ミヤイチnews
1年次へiPadを配付しました
令和7年5月29日(木)の7校時、1年次にiPadが配付されました。
本年度からは宮城県による貸与ではなく、BYAD(Buy Your Assigned Device)方式により、各自が購入した端末を使用します。これにより、卒業後も引き続き活用できることになります。
配付当日、生徒たちは新品の箱を開ける瞬間に目を輝かせ、嬉しそうな表情を浮かべていました。担任の先生や担当業者の方々も、生徒とともに設定作業を丁寧に進めながら、スムーズなスタートとなるよう支援していました。
今後はこの1人1台端末を活用し、授業や探究活動をはじめ、さまざまな取り組みを進めていきます。
高校総体 山岳部男子・女子が第2位入賞
6月7日(土)から9日(月)にかけて泉ヶ岳・北泉ヶ岳で開催された「第74回宮城県高等学校総合体育大会登山大会」において、本校の山岳部男子チーム・女子チームがともに第2位に入賞しました。
登山競技は、ただ山を登るだけでなく、テント設営の審査や気象、医療、自然観察、天気図作成などの筆記試験も含まれています。中でも、男子チームが作成した天気図は「優秀作品」に選ばれました。
両チームは、6月下旬に秋田県・鳥海山で開催される東北大会への出場が決まっています。
国際科目での国際交流
本校では、「教科国際」の授業を通じて、海外の高校生や東北大学の留学生とやり取りをしながら、学びを深める取り組みを行っています。
6月5日(木)と6日(金)には、2年次の国際探究科・理数探究科の生徒が「English Academics I」の授業中に、オーストラリアの交流校である Epping Boys High School の生徒たちと第1回オンライン交流を実施しました。生徒たちは2人ずつブレイクアウトルームに分かれ、自己紹介やお互いの日課について英語で話し合いました。国際探究科・理数探究科の2年生は、12月に研修旅行で Epping Boys High School を訪問し、現地で直接交流を行う予定です。それに先立ち、今後も複数回にわたって、さまざまなテーマでオンラインディスカッションを行っていきます。
また、6月6日(金)の「国際地理探究」では、「川と人々の暮らし」というテーマのもと、東北大学の留学生を講師に迎え、英語による授業を実施しました。生徒は、インドのガンジス川とインダス川について調べたことを英語で発表し、インド出身の留学生から助言をもらうとともに、インドと日本における川の役割の違いについて意見交換を行いました。さらに、インドの他の川についても教えてもらい、教科書の内容を超えた深い学びを得ることができました。
3年次保健講話
6月5日(木)7校時に3年次保健講話を実施しました。講師は本校卒業生の鬼怒川産婦人科女性診療医院院長の鬼怒川知香先生でした。「プレコンセプションケア ~健康に生きるために~」のタイトルで、今後の自分とその子どもたちが健康に過ごしていくために心がけるべきことを、性自認や食事とダイエット、喫煙とアルコールのリスク、睡眠、感染症、サプリメントなど、具体的で身近な例を挙げて講演いただきました。
生徒は「自分の健康だけでなく、他人のためにも健康には気をつけるべきなのだとわかり、家族や周りの人のことも考えて行動していくようにしていきたいです。」「規則正しい生活をすることが大切であることは習っていましたが、具体的に食事や睡眠をどのように気をつけていくべきかを知れたのでこれから意識していきたいです。」「エナジードリンクの過剰摂取とは具体的にはどれくらいの量・頻度からなのかを知ることができた。」などと感想を述べていました。
第1回海外大学進学説明会
5月28日(水)、全年次の生徒および保護者対象に、「第1回海外大学進学説明会」を実施しました。
第1回目の今回は、トフルゼミナール留学センター様より、4つの留学パターン(高校留学・大学交換留学・海外大学進学・3年次編入)を紹介いただくとともに、留学準備のタイムライン、費用面、留学後の進路についてご説明いただきました。今回の海外大学進学説明会を経て、具体的に必要な資格や準備を始める時期を教えてくださったのでイメージしやすかった、という感想がありました。
第2回目は7月23日(水)に実施予定です。
令和7年度 避難訓練
5月28日(水)に全校生徒・教職員対象の地震を想定した避難訓練が実施されました。
訓練後の講評では、災害時には一人一人が自分の命を守るために行動することの大切さについて話があり、生徒たちはその話を真剣に聞いていました。今回の訓練を通して、防災意識を高めることができましたが今後も定期的に訓練を実施し、いざという時に落ち着いて行動できるよう備えていってほしいものです。
