・自分たちの研究に対して他校の生徒や先生から様々なアドバイスをもらい、これからの研究を進めるうえで非常に参考になった。

・他校の発表を聞き、自分たちとは違った視点や、疑問を持つ人がいて、新たな学びができました。

・人を惹きつける話し方を学びました。

・初めて会う相手にも緊張せず自分の研究を発表する事ができるようになった。一般の方(らしき方)と東北大の方などその人に合わせた言葉を使って難しい言葉を補足したり、より専門的な言葉を使ったり考えて話すことが出来た。

・久しぶりの科学館を十二分に堪能しました。

研究室訪問に行ってきました

本校では、秋桜探究学の一環として「研究室訪問」を行っています。今回は1年次生を対象に、

① 東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」

② 東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室 と 災害科学国際研究所

③ 東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室

のいずれかを希望者計60名で訪問してきました。

 

①東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」には25名が訪問。サイクロトロンは稼働中のためサイクロトロンは見学できませんでしたが、動物用のPET診断装置について概要やメカニズムを聞き、放射線に関することも説明いただきました。その後は3名の大学院生から、学生生活や研究内容、高校時代の取り組みなどを聞き、勉強の仕方や大学との接続、進路選択のヒントをいただきました。さらに3名の留学生にも出身国の文化や日本との違いなど様々なお話をいただき、大変有意義な時間を過ごしました。

 

【生徒の感想】

元々放射線技師に興味があり、見学させていただいたのはありがたかったです。インターネットだけでは知らないことを聞いて、実際に見て知ることができて楽しかったです。放射線で病気を治すだけでなく病気を見つけることができると知ったことでこのことに興味が出てきました。

②東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室には15名の生徒が訪問。理学部4年生と大学院生から大学生活や研究について交流、物理学研究棟を見学し、留学生が多く在籍している大学の雰囲気を実感することができました。その後、東北大学災害科学国際研究所に移動し、震災関連の映像を見て、防災・減災に対する意識を高めました。また、災害科学国際研究所の見学スペースを見学し、医学部や歴史学も含めた文理融合の研究が進められていることを実感しました。

 

【生徒の感想】

理学研究科で理系と言っても、計算ばかりではなく、海洋についての探究では実際に船に乗ったりして、調査を行うなど、中学や高校とは違って自主的に探究活動をしていました。大学にいた学生の皆さんは、自分の探究活動について楽しそうに話をしてくださったりしているのを見て、憧れを持ちました。自分も目標や目的を持ちながら大学について調べていきたいなと思いました。

③東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室には20名の生徒が訪問。「経済学はどのように役に立つのだろう?」と題した日引聡教授による模擬講義を聴講。その中で様々な問いを出していただき、本校生の思考を深めながら講義を進めていただきました。その後の質疑応答も活発に行われました。また、中国からの留学生が研究発表を英語で行いました。日本人の学生も含めて日本語・英語でディスカッションをする機会をいただき、大きな刺激になりました。最後は研究室を訪問し、大学での研究活動を肌で感じることができる貴重な体験となりました。

 

【生徒の感想】

研究室訪問に行く前は経済学についてよく分からなかったが、今回の訪問を通して経済学は社会問題という病気を治す医学、人々や消費者のインセンティブ(どのように行動するか)や社会のメカニズムを明らかにする学問だ、ということが分かった。日引先生の説明はすごく分かりやすく、経済学についての知識が0の人でも理解しやすい説明だった。

日引先生や留学生の方が言っていたように、たくさんのことを経験して新しい学びを得て、自分の学びや探究活動に繋げていきたい。

教育実習生を囲む会

令和5年6月28日(水)放課後に教育実習生を囲む会を行いました。

現在9名の教育実習生が3週間の実習を行っています。その実習生より、自分の高校時代や大学での学びなどについて座談会形式でお話いただきました。参加した有志の生徒から積極的な質問がなされ、勉強法や自分の進路選択に大いに参考になったようです。

 

SDGsマルシェに参加しました

令和5年6月25日(日)、尚絅学院大学主催の「SDGsマルシェ」が開催されました。今年のテーマは「身近な課題を見つけてみよう」であり、サンモール一番町商店街を会場に、たくさんの企業・活動団体・行政、高校生・大学生がSDGsに関する自分たちの取組み紹介や研究発表を行われました。

