ミヤイチnews
「教育実習生を囲む座談会」を開催しました
7月1日(火)に教育実習生4名と生徒6名で「教育実習生を囲む座談会」を実施しました。
実習生の高校時代の生活や進路選択に向けての話、大学での学びや生活の話、大学の枠を越えた活躍の話など、たいへん具体的な話を聞くことができました。生徒たちは、将来の進路選択や志望大学を考える上で参考になったようです。
また、生徒から教育実習生へは、大学生活におけるアルバイトや趣味、娯楽の話題から、留学や進路選択に関わる話題まで幅広い分野にわたる質問がでました。特に、志望大学に進学するに当たり、一人暮らしをする必要があるが、どのように保護者と話し合ったのかという質問では、一人ひとりの経験をそれぞれ詳しく語っていただきました。
参加した生徒のこれからの人生の助けになる、有意義な会になりました。教育実習生のみなさんにはたいへん感謝いたします。
東北大学学部学科出前講義②
令和7年6月27日(金)16:00~17:00に秋桜LABで東北大学工学部材料科学総合学科の教授貝沼亮介氏をお招きし、「東北大学出張講義」を開催しました。形を覚える金属として知られている「形状記憶合金」は感温センサーや医療用器具の分野で広く利用されています。講義では、形状記憶合金の原理についてや実用化された新型銅系形状記憶合金の材料開発について詳しく解説していただきました。
また、講義後は、材料科学総合学科在籍の本校卒業生が大学生活と材料科学総合学科について話をしてくれました。生徒たちは、大学生活に期待しながら、最先端の研究にも興味をもったようでした。
東北大学学部学科出前講義 ①
令和7年6月25日(水)、東北大学から2名の先生方をお招きし、「東北大学出前講義」を開催しました。法学部の鹿子生浩輝教授による講義では、まず東北大学法学部の概要についてお話をいただきました。その後、「法と政治を原理的に考える」というテーマで、生徒たちとの対話を交えながら、J.ベンサムやJ.S.ミルが唱えた功利主義の見解の違いや功利主義からの問いについてお話をいただきました。生徒たちは鹿子生先生からの問いかけについて、いつもはあまり使わないであろう頭の領域を一生懸命働かせて、返答している様子を見ることができました。また、工学部都市・建築学専攻の佃悠准教授から「建築でこらからの社会をつくる-東北大学で学ぶ都市・建築学-」というテーマで講義を行っていただきました。
どの講座も20名ほどの生徒が参加しました。熱心に学ぶ姿が見られ、大変充実した時間となりました。
第1回過卒受験生激励会
6月20日(金)16:30から、河合塾仙台校でこの春に卒業した77回生対象の第1回過卒受験生激励会が開催されました。30名程の過卒受験生と77回生が3年生の時に学年主任・担任だった先生方6人が参加しました。
担任だった先生を中心に生徒が輪になって談笑したり、担任の先生と個別に面談したりと、18:30までの約2時間が足りなく感じられるほどでした。生徒たちの感想としては、
・お世話になった先生方に会えて嬉しかった。
・家での受験勉強なので、久し振りに友だちと会ってたくさん話したことでいい気分転換になったし、情報交換もできて有意義だった。
といったものが多かったです。
みんな3月に味わった悔しさをばねにして再度の受験勉強に現役の時以上に一生懸命取り組んでおり、来年の3月にはいい報告が聞けることを確信した2時間でした。
1年次へiPadを配付しました
令和7年5月29日(木)の7校時、1年次にiPadが配付されました。
本年度からは宮城県による貸与ではなく、BYAD(Buy Your Assigned Device)方式により、各自が購入した端末を使用します。これにより、卒業後も引き続き活用できることになります。
配付当日、生徒たちは新品の箱を開ける瞬間に目を輝かせ、嬉しそうな表情を浮かべていました。担任の先生や担当業者の方々も、生徒とともに設定作業を丁寧に進めながら、スムーズなスタートとなるよう支援していました。
今後はこの1人1台端末を活用し、授業や探究活動をはじめ、さまざまな取り組みを進めていきます。