ご家庭でも、もしもの時の避難場所や連絡方法について話し合っていただきたいと思います。
米国の大学生と本校生が国際交流!~日本語と英語で笑顔あふれる時間~
米国テキサス州のベイラー大学から東北大学の短期日本語プログラムに参加するために来日中の大学生5名と引率の先生が、5月27日(火)の放課後本校を訪問しました。本校からは希望者40名が参加し、交流会を行いました。
グループに分かれて、まずは自己紹介とクイズ形式の学校紹介を行い、その後は趣味や将来の夢、学校生活や好きな食べ物など、互いの文化や日常について英語と日本語で自由に会話を楽しみました。交流の最後には、大学生の皆さんに校内を案内し、施設や部活動の様子を紹介しました。実際の学校生活を身近に感じていただくことができました。
【参加生徒の感想(一部抜粋)】
「アメリカの様子や将来の夢、日本で体験したことなど、さまざまなことを聞いて、わからない単語があっても予測してすぐに返答する実践的な英語の学習ができたと感じる。新しい表現や知識を得られて、楽しかった。」
「外国人の人と話す機会が全然ないので、今日の体験はとても楽しかった。英語が流暢に話せる同級生がいてとても驚いた。また、生徒同士の会話でも英語を使って話したことが新鮮だった。」
「大学生の方がゆっくり話してくださったおかげで、聴き取りやすく、スムーズに会話することができました。また、わからないことがあると先輩や英語が得意な人が教えてくれたので、誰もわからなくて交流できないということがなく、とても有意義な楽しい時間になりました。」
「英語と日本語をまぜながら質問し合い、自分の英語がきちんと伝わっていることを実感でき楽しかったです。また留学生の日本に対する熱意を聞きとても誇らしく思う反面、海外の方が憧れるような日本に住む1人として恥ずかしくないように過ごしたいと思うきっかけとなりました。」
3年次PTA研修会・3年次進路講演会
令和7年5月22日(木)に3年次PTA研修会と3年次進路講演会を行いました。
講師に日本進路指導推進協議会 会長の山口和士先生をお招きし、「子供の未来を拓く親としての基本-◇親として子供を成長させる10の条件◇子の巣立ちを助けるために◇」と題して、3年次生の保護者約100名に対し、講演していただきました。その後、3年次生に対して、「-これからの世界を拓く年若き同志達へ-◇夢を現実にするために◇自らを高める学習戦略・志望校突破戦略◇」と題して、講演をしていただきました。いずれの講演も、のべ4万人以上の生徒と面談を重ね、毎年難関大学に多くの合格者を出している経験から裏打ちされたノウハウがつまったもので、生徒・保護者ともに新たな気づきを得ていました。講演会終了後、希望した14名の生徒が、山口先生と面談を行いました。
1年次 探究科 理数生物 地域フィールドワーク
令和7年5月21日(水)の3~5校時に、1年次探究科「理数生物」の授業の一環として、地域フィールドワークが実施されました。本活動は、地域の自然や文化に触れることで探究課題の発見につなげるとともに、教科横断的な視点からも知識を結びつけ、思考力を養うことを目的としています。
フィールドワークでは、広瀬川の水質を調査するため、水生昆虫の採集や水質調査用パックテスト試薬を用いた化学的酸素要求量(COD: Chemical Oxygen Demand)の測定を行いました。加えて、広瀬川流域の植物群落を観察し、植物の名前や特徴について理解を深めました。
また、伊達政宗公の時代に整備された「四ツ谷用水」を実際に歩きながら、本校地理教員の説明を受け、広瀬川の河岸段丘がどのように活用されてきたかについても学び、自然地形と人々の暮らしの関係を体感しました。
令和7年度 2年次進路講演会
令和7年5月8日(木)、6校時・7校時に大講義室で2年次進路講演会が行われました。
講演者は、教育系YouTuberとしても活躍されている宇佐美天彗(うさみ すばる)先生で、「志望校を高く持つ・モチベーションを保つコツ」と題して講演していただきました。
ご自身の経験をもとに、自分の強みを生かして戦略を立て、東京大学に合格されたエピソードをお話しいただきました。
また、「狂気(やりたい理由)は論理(やらなくていい理由)に勝る」、「勉強=ゲーム」、「人と違うというコンプレックスこそが才能を見つける鍵になる」など、生徒の心に響くメッセージを数多く残してくださいました。
最後には、宮城第一高校の皆さんへ向けて「優れるな、異なれ」という力強い言葉を贈ってくださいました。
生徒たちは、講演を通じて“最後まで諦めずに目標に向かって努力しよう”という前向きな気持ちを抱いたようです。