今回、本校1年次・2年次の探究科の生徒8名が初めて参加しました。「価格と価値は違う~商店街の新たな魅力~」をコンセプトに、八幡町商店街とコラボした動画の紹介を行いました。

また、SDGsに対応した理想とする商店街をテーマに、ブースに集まった方とともに模索しました。最初は戸惑っていた生徒たちでしたが、徐々に声がけやワークショップのファシリテートを行っている姿が見られ、とても良い経験となりました。

園芸委員 中庭の花植

令和5年5月22日(月)放課後、園芸委員会による花苗植えが行われました。

中庭のプランターの土をしっかりと耕してから肥料を入れ、キンギョソウとベゴニアを綺麗に植え替えました。たっぷりの優しい心と水を与えられた花は中庭を色鮮やかに染め、一気に華やかになりました。

令和5年度 学校PR用媒体デザイン プレゼンテーション

令和5年5月19日(金)放課後、学校PR用学校パンフレットの表紙、ポスター、クリアファイルのデザインを選考する、プレゼンテーション発表会が行われました。

3年次美術選択の生徒の7名が本校の個性について考察し、見事にデザイン化して発表しました。どれも完成度が高く1つに絞るのは困難ですが、それぞれ1つのデザインのみが今年度のPR用として選ばれます。当日は審査員として校長先生や教頭先生のほか、多くの先生や生徒が審査しました。

なお、学校パンフレットは本ホームページに掲載の予定です。

仙台市天文台による天体望遠鏡講座が開催されました。

令和5年5月18日(木)の放課後、天体望遠鏡講座が開催されました。仙台市天文台の方々を講師にお招きし、地学部生徒と希望生徒10数名が参加しました。

天体望遠鏡の構造や性能について学ぶとともに、実際に望遠鏡を組み立て、野外で操作を体験しました。曇天のため、予定であった金星の観察はできませんでしたが、遠く離れた景色が非常に高精細に見ることができ、その性能に驚きの声があがりました。

マイプロジェクトアワード全国大会出場

令和5年3月25・26日(土・日)に全国高校生マイプロジェクトアワード2022大会がオンラインで行われました。

本大会は探究学習に取り組む高校生が集う「日本最大級の探究学習の祭典」です。宮城県予選には全46プロジェクトが書類通過しましたが、なんと本校から12プロジェクトが選抜されていました。全国大会に参加できるのは2プロジェクトのみとなりますが、その1つに本校1年次探究科の生徒6名のプロジェクトが選抜されました。プロジェクト名は「価格と価値は違う」でした。

宮城大会終了後も自分たちが伝えたい「価値」について真剣に探究を深め考え、準備しました。学校の探究活動を通して自分たちに湧いてきた「ドキドキ」や「ワクワク」感を深め、学校と地域を生徒目線からの共有領域にしたいと、コンセプトを「輪」として、学校に隣接する八幡町商店街のCMを製作しその魅力を伝えたいと活動していました。

大会当日は、本校での探究活動を通して「自己の在り方生き方」をしっかりと捉え、高校卒業後のキャリアも深く考えたいと、その強い思いを感じさせる発表でした。全国大会での入賞こそありませんでしたが、次の大会こそ「文部科学大臣賞」を目指したいと、既に新たな探究をスタートさせたようです。

つくばScience Edge 2023(3/26~27)に参加しました。

つくば国際会議場で行われた【つくばScience Edge 2023】で,理数科2年次の8名が課題研究の成果を発表しました。

発表したのは

「溶存CO2濃度の変化によるプラナリアの再生速度と生存率への影響に関する研究」(生物)

「環境に優しい桜染め~葉を用いた染色とその条件の検討~」(化学)

の2題です。

事前提出のアブストラクトで審査を通った上位高の口頭発表を聴き,大変刺激を受けることができました。ポスター発表では,自分たちの研究を多くの人に聞いてもらい,多くのアドバイスをいただきました。また,他の発表を聴き,質疑を通して他校の先進的な取り組みを知ることができました。

