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カテゴリ:課外活動

研究室訪問に行ってきました

本校では、コスモス理科実験講座の一環として「研究室訪問」を1年次で行っております。

今年度の研究室訪問は6月22日、考査の最終日に実施され、「東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター(CYRIC)」へ行ってきました。今回の参加者は希望者22名でした。この研究施設では、サイクロトロンという加速器によって放射性元素を生成し(物理分野)、生成した放射性元素を用いた薬剤を合成し(化学・薬学分野)、放射性元素用いた薬剤によって癌などの検査などに利用する(医学分野)という、様々な分野が連携した研究などを行っています。分野ごとに実験室で説明をしていただき、参加生徒たちも積極的に質問していました。研究室訪問前は、放射線という言葉にネガティブな印象を持っていた人もいたようですが、様々な分野で必要不可欠なものであることを知り、視野を広げ、今後の進路を考える上でも大変参考になったようでした。

CYRICの見学の後は、東北大学の学生が立ち上げたベンチャーの研究室にも見学させていただきました。宇宙線を観測する研究を行い、地元や世界の高校生を巻き込んだ探究活動を行っている「加速キッチン合同会社」という所です。学生の方々から取り組みや大学での生活など、様々なことを教えていただき、大変刺激を受けてきました。

コロナ禍にあっても本当に丁寧に対応いただき、有り難うございました。

本校生にとって大変貴重な経験になりました。

写真1 サイクロトロンの説明の様子写真2 サイクロトロン写真3 HOT CELL(薬剤の合成)①

写真4 HOT CELL(薬剤の合成)②写真5 PET診断装置の説明①写真6 PET診断装置の説明②

写真7 加速キッチン合同会社での説明写真8 加速キッチン合同会社の研究室見学写真9 東北大学青葉山キャンパスにて(後ろが理学部の建物)

 

東北大学『科学者の卵』養成講座 希望者向け全体ガイダンス 

 

4月26日(月)の放課後,東北大学『科学者の卵』養成講座へ参加を考えている生徒への希望者向けガイダンスが行われました。この講座は,科学に興味がある高校生を東北大学理数系全学部の大学の先生方が直接指導下さり,体験や経験を通して世界で活躍できる科学者を育成するプログラムです。全国で80名限定,5月14日応募締め切りとなっています。

校内で行われた説明会には1・2年生20数名が集まり,担当の先生からの説明を受けました。その後,現在養成講座に参加している2年生から,その取り組みや研究内容が報告されました。多くの宮一生が受講できることを期待したいと思います。

東京大学 高校生と大学生のための金曜特別講座

 

 

4月23日(金)の放課後,1年生の3名が東京大学による金曜特別講座に参加しました。

 今日の講座内容は,「カーストとは何か─インドの歴史人類学から再考する」として,教養学部の田辺明生教授がオンラインで行って下さいました。参加した生徒からは,東京大学の先生の授業を受けることができて嬉しい,内容も面白かったとのことでした。

なお,次回は4月30日(金),教養学部統合自然科学科の市橋伯一教授による「分子から生命をつくる合成生物学」が予定されています。