国際探究科ではどのようなことを学べますか
国際社会や日本社会の文化や歴史,制度,課題などについて,系統的に理解を深めます。また授業の中で,海外の学校とオンラインでつなぎ対話する過程で,文化や歴史の比較を行ったり,コミュニケーション能力の育成を目指したりします。探究スキルを活用し,現代的な諸課題に対して社会科学・人文科学的な手法で探究活動を行い,海外に発信する力もつけていきます。
国際社会や日本社会の文化や歴史,制度,課題などについて,系統的に理解を深めます。また授業の中で,海外の学校とオンラインでつなぎ対話する過程で,文化や歴史の比較を行ったり,コミュニケーション能力の育成を目指したりします。探究スキルを活用し,現代的な諸課題に対して社会科学・人文科学的な手法で探究活動を行い,海外に発信する力もつけていきます。
数学及び理科における概念,原理・法則などについて,系統的な理解を深め,実験やフィールドワークを通して,課題の解決や新たな価値の創造に向けて積極的に挑戦しようとする態度を養います。探究スキルを活用し,現代的な諸課題に対して科学的な手法で探究活動を行い,海外の学校と交流し,研究内容の発表や議論を通して,海外にも発信する力もつけていきます。
現代の社会では,文系・理系といった分け方では解決できない問題が多くなり,教科や領域をまたいだ分野への期待が高まっています。理数探究科では,「国際」と「理数」の専門科目がどちらも学べるようになっています。1年次生では学際的な見方や科学的な見方や考え方を学んだ後,2年次から「理数」の科目を重点的に学ぶことについては今までの理数科と同じです。しかし,国際の科目も学ぶことで,研究成果を海外に向けて発信する表現力や対話する力をつけていきます。また,自ら課題を設定して探究する活動の時間が増えています。
英語科は「英語に関する学科」に属し,英語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,情報や相手の意向などを理解したり自分の考えなどを表現したりする実践的コミュニ ケーション能力を養うことを目指している学科です。
国際探究科は「国際関係に関する学科」に属し,国際教育や外国語に関する専門科目を学び,国際社会に生きる人間として必要な資質やグローバルな視点を身に付け,現代の国際社会が抱える様々な課題を解決する力を養うことを目指している学科です。本校では,自ら課題を設定して探究する活動を通して,これらの力を養います。そのために必要な科学的な方法などを学校独自の探究の授業や理数に関する専門科目も学びながら身に付けていきます。
学ぶことが楽しくなる,進んで学びに向かいたくなる,生徒自身の「なぜ?」という疑問に向き合う授業を展開します。例えば,実社会で起きている課題や自ら設定した課題に対して,それらを解決するための手法や考え方を学びます。また,タブレット上の様々なアプリケーションを活用するなどして,生徒たちが自ら学びに向かう時間をつくり,深く考える授業を提供します。
国際探究科・理数探究科どちらの学科もオーストラリアへの短期研修を予定しています。現地での自然体験や市街研修はもちろんのこと,高校や大学を訪問して交流を深めたり短期間でもホームスティを体験したりします。
新しい大学入試制度が始まり,今まで以上に高校での活動(探究活動や部活動,ボランティアなど)が重要視されることになりました。特に,総合型選抜や学校推薦型選抜では,思考力や判断力,表現力やプレゼンテーション力を求める大学が多くなりました。一般選抜で合格する学力を育成することはもちろんですが,様々な経験や探究活動に重点を置くことで,募集割合が増えてきている総合型選抜や学校推薦型選抜に意欲的に挑戦する生徒の育成を目指しています。
国際探究科・理数探究科の入学定員あわせて80名を一括募集(くくり募集)します。くくり募集とは,入学時に志望学科を決定せず「国際探究科・理数探究科」として一括で募集し,入学後,2つの学科に共通する教科・科目を学びながら自分の将来の進路と興味・関心,能力・適性を考え,1年次中に学科を決定する方法です。
1年次の前期に2つの学科の説明会,希望調査,個人面談,三者面談を実施します。その上で,本人の希望を重視しながら,総合的に判断し,最終決定は12月初旬予定です。高校入学後,自分の将来を見定めた後に学科の選択ができます。
なお,2クラス(80名)で入学しますが,2年次以降2つの学科に分かれてそれぞれの専門科目等を学ぶことになります。
国際探究科・理数探究科からのみ普通科を第2志望とすることができます(普通科を第1志望とする場合には第2志望は選択できません)。志望者は忘れずに願書に記入してください。また,第2志望をすることで第1志望の合格に関して有利・不利が生じることは一切ありません。