26日の17:15~18:45には国際交流会に参加して,アクティビティを通して楽しく交流を深めることができました。

また,27日の13:30~15:30はサイエンスワークショップに参加しました。大学や研究機関などの専門家の方々が体験型のワークショップを行ってくれました。様々なワークショップがあり,各々の興味のあるものに取り組みました。

多くの貴重な経験を積むことができました。

~生徒の感想より~

『まず自分たちと同世代の人達がこんなにもすごい研究をしているのかと驚かされることばかりだった。オーラル発表をしていた班の人たちのものは研究室で時間をかけて研究した大学生かと思うようなものばかりだった。どれもとても面白く聞いていて楽しさすら感じた。ポスター発表も時間が無くて全て見切ることは出来なかったが自分では思いつきもしないような題材で研究していてとても興味深かった。つくばに来る前に他の班のものを想像して「自分たちの発表なんか,」と思っていたが私たちの発表を聞く人は皆興味深々でたくさん質問をしていただいたり,アドバイスを頂いたりと自分たちの研究に自信をもてたと同時にそういう考え方もあるのかと思わされ,さらに研究を深めたくなった。』

 

この事業への参加は,三菱みらい育成財団からの助成を受けています。

 

マイプロジェクトアワード2022宮城サミットに参加しました。

 令和5年2月5日(日),全国高校生マイプロジェクトアワード2022宮城サミットに12プロジェクトを参加しました。マイプロジェクトアワードは探究学習・マイプロジェクトを実行した全国の高校生が一堂に会し,活動の発表・参加者との対話を通して次の一歩を考える,日本最大級の「学びの祭典」です。昨年度は6,225プロジェクト,16,822名が参加しています。

 宮城サミットに全46プロジェクトが選考されましたが,そのうち12プロジェクトが本校生のチームです。令和4年7月より探究を深めたい生徒に呼びかけ,その中から募り準備してきました。生徒たちは,自分の「My」興味関心から課題を設定し,そこに「問い」と仮説を立て,課題解決に向けたプロジェクトを考えてきました。当日はオンラインではありましたが,熱のこもったマイプロジェクト発表が行われ,運営の方々からも「今年は宮城第一高校の勢いを感じた宮城サミット」だったと好評でした。この後,各自が作成した動画による本選考が行われ,3月上旬頃に宮城代表が決定します。宮城代表は1チームのみとなりますが,これからも「My」と「問い」から始まる探究学習に励んで欲しいと思います。

書道部による七十七銀行八幡町支店の展示

 令和5年1月12日(木)より,八幡町商店街との協働企画 「みやはち 宮一生越しのアートな8幡」として七十七銀行八幡町支店からの依頼により,作品を展示しています。

 作品は,昨年度末に八幡商店会長の星さん同席の中で,七十七銀行の次長さんと打合せをしています。銀行の要望を取材しながら作品を完成させました。

 展示の当日,宮城テレビ・仙台放送・河北新報の取材が入りました。テレビは夕方の県内ニュースの中で紹介されました。仙台放送の取材担当の方が,宮城一高の卒業生という出会いもありました。

コロナ禍でも笑顔で明るくなれるような花を育てよう

令和4年10月25日(火)放課後,園芸委員会による花苗植えが行われました。

園芸委員会の後期目標は「コロナ禍でも笑顔で明るくなれるような花を育てよう」です。

中庭のプランターの土をしっかりと耕してから肥料を入れ,花々を綺麗に植え替えました。

令和4年度 コスモス理科実験講座 エネルギーについて学ぶ(つくば宿泊研修) ~県立学校における原子力・エネルギー教育支援事業~

 

令和4年8月1日~3日の二泊三日の日程で茨城県つくば市,那珂市へ研修に行きました。

参加者は生徒20名,引率教員3名です。

 

内容

①那珂研究所(8/1)

②筑波大学准教授 前田義昌 先生による講義(8/1)

③農研機構・食と農の科学館(8/2)

④産業技術総合研究所・地質標本館(8/2)

⑤物質・材料研究機構(8/2)

⑥高エネルギー加速器研究機構(8/3)

 