高校総体 山岳部男子・女子が第2位入賞
6月7日(土)から9日(月)にかけて泉ヶ岳・北泉ヶ岳で開催された「第74回宮城県高等学校総合体育大会登山大会」において、本校の山岳部男子チーム・女子チームがともに第2位に入賞しました。
登山競技は、ただ山を登るだけでなく、テント設営の審査や気象、医療、自然観察、天気図作成などの筆記試験も含まれています。中でも、男子チームが作成した天気図は「優秀作品」に選ばれました。
両チームは、6月下旬に秋田県・鳥海山で開催される東北大会への出場が決まっています。
国際科目での国際交流
本校では、「教科国際」の授業を通じて、海外の高校生や東北大学の留学生とやり取りをしながら、学びを深める取り組みを行っています。
6月5日(木)と6日(金)には、2年次の国際探究科・理数探究科の生徒が「English Academics I」の授業中に、オーストラリアの交流校である Epping Boys High School の生徒たちと第1回オンライン交流を実施しました。生徒たちは2人ずつブレイクアウトルームに分かれ、自己紹介やお互いの日課について英語で話し合いました。国際探究科・理数探究科の2年生は、12月に研修旅行で Epping Boys High School を訪問し、現地で直接交流を行う予定です。それに先立ち、今後も複数回にわたって、さまざまなテーマでオンラインディスカッションを行っていきます。
また、6月6日(金)の「国際地理探究」では、「川と人々の暮らし」というテーマのもと、東北大学の留学生を講師に迎え、英語による授業を実施しました。生徒は、インドのガンジス川とインダス川について調べたことを英語で発表し、インド出身の留学生から助言をもらうとともに、インドと日本における川の役割の違いについて意見交換を行いました。さらに、インドの他の川についても教えてもらい、教科書の内容を超えた深い学びを得ることができました。
3年次保健講話
6月5日(木)7校時に3年次保健講話を実施しました。講師は本校卒業生の鬼怒川産婦人科女性診療医院院長の鬼怒川知香先生でした。「プレコンセプションケア ~健康に生きるために~」のタイトルで、今後の自分とその子どもたちが健康に過ごしていくために心がけるべきことを、性自認や食事とダイエット、喫煙とアルコールのリスク、睡眠、感染症、サプリメントなど、具体的で身近な例を挙げて講演いただきました。
生徒は「自分の健康だけでなく、他人のためにも健康には気をつけるべきなのだとわかり、家族や周りの人のことも考えて行動していくようにしていきたいです。」「規則正しい生活をすることが大切であることは習っていましたが、具体的に食事や睡眠をどのように気をつけていくべきかを知れたのでこれから意識していきたいです。」「エナジードリンクの過剰摂取とは具体的にはどれくらいの量・頻度からなのかを知ることができた。」などと感想を述べていました。
第1回海外大学進学説明会
5月28日(水)、全年次の生徒および保護者対象に、「第1回海外大学進学説明会」を実施しました。
第1回目の今回は、トフルゼミナール留学センター様より、4つの留学パターン(高校留学・大学交換留学・海外大学進学・3年次編入)を紹介いただくとともに、留学準備のタイムライン、費用面、留学後の進路についてご説明いただきました。今回の海外大学進学説明会を経て、具体的に必要な資格や準備を始める時期を教えてくださったのでイメージしやすかった、という感想がありました。
第2回目は7月23日(水)に実施予定です。
令和7年度 避難訓練
5月28日(水)に全校生徒・教職員対象の地震を想定した避難訓練が実施されました。
訓練後の講評では、災害時には一人一人が自分の命を守るために行動することの大切さについて話があり、生徒たちはその話を真剣に聞いていました。今回の訓練を通して、防災意識を高めることができましたが今後も定期的に訓練を実施し、いざという時に落ち着いて行動できるよう備えていってほしいものです。
ご家庭でも、もしもの時の避難場所や連絡方法について話し合っていただきたいと思います。