保健講話(2年次)
令和7年9月25日(木)に、2年次保健講話を実施しました。
東北医科薬科大学医学部 精神科学教室 病院准教授 福地成先生をお招きし、『「まあいいや」で終わらせない-こころと健康の話-』と題して御講話をいただきました。
思春期に特有の「流されやすさ」「自己責任の考え方」に焦点を当て、学校生活で起こりうる具体的な場面についてグループ討議や全体共有を繰り返しながら、生徒たちは「自分だったらどうか」という主体的な姿勢で講義に参加していました。生徒たちが心の健康に対する意識を個人から全体に向け、人々のつながりや社会環境で支え合うという選択・行動指針を得る良い機会となったのではないでしょうか。
<生徒の感想>
・普段あまり考えたことがなかった自己責任論や同調の力などを学ぶことができて新鮮だった。悩み事があった時、広い視点を忘れずに解決策を見つけ出せるようにしたい。
・自分が行き詰まった時に、心の拠り所となる場所を作るのが良いというお話を聞き、自分にはそういう話を聞いてくれる友人や家族がいるので、大切にしようと思いました。
・心の健康は一人で守るのではなく、みんなで支え合うというものというのが心に残ってるし、これから大切にしようと思った。
・自己責任論が強いタイプだったが、今回の講話を受けて違った見方、その背景や環境なども考慮することが必要だと思った。環境を決めるときには自分の責任があることを忘れずにいようと思った。