参加生徒の声

エネルギーについて学ぶ,という題目の通り,様々な研究所でエネルギーについての関心を深めることが出来たと思います。科学技術は常に進化し続けているため,今最前線で研究している人達の次の世代が積極的に学び,未来へ繋げていく必要があるなと感じました。百聞は一見にしかずです。

 

核融合発電や,バイオマス発電(海藻類)について,もっと多くの若い人が理解していけば,エネルギー発電の未来は明るくなると思いました。今回の研修で最先端な学びが出来ましたし,未来へ向かって研究を進める研究者の方々の姿を見て感銘を受けました。ありがとうございました。

➀那珂研究所

②筑波大学 准教授 前田義昌 先生による講義

③農研機構・食と農の科学館

④産業技術総合研究所・地質標本館

⑤物質・材料研究機構

⑥高エネルギー加速器研究機構

Education and SDGs in East Asiaに参加しました

 令和4年8月16日(火),東北大学大学院教育学研究科・教育学部を会場に,東北大学大学院生や学部4年生の留学生とは対面で,さらに台湾政治大学,南京師範大学,台湾師範大学の大学院生や学生とオンラインで交流しました。

 今回は東北大学大学院教育学研究科先端教育研究実践センターの 劉 靖 准教授よりお誘いをいただき,Asia Education Leader(AEL) course「アジアにおける教育の未来像を語る」と題した講義の一部に参加する機会をいただきました。校内に募ったところ,20名近い本校生が応募し参加してくれました。事前学習として,英語での自己紹介動画を作成したり,アジアの学校教育について勉強したりしたうえで臨みました。

 当日は5グループに分かれ,「コロナ時代にどんな教育が必要か?」,「今受けている教育に満足しているか?それはなぜか?」「みんなの未来のためにどんな教育が必要か?」といったテーマで意見交換を行いました。海外の大学院生・大学生の考えを聴き,英語で触れあう貴重な時間となりました。初めは緊張していた本校生でしたが,最後は別れを惜しむほど深く交流をすることができました。

研究室訪問に行ってきました

本校では,秋桜探究学の一環として「研究室訪問」を行っています。今回は1年次生を対象に,

① 東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」

② 東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室

③ 東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室

のいずれかを希望者計35名で訪問してきました。

 

①東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター」は12名が訪問。残念ながら稼働中のためサイクロトロンは拝見できませんでしたが,PET診断装置を見学,装置の概要やメカニズム,放射線などを説明いただきました。放射線が及ぼす影響などについて,活発な質疑応答がありました。4名の大学院生から,生活や研究,高校時代などを聞き,勉強の仕方や大学との接続,進路選択のヒントをいただきました。本校の卒業生や留学生にも様々なお話をいただき,大変有意義な時間を過ごしました。

【生徒の感想】

研究内容についてや,学校生活の過ごし方など,実際に通われている方のお話が聞けてとても興味深かったです。特に放射線によるがん治療についての話があり,放射線技師を目指すべきかどうか悩んでいたので,工学系の院でその研究をしているということが知り,新たな選択肢を考えることができました。ありがとうございました。

 当日の模様について、サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターのHPにも掲載されました。こちらからご覧いただけます。

②東北大学大学院理学研究科 須賀利雄教授の研究室には6名の生徒が訪問。理学部4年生と大学院生から大学生活や研究について交流,物理学研究棟を見学し,留学生がたくさん来日している大学の雰囲気を実感することができました。その後,東北大学災害科学国際研究所に移動し,震災関連の映像を見て,防災・減災に対する意識を高めました。また,災害科学国際研究所の見学スペースを見学し,医学部や歴史学も含めた文理融合の研究が進められていることを実感しました。

【生徒の感想】

先生方や学生方の話を聞いて自分の興味のあることに対してどんどん追究していく楽しさが今回の体験を通して感じました。科目選択にも参考にもなりました。ありがとうございました。

 

