カテゴリ:発表会

平成27年度 課題研究報告

●校内課題研究発表会

 2月12日(金)1校時から6校時まで、理数科2年次全員が理科講義室の中で集中して、お互いの成果を発表しあう、校内課題研究発表会が開催されました。課題研究発表会では、理数委員が司会・計時係を務め、各研究班が1年間の研究成果を互いに発表し合うと共に、質疑応答の時間においては、質問や感想などが多く出て、活発な発表会となりました。また、講師として宮城教育大学理科教育専攻教授の出口竜作先生をお招きし、具体的な講評をいただきながらこれからも様々な場面で研究を進めていく私たちに、貴重な指針を示していただきました。

 

 

●宮城県高等学校理数科課題研究発表会

 3月3日(木)の午後、県内に理数科を設置している宮城一高、仙台三高および仙台向山高の三校による「理数科課題研究発表会」が宮城県庁2階の講堂を会場に開催されました。本校からは、「コルベ・シュミット法によるサリチル酸合成(化学分野)」と「二通りの箱が折れる展開図~つまみ食いを隠すには…?~(数学分野)」の2班が代表として発表しました。
 他に、仙台第三高校からは「どうやって防ぐ液状化(地学分野)」「DNAの塩基配列からヨモギタマバエの生活史を探る(生物分野)」、仙台向山高校からは「燃料電池の効率~酸と塩基~(化学分野)」「空から物資を届けたい(物理分野)」というテーマの発表があり、検証結果や新発見、有効性についての詳しい説明があり、会場からも活発に質問が飛び交いました。

生徒の感想

研究の目的が明瞭で、仮説も分かり易かった。どうしてそんなに思いつくのかと驚いた。学校の雰囲気もそれぞれ感じられた。(1年)
どの班も実験をしっかり行い、質問にも適切に答えていてすごいと思った。来年先輩方以上の発表ができるよう参考にしたい。(1年)
質問でも私が着目していなかった点について他校の人が聞いていて、いろいろな観点に触れられたのが有意義でした。(2年)
自分たちの発表まではよかったものの、質疑応答に対し、あらかじめどんな質問が来るかをもっともっと考えておけばよかった。(発表者)