コスモス理科実験講座「研究室訪問」part 2 2019.9.25

理数科行事の「研究室訪問」。今年度は普通科の生徒も含め,参加希望者が多く,2回に分けて実施しました。

第2回の今回も1回目と同様,東北大学大学院生命科学研究科を訪れ,東谷篤志教授,日出間純准教授,佐藤修正准教授から研究を紹介していただき,大学院生で宮一の先輩である磯村さんのお話しを伺った後,研究施設内を見学しました。

 

 参加した生徒の感想や,訪問先の先生方へのメッセージを紹介します!

◇今回はとても興味深いお話をいただき,ありがとうございました。私は,農学系にあまり関心がなかったのですが,今日のお話を伺って少し興味が持てました。私は将来の夢がまだ決まっていないので,新しい選択肢が増えてうれしかったです。そして,自分は大学を終えたら就職するのだと,漠然と考えていましたが,大学院に入って自分のテーマで研究をすることにも,とても興味がわきました。なかでも,ゲノムの研究がとても興味深かったです。お話しを聞いてとてもおもしろそうだと感じました。そんな将来の夢を実現するためにも,もっと勉強を頑張ろうというモチベーションになりました。

(理数科1年 A.K.さん)

◇筋肉についての研究のお話にとても興味がわきました。重力がないと筋肉は落ちてしまうと聞いて,重力は筋肉を形成する上でとても重要な役割を持っているのだなと思いました。また,人間の筋肉と同じような筋繊維を持っている線虫を用いた実験でも,無重力空間(微小重力)では筋肉の動きが鈍くなっていました。その結果を知り,人間だけでなく昆虫なども同じような現象が起こっていることに驚きました。人間を一生物として見ることで新たな発見があるのだと思いました。これからも様々な分野を探究して,将来につなげていきたいと思います。

(普通科1年 Y.A.さん)