③東北大学大学院経済学研究科 日引聡教授の研究室には17名の生徒が訪問。「経済学はどのように役に立つのだろう?」と題した日引聡教授による模擬講義を聴講。3名の学生(うち2名はベトナムとパナマからの留学生)による研究発表が日本語と英語で行われました。本校生より「活用するデータの集め方のコツは何か?」や「どのようにパナマの気候問題解決を考えているか?」など活発に質疑応答。最後は研究室を訪問し,大学での研究活動を肌で感じることができる貴重な体験となりました。

【生徒の感想】

現在の問題から改善策,解決策を見つけ世の役に立てるのはいいなと思った。また留学生がいることで世界の問題についても考えられて視野が広がるなと思った。“その解決策による副作用”を考えるということがとても印象に残った。数学は文系の経済学でも使うため,やっておいた方がいいよと言われたので頑張りたいと思う。

 

保健委員会熱中症予防啓発活動

令和4年6月13日(月)~15日(水)の昼休み中に保健委員が放送で熱中症予防について啓発をしました。

1日目は熱中症について(症状と機序),2日目は予防対策について,3日目は応急処置についてでした。気温が高く暑い日は熱中症発症のおそれがあります。

熱中症を知って,夏を元気に安全に過ごしましょう。

東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座

令和4年6月3日(金)の放課後,約40名の生徒が東京大学による金曜特別講座に参加しました。

今回の講座内容は,「データサイエンスとは」として,東京大学 教養学部 教養学科/数理・情報教育研究センター・教授の河合 玲一郎先生がオンラインで行って下さいました。

次回は6月10日(金),東京大学 法学部・教授のディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク先生による「人はなぜ規制に従うのか、従わないのか―法社会学への招待」が予定されています。

東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座

令和4年5月27日(金)の放課後,約40名の生徒が東京大学による金曜特別講座に参加しました。

今回の講座内容は,「『働かない』働きアリの進化生態学」として,東京大学 教養学部 学際科学科・准教授の土畑 重人先生がオンラインで行って下さいました。

次回は6月3日(金),東京大学 教養学部 教養学科/数理・情報教育研究センター・教授の河合 玲一郎先生による「データサイエンスとは」が予定されています。

優しい心ときれいな花を育てよう

令和4年5月20日(金)放課後,園芸委員会による花苗植えが行われました。

園芸委員会の前期目標は「優しい心ときれいな花を育てよう」です。中庭のプランターの土をしっかりと耕してから肥料を入れ,花々を綺麗に植え替えました。たっぷりの優しい心と水を与えられた花のおかげで,中庭が一気に色鮮やかになりました。

宮城県高等学校家庭クラブ連盟総会およびリーダー研修会に参加

 

令和4年5月11日(水),名取高校において宮城県の家庭クラブ総会およびリーダー研修会が行われました。

県内から16校の家庭クラブ加盟校が参加しました。リーダー研修会では宮城第一高校1年家庭クラブ員14名がリーダーとなり,昨年度の「全国高等学校家庭クラブ連盟指導者養成講座」で学んだ「山根折形礼法」について伝達してきました。日本古来の紙で包む文化のもととなった「折形」は,儀式に使う装飾折り紙です。宮城県内の多くの高校生に伝えていきたいと願い,解説資料や動画を作成して研修会をおこないました。参加校の生徒さんだけでなく先生方にも参加していただき,大変有意義な一日となりました。

令和4年度 学校PR用媒体デザイン プレゼンテーション

令和4年5月19日(木)放課後,学校PR用学校パンフ,ポスター,クリアファイルのデザインを選考する,プレゼンテーション発表会が行われました。

3年次美術選択の生徒の6名が本校の個性について考察し,見事にデザイン化して発表しました。どれも完成度が高く選ぶのは困難ですが,それぞれ1つのデザインのみ,今年度のPR用として選ばれます。なお,パンフレットは本ホームページにPDF化して掲載の予定です。

