コスモス理科実験講座「研究室訪問Ⅱ~ミヤイチラボinうみの杜」

【訪問先】仙台うみの杜水族館

本校独自の企画として、大学の研究室や様々な研究を行っている施設を訪問して講義の受講・質問・見学などをする「研究室訪問」を行っています。
今年度2回目の今回は3月27日(火)に,1年次の「プロフェッショナルトーク@理数科」でもご指導をいただいた荒川美緒先生の御協力により仙台うみの杜水族館を訪問しました。 まず,研究職員の大谷さんから松島湾に生息するサンゴタツの生態についての学術的な講義をしていただきました。続いて荒川さんから水族館の意義や職員の業務について、また研究を続けているクラゲの生態についての講義を受けました。
さらに、普段は見ることのできない水族館の「バックヤード」も特別に見学させていただきました。ちょうど27日から観覧できるようになったスナメリをはじめ多くの水生生物の生態について学ぶことができ、水族館の社会的意義についても理解でき、参加した生徒にとっては非常に貴重で有意義な機会でした。

 【生徒の感想より】
○今回初めて仙台うみの杜水族館に行くことができ、またバックヤードまで見学することができ、とてもよい経験になりました。講義①の大谷さんのサンゴタツの研究のお話を聞き、この宮城県にもタツノオトシゴが生息していることを知り驚きました。また、メスがオスの育児嚢を目で見てペアをつくっていることや、繁殖期が5~8月であることなど、2年次から始まる「課題研究」に活用できそうなお話もきくことができよかったです。講義②の荒川さんのお話では、水族館での仕事や役割などを詳しく聞くことができ、またクラゲの受精についてのお話を聞けてよかったです。バックヤード見学では、大水槽やイロワケイルカのプールが屋外にあることに驚き、獣医さんの仕事も少

し見ることができたり標本をつくったりエサを用意しているところを見たりすることもできました。今回の訪問はとてもよい体験になりました。(1-7女子)
○今回の水族館での講義や見学を通して水族館の仕事内容や施設設備について深く知ることが出来た。講義では水族館での仕事が接客や飼育生物の世話だけでなく環境調査や生物研究が含まれていることを知り驚いた。特に大谷さんの講義でのサンゴタツの繁殖についてが印象に残った。見学では、水族館の裏側の大変さを感じた。日々多くの水槽の手入れや世話だけでなく病気の生き物の治療、死んでしまった生物の解剖を通して死因を特定まで行っていることを知り、とても驚いた。そして、この見学で特に印象に残ったのは職員の皆さんの知識の多さである。自分の担当外の生き物のことであっても把握しているだけでなく、どんな質問にも素早く答えてくれる。また、その職員が何十年も水族館に勤めてきたベテランというわけでは 
なく、また勤め始めて数年だということにも驚いた。
これらのことを今回の講義・見学を通して知り、水族館の飼育員という職についてとても興味をもった。(2-7男子)