理数科の行事
コスモス理科実験講座「H29つくば宿泊研修~エネルギーについて学ぶ~」
毎年恒例の夏休みに行われる、様々なエネルギーの利活用について最先端の研究を行っている施設を訪問してエネルギーについて学ぶ2泊3日の宿泊研修。 2日目の夜には本校卒業生を含む筑波大学の5名の学生さん |
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との懇談会を行い、大学生活や受験勉強などの貴重なお話を聞くことができました。 【主な研修日程】
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コスモス理科実験講座「最先端の放射線医学を学ぶ」
放射線医学の研究とその応用について深く学ぶ実験講座が7月29日、8月3日~5
日、8月10日の3回にわたり開催されました。この講座は公益財団法人中谷医工計測
技術振興財団の助成を受け、放射線医学総合研究所、東北大学医学部放射線診療科
および東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターの協力を得て行われ
ました。本校の他、仙台三高、仙台向山高の生徒も参加し、交流を深めました。
コスモス理科実験講座「研究室訪問」
【訪問先】東北大学大学院生命科学研究科(片平キャンパス)
植物生殖遺伝分野研究室(教授:渡辺正夫)
最先端の研究をしている研究室の見学や大学の施設設備で実験・実習を体験するのが研究室訪問です。
今年度は7月13日に,1年次進路講演会や東北大学科学者の卵養成講座でお世話になっている渡辺正夫先生の研究室を見学し,植物の生殖活動全般を分子遺伝学的アプローチで解き明かす研究,特にアブラナ科の自家不和合性についての研究の紹介や,研究室所属の学生による大学生活の紹介,進路についてのアドバイスなどをいただきました。
【生徒の感想より】
○ 今回の講義を聞いたことにより,生物や植物への関心が高まりました。とてもおもしろかったです。研究室のものをた くさん細かいところまで説明してくださり,興味がわきました。本当にありがとうございました。
○ 研究室を訪れることで,目指す学部の具体的なイメージをつけることができたので,とても有意義でした。研究環境がとても充実していて感動しました。
コスモス理科実験講座「研究室訪問」
【訪問先】東北大学大学院生命科学研究科(片平キャンパス)
植物生殖遺伝分野研究室(教授:渡辺正夫先生)
本校独自の企画として、最先端の研究をしている研究室を訪問し、高度な施設設備を備えた大学の研究室で実験・実習などの体験ができる「研究室訪問」を行っています。
今年度は平成29年7月12日(水)に,1年次の「進路講演会」や2年次「課題研究」、また「東北大学 科学者の卵養成講座」などでもご指導をいただいている教授・渡辺正夫先生の研究室を訪問しました。 渡辺先生の研究室では、アブラナ科植物の自家不和合性における分子機構の解明や高等植物の受粉に関わる花粉・柱頭因子の遺伝学的解析などについて、様々な研究材料を用いて高度な分析を行っているとのことです。渡辺先生からは生徒の疑問に対して丁寧に説明していただき、普段は見ることのできない実験機器などにも実際にふれ興味深い研究の様子を知ることができました。
さらに、研究室所属の大学院生による研究内容の紹介、進路についてのアドバイスなどをいただくなど、参加生徒にとっては非常に貴重な時間となりました。
【生徒の感想より】
○ いままで見たことがない様々な設備を見ることができ、とてもわくわくしていました。実際に研究室で研究している
方々のとても明るい様子を見て、私もこのような研究設備の整ったところで勉強したい、自分のやりたい研究をしたいと
今までよりも強く思うようになりました。今回見学できて本当に良かったです。(1-6女子)
○ 今回はありがとうございました。植物の自家不和合性についてよく理解することができました。また実際に使用されて
いる実験機器や、それらを操作しているところを見ることができ、よい体験となりました。私は生物部に所属していて、
今まさに植物の研究をしています。今日の体験を活用していけるよう努力していきます。(1-7女子)
なお、研究室訪問の様子は渡辺先生の研究室ブログでも紹介されています。こちら(外部リンク)もぜひご覧ください。
2年次理数科出前授業
『リズムとコンテキストから脳の働きを探る』
講師:東北大学医学部生体システム生理学分野
教授 虫明 元先生
脳にある二つの興味深い特性、一つは大脳皮質の活動は様々なリズムで振動し
その場所も変化すること、もう一つは我々の行う判断はコンテキストに強く影響
を受ける事です。そしてこれらが脳の共通の働きに依存することがわかってきま
した。
先生の声の波形の観察や錯視のデモなどを使って説明してくださいました。※
コンテキスト(コンテクスト)・・・「文脈」「状況」「前後関係」「背景」
『室温超伝導への挑戦!』
講師:東北大学工学部電気情報物理工学科 応用物理学コース
准教授 加藤 雅恒先生
現在発見されている超伝導物質は最高でもマイナス138℃以下でないと超伝導
を示しません。もし室温で超伝導を示す物質が開発されれば、超低温にするため
の電力が必要でなくなり、地球環境問題を一気に解決できるそうです。先生が室
温超伝導を目指してどのように研究しているかについて話をしてくださいまし
た。