東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座

令和4年5月6日(金)の放課後,67名が東京大学による金曜特別講座に参加しました。

今回の講座内容は,「不思議の国ロシアを考える」として,東京大学 先端科学技術研究センター・専任講師の小泉 悠先生がオンラインで行って下さいました。

次回は5月13日(金),東京大学 教養学部 教養学科・准教授の逆井 聡人先生による「焼跡と闇市の時代――石川淳「焼跡のイエス」を読む」が予定されています。

東北大学『科学者の卵』養成講座 希望者向け全体ガイダンス

4月26日(火)の放課後,東北大学『科学者の卵』養成講座へ参加を考えている生徒への希望者向けガイダンスが行われました。この講座は,科学に興味がある高校生を東北大学理数系全学部の大学の先生方が直接指導下さり,体験や経験を通して世界で活躍できる科学者を育成するプログラムです。全国で80名限定,5月13日(金)が応募締め切りとなっています。校内で行われた説明会に約20名が集まり,担当の先生からの説明を受けました。

多くの宮一生が受講できることを期待したいと思います。

東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座

 4月22日(金)の放課後,29名が東京大学による金曜特別講座に参加しました。

 今回の講座内容は,「海と科学と三陸と─地方にある高等教育・研究機関の役割─」として,東京大学 大気海洋研究所・准教授の峰岸 有紀先生がオンラインで行って下さいました。

 次回は5月6日(金),東京大学 先端科学技術研究センター・専任講師の小泉 悠先生による「不思議の国ロシアを考える」が予定されています。

東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座

4月15日(金)の放課後,1年次17名が東京大学による金曜特別講座に参加しました。

今回の講座内容は,「量子ってなんだろう?─視て触る量子力学─」として,東京大学 教養学部 統合自然科学科・准教授の野口 篤史先生がオンラインで行って下さいました。大学の難しい内容の講義にも関わらず,しっかりメモをとり頷き,理解を深めている様子でした。

なお,次回は4月22日(金),東京大学 大気海洋研究所・准教授の峰岸 有紀先生による「海と科学と三陸と─地方にある高等教育・研究機関の役割─」が予定されています。

探究の対話(p4c)出前授業を実施しました。

宮城教育大学 上廣倫理教育アカデミー 特任教授 庄子修先生による出前授業『探究の対話(p4c)へのご招待~「philosophy for children 子どもの哲学」~』を実施しました。探究の対話(p4c)とは、対話を通して哲学的に「問い」を深めていく教育の手法のことです。ハワイで発展し、「多様性の尊重」や「主体性の追求」が重視されています。これにアレンジを加えた、宮城教育大学上廣倫理教育アカデミーによる取り組みは、仙台市をはじめとする宮城県の各地へ広まり、道徳の教科書への掲載や新聞・テレビ等のメディアでの紹介等が行われています。

1月24日と31日の2回に分けて、教育や心理の分野に関心を持つ3年次生徒の希望者が参加しました。対話を通して哲学的に「問い」を深めていく教育手法の理論を学び、実際に体験することができ、参加した生徒からは「角度を変えてものごとを見ると色々な疑問が生まれて面白い」、「大学での研究分野でもp4cの手法を活用したい」といった感想があがりました。

「第7回PDA高校生即興型ディベート全国大会」に参加

令和3年12月25日・26日に「第7回PDA高校生即興型ディベート全国大会」が開催され,本校から2年次生3名の1チームがオンラインで参加しました。

初参加のため手探りで準備したなか,全国の名だたる高校を相手に4試合を戦い,見事1勝することができました。左端の写真は,大会参加証が贈られた参加者と練習に参加してくれた皆さんです。

1月18日には,大会報告会として感想などを発表しました。「大変だったけど達成感がある」「全国のレベルを肌で感じることができた」「もっと知識を増やさなければならない」「遠くの参加校との情報交換が楽しかった」「練習試合ができそうな学校さんとお友達になれた」など有意義な活動となったようです。

 

なお,昨年11月7日には「サスティナブル・ブランド国際会議2022学生招待プログラム第2回SB Student Ambassador ブロック大会」にも,2年次生2名が初参加しました。このように機会を捉え,新しい挑戦をしている宮城第一高校生を大変頼もしく感じました。

 

11月4日のLHR(1年薬物乱用防止教室・2年学年レク・3年進路の時間)

11月4日、水曜日の7校時はLHRの時間でした。

1年次は、すずらん薬局より北村哲治先生を講師にお招きし、薬物乱用防止教室を行いました。違法薬物は世界の国々で深刻な社会問題となっています。薬物乱用を防止するためには、薬物の恐ろしさを正しく理解し、薬物に関する正しい知識を身につけることが大切とお話をいただきました。

2年次は、学年レクリエーションの長縄跳びです。クラス対抗で競われましたが、久々のレクレーションにマスクの下には笑顔が溢れていました。

3年次は進路の時間として、それぞれが取り組むべき課題に真剣に向かい合う姿が見られました。クラスによっては担任の先生と面談が行われ、資料を見ながら今後を検討していました。

令和3年度 つくば宿泊研修

那珂核融合研究所(8/2)

物質・材料研究機構(8/2)

産業技術総合研究所 地質標本館(8/3)

農研機構 食と農の科学館(8/3)

筑波大学 鈴木石根先生による講義(8/3)

高エネルギー加速器研究機構(8/4)

令和3年度つくば宿泊研修を行いました(8月2日~4日,2泊3日)。

各施設などでは最先端の研究内容を丁寧に教えていただき,参加した生徒たちも熱心に記録をとるとともに質問もするなど,とても充実した内容となりました。

今回受け入れていただきました各施設,研究者の方々に深く御礼申し上げます。

研究室訪問に行ってきました

本校では、コスモス理科実験講座の一環として「研究室訪問」を1年次で行っております。

今年度の研究室訪問は6月22日、考査の最終日に実施され、「東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター(CYRIC)」へ行ってきました。今回の参加者は希望者22名でした。この研究施設では、サイクロトロンという加速器によって放射性元素を生成し(物理分野)、生成した放射性元素を用いた薬剤を合成し(化学・薬学分野)、放射性元素用いた薬剤によって癌などの検査などに利用する(医学分野)という、様々な分野が連携した研究などを行っています。分野ごとに実験室で説明をしていただき、参加生徒たちも積極的に質問していました。研究室訪問前は、放射線という言葉にネガティブな印象を持っていた人もいたようですが、様々な分野で必要不可欠なものであることを知り、視野を広げ、今後の進路を考える上でも大変参考になったようでした。

CYRICの見学の後は、東北大学の学生が立ち上げたベンチャーの研究室にも見学させていただきました。宇宙線を観測する研究を行い、地元や世界の高校生を巻き込んだ探究活動を行っている「加速キッチン合同会社」という所です。学生の方々から取り組みや大学での生活など、様々なことを教えていただき、大変刺激を受けてきました。

コロナ禍にあっても本当に丁寧に対応いただき、有り難うございました。

本校生にとって大変貴重な経験になりました。

写真1 サイクロトロンの説明の様子写真2 サイクロトロン写真3 HOT CELL(薬剤の合成)①

写真4 HOT CELL(薬剤の合成)②写真5 PET診断装置の説明①写真6 PET診断装置の説明②

写真7 加速キッチン合同会社での説明写真8 加速キッチン合同会社の研究室見学写真9 東北大学青葉山キャンパスにて(後ろが理学部の建物)

 

東北大学『科学者の卵』養成講座 希望者向け全体ガイダンス 

 

4月26日(月)の放課後,東北大学『科学者の卵』養成講座へ参加を考えている生徒への希望者向けガイダンスが行われました。この講座は,科学に興味がある高校生を東北大学理数系全学部の大学の先生方が直接指導下さり,体験や経験を通して世界で活躍できる科学者を育成するプログラムです。全国で80名限定,5月14日応募締め切りとなっています。

校内で行われた説明会には1・2年生20数名が集まり,担当の先生からの説明を受けました。その後,現在養成講座に参加している2年生から,その取り組みや研究内容が報告されました。多くの宮一生が受講できることを期待したいと思います。

東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座

 

 

4月23日(金)の放課後,1年生の3名が東京大学による金曜特別講座に参加しました。

 今日の講座内容は,「カーストとは何か─インドの歴史人類学から再考する」として,教養学部の田辺明生教授がオンラインで行って下さいました。参加した生徒からは,東京大学の先生の授業を受けることができて嬉しい,内容も面白かったとのことでした。

なお,次回は4月30日(金),教養学部統合自然科学科の市橋伯一教授による「分子から生命をつくる合成生物学」が予定されています。